こんにちは、岩手事務所の高久です
私は今年の2月に岩手事務所へ赴任し、それ以来、幼稚園・保育園を対象にした心のケアプロジェクトを担当してきました。
私が赴任して間もない3月のことでした。
アセスメントに伺ったある保育園の事務局長から紹介を受け、東日本支援クレヨンネットチーム岩手様の行うアートセラピー活動を見せていただく機会がありました
部屋いっぱいに敷き詰められたシートの上に、ぬり絵、画用紙、クレヨン、絵の具、紙粘土、折り紙など置いてあり、子どもたちは自由に好きなことをして楽しんでいました
正直、岩手に来て子どもたちがこんなにいきいきと楽しそうに遊んでいる姿をはじめて見ました。
「この活動を大槌の幼稚園・保育園にも取り入れたい」
そう思った私は、プロジェクトを作り、東日本支援クレヨンネットチーム岩手様から講師を派遣していただくための準備を行ってきました。
また、アートセラピーには大量の画材が必要になります。
そこで一般社団法人SAVE IWATE様やInterFM様のご協力を得て、日本全国の皆様から必要な画材を支援していただくことができました
そして、今月からいよいよ大槌町の幼稚園・保育施設でアートセラピー活動を開始することができました
【7月23日、おさなご幼稚園】
アートセラピーを行うためには、施設を汚さないために養生します。
会場いっぱいに敷き詰められた養生シートの上で我々が準備を行う様子を見て、子どもたちは興味深々でした。

準備の様子
準備が終わり、講師の川村久子先生から今日の説明がありました。
「なんでも好きなことをしていいですよ」
と先生が子どもたちに伝えると、子どもたちはシートの上でおもいおもいにぬり絵やお絵かき、粘土を楽しみました
水彩絵の具を使用している子どもたち
子どもたちと粘土であそぶ東江スタッフ
子どもたちがのびのびと創作活動を行う様子を見ることができました
【7月26日、大槌町託児所】
大槌託児所は園児が6人という小規模の園です。
開始直後は先生の顔を伺いながら遠慮気味にぬり絵をしていた子どもたちですが、徐々に好きな絵を描いたり、折り紙をしたりと楽しんできている様子でした

託児所のアートセラピーの様子
この日の一番人気は紙粘土でした。 お魚やお団子などを作って遊んでいました。

講師の川村久子先生が「粘土に色をつけてもいいよ」と子どもたちにお話しすると、筆で好きな色を塗りはじめました。
色を塗り、粘土をこねていると次第に粘土は綺麗な色に変わっていきました。
子どもたちの好奇心は止まりません
絵の具の入ったトレーに粘土を直接つけはじめました
手の汚れなど気にしません
さらに、川村先生が持ってきた木工用ボンドも紙粘土に混ぜ遊びはじめました。
子どもたちの想像力のままに、好きなように表現してもらうことによって、子どもたちが内に秘める想いを発散してもらうというのがアートセラピーの目的です。
川村先生によりますと、定期的にこの活動を実施することによって、子どもたちの表現する色使いが豊かになってくるそうです。
今後の活動が楽しみです。
