ミモザの花言葉は
秘密の恋
何だかワクワクする魅惑の花言葉だけど
その花言葉も国によって違い、イタリアでは感謝
日本では優雅または友情と、様々なようです
結婚式のブーケとして使われる事もあり
ドライフラワーにしても黄色はそのままなので
何かと重宝するお花のようです
そんなミモザを一目
見たくて岩国へ
やって来ました
登山口へ向かう途中にある巨大なミモザ
ここまで立派なミモザは初めて見たのでビックリ
遠くからでも一際目立つ黄色一色のミモザは
フワフワの綿帽子のようで、ホントに可愛い
そうなると、パチカメオーナーは
シャッターを押しまくり
ミモザのみならず、そこら中に咲いてる花を
片っ端から撮影しまくるので
なかなか前に
進みません
しかし、何枚も撮影した甲斐あってか
はたまた腕が上がったのか今回は見事なショットが撮れてました
【いいじゃん めっちゃ綺麗に撮れとるよ】
と、褒めてあげたら調子に乗ったようで
その後もお花男子は続きました
4月に咲くであろう山ツツジも咲いてたし
これも見事なショット
最近オーナーは山歩きが、まんざらでもないようで
毎週山へ行きたいと希望するあたしに
不満を抱くどころか
大事なカメラを
常に抱えて
逆に山歩きを
楽しむように
なりました
パチカメに
感謝じゃーーー
カメラ好きのお客さんからも
とにかく写真を撮りまくって腕を磨くしかない
と言われていたので、その助言通り
山の景色や植物を撮影しては自分でダメ出しをしながら
少しずつカメラ慣れしようと努力は続きます
そんな中、ふと現れた謎の洞窟
これは防空壕なのか、それとも隠れ場所なのか
中に入る勇気がなく、逆に冬眠中の熊でもいたらと思うと
ゾッとしてすぐにその場を離れました
【とか言うけど、こんなとこに熊はおらんじゃろ】
というあたしに
【いやっおるで 見てみいこれ熊の爪痕で】
と、木を指さすオーナー
マジでぇーーー
これって本当に
熊の爪痕
なんですかーーー
確かにあまり人が立ち入らない山なので
秋は熊が出てもおかしくはないっ
そんな会話をしながら平家山に登頂
巨大岩がゴツゴツ並ぶ平家山の山頂はとても広く
眺望もバツグンです
そして常にザックに忍ばせてあるシャボン玉の出番
【いいカメラ持っとんじゃけ、いい写真頼むわぁ】
と言ってシャボン玉を吹いてみたが
結局いいカメラだとしても
空を優雅に舞うシャボン玉の撮影は厳しい
肉眼てはとてもキレイに見えるのに
写真ではその姿が
1ミリも映らないのが
悔しい
交互にシャボン玉を満喫したら山頂メシの時間です
今回は豚丼を提供
卵が割れないように卵ケースに入れる人もいるけど
そんなもの必要ございませんっ
1個ずつキッチンペーパーで巻けば
割れることなくザックの中で運搬可能
コケたらアウトだけどね
半熟卵がトローンと溶けて美味しゅうございました
なんだかんだで3座縦走したので結構な距離を歩いたけど
しかし、整備されて歩きやすいルートだったので
疲労感もなく下山中もお花を楽しむ余裕すらありました
スイセンもたくさん咲いてていい香りがしたよ
やっぱ春はいいね
たくさんの花が芽吹いて歓迎してくれるし
カメラ撮影にはもってこいの時期です
なので、振り返るとオーナーはいつも遠い
立ち止まりすぎ
やてーーー
最後の最後まで花の撮影を続け、ようやく終了
【そんだけ撮れば満足じゃろ】
と問うと
【う~ん やっぱピンボケするし難しい】
と、なかなか自分に
厳しいオーナー
そんなオーナーは帰りの踏切で停車した瞬間
慌てふためいて
カメラを取り出し
シャッターを
連打押しーーっ
そして撮った写真は
まさに撮り鉄ーーっ
いやッ
最高のショット
じゃねぇかーーっ
お花よりも風景よりもこれが一番うまく撮れてたんです
もうこうなったらお花男子をやめて
完全な撮り鉄に
変更した方が
ええんちゃうかーーっ
と思った瞬間でした