自転車講座⑩ ブレーキ | GMT Cycleのブログ

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こんにちは!! スタッフの大野ですぺこ

…またまたご無沙汰してしまいました(;・∀・)
その間、店長ひさびさの日記更新もあったようですがw

自転車講座もいよいよ大詰め!
皆さまのイメージする自転車も完成に近づいたはず 自転車
それでは自転車講座いきまーすダッシュ


自転車講座⑩ ブレーキ

日本で販売されているフレームや完成車で販売されているピストバイクにはブレーキが付いているのですが、
NJS規格(競輪用)のフレーム、海外限定モデルなどにはブレーキを取り付ける想定がされていないものがあります。

自転車本体にキャリパーブレーキを取り付ける穴・台座がなかったり、
キャリパーブレーキのアーチがリムに届かなかったりするので、加工・工夫が必要になります。

日本の法律ではブレーキの取り付けが義務づけられており、違反すると5万以下の罰金になりますΣ(゚Д゚)

違反金はともかく、自分・他者の安全のためブレーキは必ず取り付けましょう!!


●ブレーキ取り付け例

ピストバイクの場合だと基本的にはピストバイク専用のブレーキか、ロードバイク用のものを使用することが多いです。
タイプとしてはキャリパーブレーキというものになります。


フロントブレーキ

通常はフロントフォークの肩に穴を開けて取り付けます


穴あけ加工をしなくても、フロントフォークのレッグに取り付ける方法があります


ダイアコンペ ピスト用 フロントブレーキ







リアブレーキ

元々ブレーキを取り付けることができるフレームに関しては
シートステーブリッジに穴が開いているのでそのまま取り付けることができます



ブリッジに穴があいていない場合は、金属板二枚でシートステーを挟み
その金属板を台座としてキャリパーブレーキを取り付ける方法があります

通常のキャリパーブレーキよりもアーチの部分が長くできていますので、
リムまで距離がある場合もほとんどのフレームで取り付けが可能です!!

ダイアコンペ ピスト用 リアブレーキ




それでもブリッジの位置が高く、ブレーキのアーチが届かない場合や
アーチの短いロードバイク用の高性能なブレーキを取り付けたい場合は
店長の過去記事で紹介していた方法もあります(*^^)b




●ブレーキレバーの取り付け

ハンドルバーの形状・ポジションに合わせ、お好みで♪おんぷ

ハンドルバーのセンター径は25.4mm、26mm、31.8mmが主流です。
(参照記事:自転車講座⑤ ハンドル周り その2

ハンドルバー径に対応したブレーキレバーを選びましょう(=^・^=)



フラットバー


ママチャリ、マウンテンバイクなどに代表される一般的なフラットバー&ブレーキレバーです。



ドロップバー


ステム付近にブレーキレバーを取り付けた例です。


曲がり上部にブラケットを取り付けた例です。



ブルホーンバー






ブルホーンバーはステム付近かバーエンドに取り付けます。

バーエンドに取り付ける場合、バーエンドの穴とブレーキレバーの取付ボルトのサイズが合うか
事前に確認が必要です!!


●ブレーキケーブル

ブレーキケーブルはインナーケーブル、アウターケーブルの構成になっています。


インナーケーブル

インナーケーブルの種類は2種類あり、ケーブルエンド部が筒型なのがロード用(画像左)
太鼓型なのがMTB、ママチャリ用(画像右)になります。


アウターケーブル



アウターケーブルもロード用、MTB用の違いがあります!
ライナーの硬さがロード用は硬め、MTB用は軟らかめになります

正しい組み合わせで使いましょう(*^^)b




これで一通りのパーツの取り付けが終わりました!!
ついに自転車が完成です きらきら自転車きらきら

皆さまの完成イメージはどんな感じでしょうか??

当店では自転車を組むお客様のご相談もお受けしてますので、お気軽にご連絡下さい電話


しかし、これで終わりではない自転車講座w
次回はライト、鍵などアクセサリー類のお話の予定です!!

では、また~んぢゃ。


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