移植の日から5日後
黄体ホルモン補充のための注射と
受精卵の培養結果を聞きに来院
新しく採卵した新鮮胚1個と
凍結していた未受精卵13個の両方を顕微授精し、
新鮮胚を含む13個が受精しました
新鮮胚1個と融解胚1個の
合計2個を移植
残り11個の融解胚を培養した結果
胚盤胞まで育ったものは
たったの2個
1個は3BBで普通
もう1個は3CCであまり良い状態ではないので
容器1本に胚盤胞1個の保存でお願いしていましたが、
容器1本に2個入れて保存してくださったそうです。
胚盤胞まで育つ割合は4割くらいと
聞いていたので
4個くらいは育って、
あと2回は移植できるかなぁと期待していただけに
すごく残念でした
未受精卵の凍結は
受精卵の凍結に比べてダメージが大きい
という説明でした
なんとなくイメージで
受精したら大丈夫
と思っていたので
現実を目の当たりにしました
不妊治療は
「凍結していた未受精卵を使いきったらおしまいにする」
と決めて始めたので、
今回の移植がうまくいかなければ
チャンスはあと1回
でも今回の移植で
妊娠の可能性も大いにあるし
と自分を励まして
判定日を待ちました
そして7日後の判定日
陰性でした
HCG <0.3L
という
完全なる陰性でした
1回でうまくいくわけない
まだもう1回チャレンジできるし
と思ってみても
涙があふれてきました。
ここで泣いてもご迷惑になるだけ
と診察室から出なければと思うのですが
立ち上がることもできず
先生はだまって泣かせてくださいました。
次の周期で
凍結している胚盤胞を移植することを決めて
診察室を出ました。
すぐに広い待合室に戻ることができず
廊下のソファのはしっこに座りました。
何か考えるでも思うわけでもないのに
ただただ涙がどんどんでてきます。
旦那さんと母には結果を知らせないと
とLINEをしました。
旦那さんも母もすぐに電話をくれたのですが
まだ廊下から動けずにいたし
声を聞いたらもっと泣いてしまうから
でられませんでした。
母は実家に帰っておいでと
LINEをくれたけれど
泣いているのを見せたくなくて
「案外大丈夫だから、帰ってお昼寝するよ~」
と返しました。
ひとしきり泣いて
泣き止んで
鼻の赤いのがおさまったら
会計に行こうとぼーっとしていると
また涙がでてきて。
泣き止んではまた泣いてを
しばらく繰り返しました。
10回くらい繰り返したあと
ようやく泣き止んで
家に帰りました。
誰もいないお家は
寂しかったけれど
好きなだけ泣けたのは良かったです
そしてやっと旦那さんに
「電話ありがとう♡
おうち帰ってます」
と返事をしたら
すぐにまた電話をくれました
声を聞いたらまた泣いてしまったけど
一杯励ましてくれたので
少し落ち着いて
お昼寝をしました
起きたら夕方で
また涙がでてきて
泣いたり眠ったりと
旦那さんが帰ってくるまで
とろとろしていました
次の周期で
胚盤胞を移植することを決めたけれど
移植時の痛みにまだ恐怖があって
できるのかなぁと思いました
移植どころか
夫婦生活すら
できるようになるんだろうか
と思うくらい
痛みへの恐怖がありました
お仕事から急いで帰って来てくれた旦那さんは
「しんどかったらもうやめよう?」
とも言ってくれたけれど
やめたくはなくて
でもあの痛いのは
今すぐには頑張れそうにない
だけどここでやめるのもいや
痛みへの恐怖が薄れるのを期待しつつ
とりあえず次の周期が来るまでは
ゆっくりと体を休めることにしました