今年もまた、そっと覗きに出かけた。
そこは、標高1000mを超える四国山地に囲まれた高原の
街 久万高原町。
仁淀ブルーで知られる高知県と接する地にある。
冷涼な気候で四国の軽井沢と云われ、訪れる人も多い。
▼一角にふるさと旅行村があり、幾棟かのケビン・コテージ
などもある。
10年ほど前まこと。
渓流釣りの仲間10数名が別荘タイプのそのコテージを幾棟
か借り上げ、宴を開く。
▼夕闇迫るころ。
仁淀ブルーの上流の「面河渓谷」で釣ったアマゴや持参の肉
を焼き、呑みかつ食べる。
酔い覚ましに、月明かりを頼りに仲間の一人と野に出た。
ふと気づく。
▼足下に、淡いピンク色の百合が咲いていた。
後で知ったことだが、日本特産の日本を代表する百合でこの
街の町花でもある「笹百合(ささゆり)」だった。
希少な笹百合に一目ぼれ。
以来、この花が咲く頃には決まってこの地を訪れる。
今日の歩行数 5,786 歩。キロ数にして約 3.8 。