ちゃお~~~みなさん
月も変わってもう6月・・・。
こちらでは、学校が終業まであと1週間と迫り、(州により多少のズレがありますが)
それに関連して、あちこちの学校で「Festa della scuola」(=学校祭のようなもの)が開かれる今日この頃。
そんな中、昨日の午後、娘が通う小学校の全児童が、みんなで一丸となって一つの創作舞台を公演
するというイベントがありました。
小さな小学校なので、1~5年生まで各学年1クラスずつ合計5クラス・・・。
在籍児童数も75人・・・とてもこじんまりとしているけど、だからこそみんなでまとまって
協力しあえるというメリットもあり・・・もはや、毎年の学校祭にちなむ恒例イベントとなった感があり、
町の人々にも広く知られるようになった昨今。
最終学年の5年生である娘にとって、今回は参加する最後の小学校イベント。
このハレの日の舞台を公演するために、2カ月近く練習を重ねてきた子ども達・・・。
今週は、3回ほど事前のリハーサルもあり、本番を迎えるのを楽しみにしていた彼ら。
それに・・・私達保護者と親族達も・・・ね。
そんなこんなで、会場へ行くと、かなりの人が集まっており、中はすでに込み始めている様子。
すると、突然私の姿を見かけた子どもたちがわーっと駆け寄ってきて、
「チャオ!頑張るよ~」とか「準備は万端だぞぉ。見に来てくれてうれしいよぉ」と声をかけてくれた。
彼らは、私が創作折り紙を教えた生徒たち・・・。
彼らの嬉しそうな表情と、はじけんばかりの元気いっぱいのパワーに触れるたびに、元気を貰っている私。
さて、今年の彼らによるこの舞台のテーマは「四季」。
春・夏・秋・冬の各季節を全身を使って表現し、しいては、環境汚染に伴う気候問題も織り交ぜて表現する・・・というシナリオでした。
時々児童による歌も披露され、彼らの元気いっぱいの歌声が響き渡ったひと時・・・。
子ども達みんなが主役となった素晴らしい舞台だったなぁ・・・と。
我が子のハレ姿を楽しみに見に来ていた親の中には、テレカメラや写真カメラのシャッターを押しまくって
いた人達もかなりいたのが印象的で・・・。
舞台のはじまりはじまり・・・・。
でもその前に、みんなそろってごあいさつ。
四季の移り変わりを示す様子を、木々の変化を通して表現した作品も大きく展示されていた。
(もちろん子ども達による手作り作品とのこと)
どの子もみんな一生懸命だったぁ・・・のがしっかり伝わってきたよぉ~
両手を大きく動かしたり、全身の動作からテーマを表現していた.......見ていてなかなか興味が湧いてくる
ものでした。
最後のシメは、「somewere over the rainbow」という歌を英語で合唱。(3~5年生で)
1~2年生にはちょっと難しいということで、振付のみ。
ギター演奏も一緒に・・・なかなかステキだったよぉ。
終わった後、私のところに駆け寄ってきた娘の満足感溢れる眼差しを見て、「頑張ったね。とっても素敵な
舞台だったよ。ずっといい思い出になるね」と声をかけたら、彼女も満面の笑みを浮かべていた姿が、またひとつ忘れられない感動を私にプレゼントしてくれて・・・素晴らしいひと時をありがとう~