古河 鉱業 大峰 炭鉱3

続編の続編、

大峰炭鉱の鉱区は 広大で 今回は 調査範囲を広げます。

まず、

はじめにとあるお店屋さんのお隣にこんな遺構が、



これは 火薬庫。

やはり、

色々な事を考えて この谷深くに位置する所に設置したものと思われる。




詳しい事を、

丁度 お隣に商店があるので そこに聞き取り調査を行いました。

商店には お婆さんと息子さんが在宅しており、

色々とお話を伺った。                      

昔のお話を伺っていると息子さんが、

「裏にも炭鉱の何かがあるみたいで この前も誰か見にきとったバイ」


との事で そこを拝見させてくださいました。


「別に見るだけやろ？ 見るだけやったらよかと思うよ」


竹林の中に入ると、

坑口だろうか？


煉瓦製のアーチ形をした遺構。

(嘗ての風景)


大峰 炭鉱 火薬倉庫と書かれていた。

後方に長く伸びているように見えるのだが…

排気坑では ないだろうか？


隣の建屋、

ちょっと新し過ぎる気がするが先程の写真にも写っている。

奥に進むとレンガの遺構が、

煉瓦製の遺構が多い。




あれは、

これも 坑口です。

レンガでがっちりふさがれてふさいだところにガイシらしき物が埋め込まれてます。

大きさから言えば小さ過ぎる やはり 排気施設だったのか？


今後も少し詳しく調べてみよう。