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私の小説レビューG

私の読んだ小説の記録です

           

 

★★★☆☆

42歳で日本初の女性総理大臣になった妻を持つ夫が、総理の夫としての自身の日常を日記として綴った物語。

 

妻の総理は、美人で凛として頭脳明晰で非常に優秀な政治家で、

総理の夫も常に妻をサポートする優しい人で共に好人物だ。

 

でも、日本の未来を本気で見据えた政策を国民に真摯に訴えたのはいいけど、前与党の長年に渡る絵空事の政治と同じように、私には総理の掲げる政策も絵空事とあまり変わらないように思えた。

 

そして、総理大臣就任中に懐妊した時の、総理が初めに公言した言葉が、自身が国民に掲げていた事に対して嘘をついて裏切るような内容で、ちょっとがっかりだった。

           旅屋おかえり

 

★★★★☆

売れないアラサーのタレントの丘えりか(通称おかえり)は、唯一のレギュラーである旅番組が自身の大失態から打ち切りになる。

 

そんなおかえりに、難病で生きる希望を失っている娘の代わりに

旅をしてきてほしいと娘の母親から依頼が入る。 

そして、おかえりは、代理旅行業を始める事になる。

 

おかえりを筆頭に登場人物らの優しく温かく誠実な人柄に癒される

ハートフル・トラベル小説。

            ロスト・ケア

 

★★★★☆

現在、日本で大きな問題となっている老人介護業界の歪んだ闇に鋭くメスを入れ世の中に突き付けて人間の尊厳を問う問題作。

 

要介護老人を46人も殺害した犯人の正体について、読者を最後までずっとミスリードしていくのもミステリーとしてなかなか面白い。

               わたし、型屋の社長になります

 

★★★☆☆

病気で倒れた父親に代わって娘が経営困難に陥ってる家業の型屋の社長になり、従業員達と力を合わせて、いろんな問題や苦難に立ち向かいながら会社を立て直していく物語。 話の展開が、大よそ想像のつくベタな物語だが、それなりに面白かった。

 

 

                                                                    

 

★★☆☆☆

神からの指示を受け極悪人と闘う使命を課せられた孤高のダークサイドヒロイン、ギャビイ・コーディ。 ギャビイは、人が発する霊気(オーラ)を見る力があり、身長180cmで体重が50キロもなく酷く痩せていたが、人並外れた身体能力や視力、聴力、嗅覚を有していた。 

ギャビイは、神からテレパシーのような指示を受けてから悪人を抹殺するまでの間、ずっと体に激しい痛みに苛まれるのだった。 そして、スラム街のボロいアパートに住み、匿名作家としてマンガを描いて細々と収入を得ていた。

 

そんな彼女の前に、清らかな霊気を発するイケメンのルーサー・クロス刑事が現れ、クロスはギャビイの非常に粗暴で謎めいた正体を怪しみながらも強く惹かれており、ギャビイも同じくクロスに惹かれていた。 このクロス刑事との出会いが、ずっと苦難だらけだったギャビイの人生にどう影響し、どう変えていくのかを描いていくはずなのだが・・・。

 

とにかくこのクロスが、相当のガリ専なのかギャビイに入れあげ、しつこく絡んでくるのが何ともキモかった。 そして、ギャビイは、性体験がないどころか21歳で性知識もほとんどない無垢な子供のようというのは、ずっと絶海の孤島に独りで暮らしていたというわけでもなく、親のような存在だった神父が死んだ3年前からは、それなりに社会生活にも触れているのに、主人公の設定としては面白いかもしれないが、さすがにちょっと無理がある感じがする。

 

しつこいクロスと同じく、アパートの大家のモーティ・バンス青年もギャビイに気があり、今は一応友達のような関係だが、このモーティも、なかなかにギャビイにしつこい。 内容的にはバイオレンス・サスペンスなのだが、バイオレンスな部分より、クロスとモーティが、しつこくギャビイに付きまとう変態恋愛ストーカー・サスペンスな部分の方が話の大半だった。