1月下旬寒波の中、奄美大島と鹿児島に行ってきました。自分の記録として残しておきます。
まずは奄美大島から。
鹿児島県の離島で最も大きな島が奄美大島です。令和3年(2021)7月には、「世界自然遺産」として登録されました。奄美ブルーと称されるサンゴ礁の海に囲まれ、陸上には亜熱帯植物の森が広がります。独自に唄い継がれる島唄をはじめ、鶏飯を代表とした島料理、奄美の島々でしか製造を許されていない黒糖焼酎、大島紬などの豊かな文化も、私たち旅人を魅了します。
空からの写真です。
JALの羽田→奄美空港のフライトで到着したのは午後でした。さっそくレンタカーを借りて、まず訪れたのは空港にほど近い「田中一村記念美術館」です。
以前、日曜美術館で紹介されたことを覚えていたツレの希望でした。
三つ連なる常設展示室から構成されており、特にホールの中から見た全体の作りもとても素敵で、水に映る姿がきれいです。
旅行のオフシーズンであることもあり、喫茶&ミュージアムショップはお休みでした。
一村(いっそん)は1908年栃木生れの画家で、50歳となった1958年にに奄美に移住しました。
それまで住んでいた家を売り払い、絵も手放して奄美に移り住み、大島紬の工房でバイトをしながら、ひたすら自分の納得する絵を追求したそうです。一村の絵は、奄美大島に多大な遺産を残しています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240202/20/glucosamine/ec/ed/p/o0630076915396701587.png?caw=800)
彼の代表的な上のこの絵はルソーととても似ているというのは第一印象でしたが、様々な絵をみているうちに、やはり全然異なって、奄美の自然を愛し、亜熱帯の植物や鳥を力強く繊細な花鳥画を描いた彼なりの独特な風格があることに気づきました。
田中一村記念美術館を後にし、車走ること15分、あやまる岬に到着しました。
曇りに風が強かったので、残念ながら奄美ブルーは見ることができませんでした。
展望台
今回の宿泊施設はとても楽しみにしていたので、少し早めにチェックインしました。
つづき