釣り好きのお客様から立派なアジをいただきました
脂がのって肉厚だと言う事が見ただけで分かる程
プリップリのジャンボサイズのアジ２匹とサバ１匹
【刺身にして食べるのが一番美味しいよ
】
と、お勧めされたので早速作業に取り掛かりました
今までは魚の下処理は全てあたしがやっていたけど
YouTube先生の
おかげで、３枚開きも
得意となった
オーナーは
【俺が開くけぇ、刺身用に切ってくれ】
と言って、自ら出刃包丁を持ってザクザクと解体してました
しかし、
悲劇は
すぐに
やってきた・・
魚に集中するあまり、魚を抑えてる左手にまで注意が行き届かず
三枚に開く最中に
一緒に左指も
カットーーーーっ
【あッ
やらかしたかもしれん・・・・
】
そうつぶやき、ジッと指を見つめるオーナー
【うん・・・・
やらかしとるね
】
じわじわと指先から出血し始めました
仕事に差し支える程の深さゆえに
【どうすんよーーーーっ
営業できんなるじゃん】
と、驚き慌てふためくあたしに
【切ったのは
左じゃけぇ
問題ない
】
と、至って冷静なオーナー
いやいや・・・・
そういう問題ではない
パックリ割れた傷をいち早く治すには
絶対に縫った方が治りは早いし傷口もキレイに整う
【明日、朝一で病院行って縫ってもらう
】
と言っても
【指先に注射とか
絶対無理ッ
大丈夫よ
そのうち治るけ～
】
と言って、絆創膏で応急処置をして作業は続きました
魚の血なのか、
オーナーの血
なのか・・・・
逆に生血が気持ち悪くなって食べる気が失せそうになったけど
最後に丁寧に洗って刺身用にカットすれば
肉厚のアジの刺身が完成です
刺身醤油にたっぷりの油が浮き出るくらいに
脂の乗った刺身はとても美味しく
一瞬でなくなりました・・・・
早すぎだろッ
ちなみにサバは煮付け用に保存しておいたので
近々そちらも美味しく調理して頂きます
でぇーーー
オーナーの指は
どーなったかと言うと
絆創膏からはみ出そうになってる出血を
更に追加で絆創膏を貼って止血してました
傷跡が残るかもしれんよ
と、気にかけてやっても
そんなの別にいい とにかく治ればいいんよ
と開き直り、何の消毒もしないまま
化膿することもなく、治りつつあります
医者いらずとは
まさにこの事
しがも貼り続けた絆創膏は、ダイソー商品
そんなやっすい絆創膏でいいんなら
追加でまたダイソーの絆創膏を買っておこう