奈良公園の鹿と浮御堂を抜けて新薬師寺へ
今回はJR奈良駅から、
三条通をそのまま東方向に進みます。
途中の交差点にある「華」というパブリックアート、
町家のローソン、角振町店、
レトロチックに装飾したものではなくて本物の町家、明治に建てられた登録有形文化財にも指定されているれっきとした古民家、
もともと老舗の豆菓子屋さんだった家屋を再利用したのだそうです。
ここで近鉄奈良駅へと続く東向商店街のアーケード、
JRの奈良駅からここまで東に約700メートル、近鉄奈良駅はここからは北へ200メートルと少し、
東大寺、興福寺、春日大社など代表的な観光スポットはすべてここからさらに北東側に、
路線数に複線単線、電化非電化の如何にかかわらずその前段から近鉄とJRとでは既に勝負ありだったんですね、
それが近年になってインバウンドの拡大からレールパス効果もありその格差は大きくく縮小、
JRがここに来て巻き返しを始めているのが面白い、今後リニアの予定もありますし関西本線の単線区間も実証実験を始めたりなど、まほろば号いにしへ号はその斥候といったところでしょうか。
時計台が見えてくると奈良公園、
猿沢の池、
水の流出入が少なくこの池の濁りは名物なのですが特にこの日は真っ黄色、通りかかった外国人観光客が「ココハイツモコンナニキタナイ?」と日本語でストレートに尋ねている声が聞こえて面白かったです。
この辺りから鹿の姿が、
突き当たりに春日大社の一の鳥居、ここを右折し、
池の北側を抜ける通りに入ると一気に鹿増量、
鹿があまりにかわいいので今回は鹿画像も大増量、ちゃんとカメラ目線をしてくれます(たぶん妙なオヤジがいるので単に警戒しているだけ)
オスの成体は雌に比べるとごっつめで可愛さ要素ではおよびませんが、
そのぶん角のカッコよさ要素で補うはずが角切り後のためごつさだけが強調されてしまっています。
鷺池まで来ました、
鷺池といえば浮御堂、近鉄のならしかトレインにも描かれて(ラッピングされて)いました。
浮御堂へ渡る橋、親柱には左に鷺池、右に蓬莱橋の表示
お堂のところまで行こうかと思ったのですが外国人カップルが入れ替わり立ち替わりだったので遠慮してそのままスルー、
鷺池を北から南へ縦断して、
通りに出て角を曲がりつつ進んでいくと、
さすがの一大観光地だけにこのような道標がそこかしこにあるので迷うことなく、
すぐ手前にある不空院、南行き道中で東側に位置するのでもろに逆光、手前で写したら真っ暗になったため振り返って撮った図、本来は道の左側に見えます。
そのすぐ先に新薬師寺の文字が見えてきましたが入り口は閉ざされています、こちらは東門、
角を曲がった先に南門、
拝観は表門であるこちらからになります。































