古河 鉱業 大峰 炭鉱2 | 鶴嘴さんのブログ

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全国の旧鉱山や旧炭鉱の調査を行っております。

古河 鉱業 大峰 炭鉱の続編、

今日は、
旧大峰事務所を中心に調査を行います。


先ず 調査目標を車で特定します。

やはり 車窓からでも気になる場所が多い。




何故このような場所に、

コンクリート製の遺構。



そして、
その坂を登ると幼稚園があり その真ん前に四角い建物が、

当時の劇場。


地元の方に聞き取り調査も行う、

「あそこの劇場は、放火されたんよ」
「約900席は あったかな」

そんなに大きな劇場だったのか…

キューブ形で駐車した車の後方には 券売所のような小部屋も確認できる。



現在は 駐車場になっている。



劇場をあとにして大峰 事務所がある場所に。

元々は 大峰炭鉱病院だったところを 後に事務所として使用していたという、

中も見たいなと古河金属に連絡をさせていただきました。


「申し訳ないのですが中に入っての見学は、許可できません。」

やはり そうですよね…




できるだけ 内部を確認する、

左側、

建物は びっしりと蔦に覆われ 遠くから見ると、
緑色の建物のようだ。







先程の劇場から坂を登り詰めると門柱が残る、


現状況は このようになる。







鉄格子がついた建物とレンガの建物の遺構。

本当に申し訳ないのですが ここも立入禁止なので柵の外から撮影。


元々の状態が見たいため、
昭和46年頃の航空写真をみるとかなりの建物が見えます。

地元の方が言うには、
竪坑櫓らしき建造物もあったとか…



大峰炭鉱の配置図を見るのですが丁度この場所が欠けていました。


そして、
この地区に古い橋がありその橋をくぐった所の斜面が土砂崩れしていて そこからコンクリートの基礎らしき物が見えてます、

地元の方に聞くとあの高台には 捕虜の収容所みたいな建物があったとの事。



この敷地の隣にはお地蔵さまが祀られていて、
今でも綺麗な花が供えてありました。

このお地蔵さまは 何か関係があるのでしょうか?

この日は これを最後とし、帰路についた。