四国霊場第46番札所浄瑠璃寺の裏手にある弁天池の蓮の観
賞を終え、さて?と考えた。
申し合わせたように、近隣に三つばかりの札所がある。
最寄りには第47番札所「八坂寺」。
このところ暑気が厳しく、白装束姿もまばらだった。
▼せっかくの機会だと、その八坂寺に向かう。
舗装はされているが、昔ながらのへんろ道の周辺には菜園や
稲田が多い。
汗ばみながらおよそ1㎞くらい歩く。
時間にすれば、およそ15分ばかり。
▼やがて小さな「山門」が現れた。
見上げれば、色鮮やかな「天井画」が嬉しい。
「宝篋印塔」と「鐘楼堂」を左に見て石段を上る。
正面に青い屋根のコンクリート造りの「本堂」がある。
本尊の阿弥陀如来は、国の重要文化財。
▼だが、五十年に一度御開帳の秘仏だという。
次の御開帳は、10年先の2034年らしい。
その本堂の一角から地下に入れば、黄金色に輝く「千体仏」
が安置されている。
「大師堂」と「石仏」に手を合わせ、八坂寺を後にする。
今日の歩行数 3,358 歩。キロ数にして約 2.2 。