共同 石炭鉱業(株) 島廻 炭鉱3 | 鶴嘴さんのブログ

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全国の旧鉱山や旧炭鉱の調査を行っております。

続編、

この島廻地区は 個人的に好きになってしまい、
今回もまた 再訪した。


資料が少ない炭鉱ながらも地元の方のおかげで詳しい事がわかりました。



以前 お話を伺った 店舗の方と道端で一時間程 
井戸端談話を楽しんだ。

昔の写真も見てもらいましたが、

ポケットの写真です この写真を見てもらうと、

「これは このアングルから撮った写真バイ」

赤い印がポケットの位置だそうです。

しかし、
操業時の写真を見るとかなり急斜面に見えるのですが…

それも 伺った、

「(笑) もう、斜面はだいぶん削られとるよ」

「地形もかわっとるけね。」




坑口から採炭された石炭をここで選炭し積込んでいたようだ、

さすがですね…


そして お店の方に戻り、
お店の周辺の事も教えていただきました。



「前は 戦後に家が建つまでは ボタ山やったし、店の裏側はトロッコやコンベアが走っとった」

こちらが元ボタ山方向、



こちらは お店の裏側 ここには 木製の橋が何本もかけられ、コンベヤが通っていたらしい。


そして、
だいぶん下の方に積込場があったとの事で、
大島と言ってたのですがそこに広大な空地があります、

ここが積込場だったようだ。

ここは トロッコで石炭を運び 引込線に積込んで
いた積込場だった。

最後に一言、

「炭鉱観光案内できればですね、」

と言うと  その方は 豪快な笑い声で笑ってました。



この町の雰囲気や人々が好きだ…

ふと 思った。





最終的にオジサマに配置関係を教えてもらい下手な絵を書いてみた、

下手ですね…

こういうような感じだったと言ってました。

資料的な物も良いですが、
やはり 当時の時代を生きた方々と直接話す方が好きですね。



こちらの島廻 炭鉱の詳細は、
今後も調べていきたいと思います。

ありがとうございました!