新世代のフェムケア
最近、再生医療という言葉をよく聞くと思いませんか?某有名芸能人が、膝関節の再生医療のCMをしていますよね。再生医療というと、膝が痛いお年寄りや、アスリートの治療を考えますよね。でも、婦人科の世界でも再生医療は一般的に役に立っています!有名なのは不妊治療ですが、これは限られた女性への治療です。閉経後、膣がひりひりして痛い、性交渉が痛くて辛い、膣が緩んでいるので、パートナーも自分も快感を感じられない…閉経後で雑菌が増えやすく臭いが気になるこれは、閉経後すべての女性が気にしたり、お悩みになる症状です。当院ではこの症状に対して、ヒアルロン酸注をお勧めしたおります。でも、ヒアルロン酸の効果は約1年です。でも、効果が切れたらまた追加すればいいので、半永久的に治療可能です。それに対して、再生医療による治療は、ご自分の血液から注入液を作り出します。なので、アレルギー反応が出ません。皮下に治療液を注入することで2-3か月かけて、コラーゲン成分が再生したり、筋肉の萎縮を改善しふんわりとした膣壁にすることが可能です。ただし、ヒアルロン酸に比べて、即効性は劣ります。しかし、継続は3年くらいと長期的な効果が期待できます。簡単に、ヒアルロン酸と再生医療のメリット、デメリットを載せておきます。・ヒアルロン酸即効性:即日効果が表れる(ただし、安定するまで2週間程度を要する)持続性:個人差はあるが凡そ6ヵ月~12ヵ月リスク:稀にアレルギーが生じるその他:性交渉禁止2週間再生医療即効性:1~3ヵ月かけて少しずつ効果がでてくる(患者自身の再生力を促進する治療法であるため)持続性:個人差はあるがヒアルロン酸よりかなり長い(多くの場合、3年以上)リスク:自己血液由来のためアレルギーリスクが小さい しこりが生じる場合がある(但し、顔のしわ治療と違い膣の場合、小さなしこりが生じても大きな問題にならないその他:性交渉禁止1週間(血液を元に作るので、初診料のほか、感染症検査が11000円別途かかります。)です。どちらにもメリット、デメリットがあるので、よくご相談しながら決めていければと考えております。(最初、即効性のあるヒアルロン酸を注入し、半年後再生医療を実施する、など)ヒアルロン酸も再生医療も、最初は少々から始めることをお勧めいたします。