日本一周チャリ栗毛 -9ページ目

日本一周チャリ栗毛

~止まるも進むも自分次第。自転車で日本一周を目指す男のブログ~
2013年10月30日に無事ゴール致しました。ご声援ありがとうございました!!
引き続きブログは続けますので、最後までどうぞ宜しくお願い致します_(._.)_ 

日本一周の中で最も楽しみにしていた北海道。
様々な景色がありました。様々な出会いがありました。胸を弾ませて上陸したことがつい最近のように感じるのに、振り返れば数え切れないほどの思い出があります。
一ヶ月半お送りしてきました北海道編、本日でついに終了を迎えます。

最終日は、一昨日「水無海浜温泉」にて知り合った佐藤さんと過ごします。
本州へは夕方の便で戻る予定なので、3度目となる函館観光へGO!(・∀・)
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佐藤さんがフェリーターミナルまで、わざわざ迎えに来て下さりました。
盗難が心配ですが、束の間自転車とは離れ離れ。信じてますぜ、函館市民の皆さん。
俺のスパさんに手ェ出したらタダじゃおかねえ!(゚Д゚)ノ 

昼飯を食べにやって来たのは「羊羊亭(メイメイテイ)」
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北海道を出る前にジンギスカンを食べておきたい!ということで。
佐藤さんもまだ食べていないようなのでちょうど良かった。

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好き嫌いの分かれるジンギスカンですが、食べた瞬間、

「あれ?こんなもん?」

というのが感想。
これ、悪い意味ではなくて良い意味で。
たしかに特有の癖はありますが、もっと強烈なものが来ると思っていたので拍子抜け。普通に美味しかったです。ところがどっこい、食べ過ぎた結果、だんだん癖がしつこくなってきて気持ち悪くなりました…笑
程度って大切。
佐藤さん、ご馳走様でした!(^ω^)

腹を満たしたあとは、赤レンガ倉庫を散策。
北海道に上陸したときは小林さん笠井さんと訪れ、昨日は一人で、そして今日は佐藤さんと訪れている。
とても思い入れのあるスポットとなりました。
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修学旅行生で賑わっている。懐かしいなあ。
同じ制服を着た仲間たちとワイワイやりながら回る旅行って、どうしてあんなにも楽しいんでしょうかね。ビバ青春。

余裕をもってターミナルへ戻り、乗船券ゲット。佐藤さんも同じフェリー。
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行きは「青森⇒函館」でしたが、帰りは「函館⇒大間」で本州へ戻ります。

北の大地を離れる瞬間が、刻一刻と迫る。
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楽しみを後に残しておきたいタイプの俺にとっては、東京を出発点に日本を時計回りに回ることはとても都合が良かった。遥か先に待ち構える北海道を楽しみとして、ひたすらに走ってくることができた。その北海道がついに終わろうとしている。
北海道を抜けたらもう、ゴール目指すしかないじゃん(;ω;)ブワッ
そりゃ家は恋しいけど、旅も終わってほしくない!
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遠ざかる函館山を見やりながら、北海道の日々に思いを馳せる。
この一ヶ月半で立派な旅が完結してしまうくらい、北海道はスケールが大きく、中身の濃い場所だった。この先、また北海道を訪れることがあったとしても、もう二度と味わえない貴重な体験の数々。

思い出す度に寂しさを覚えながらも、気持ちを切り替えることに努める。
いくら「ゴールを目指すしかない」と言えども、大間から東京までは最短でも800キロくらいあるのでね。笑
まだまだたくさんの出来事が待ち構えています。
次第に重くなるまぶたへの抵抗虚しく、気付いたら眠っていました。


大間港へ着いたときには、辺りは真っ暗。
港の近くに無料キャンプ場があるので、今日はそこで一泊しようと思います。
キャンプ場で佐藤さんと合流し、雨がパラつく中、本州最北端の牌を見に行くことに。
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うーむ…( `・ω・)
暗くてよくわかりませぬ。ひとまず、大間に来たという実感だけは得ました。
明るい時にまた来よう。

晩飯を買いに行く途中で雨が強くなった。
佐藤さんのご厚意に甘えて、今日は車の中で寝させていただきます(=-ω-)

出費2980円
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そうそう、お忘れの方も多くいらっしゃると思いますが、最後の最後で「わらしべ」更新しました。
プーさんのタオルセット⇒鹿革製小銭入れ
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佐藤さんご協力ありがとうございました!
旅を終えた現在も大切に使っております。

割り箸一膳から始まった「わらしべ」企画。
俺を除く他3名はすでに北海道を脱しているので、これにて企画終了です。

【結果発表】
俺:鹿革製小銭入れ(4000円くらい)
ゆーすけさん:マルチ充電器(2000円くらい)
ゆーまさん:クーポン券(500円)
だいきさん:レンズ(不明)

恐らく一位はだいきさんでしょう!
レンズだよレンズ、勝てっこねえw万単位だろうよw

それにしてもいろいろな姿に化けましたね割り箸たち。
人の数だけなんとやら、です。
ご協力して下さった方々ありがとうございました!
以上、「わらしべ」企画でしたー笑

~完~

ちなみに11月25日現在、わらしべメンバーのうち、俺を含む3名が日本一周を終えております。
残りはゆーまさん。最後まで無事にゴールしてくださいね(^O^)
テントの壁をとんとんと叩くと、テント内に結露の雨が降る。
とても冷え込んだ176日目の朝。

いつもだったら、結露を拭いて、ある程度乾かしてからテントを畳んで、、、と時間がかかってしまうところなのですが、今日はその必要がない!なぜなら、テントがおじさんからの借り物だったからです(・∀・)
ありがたやありがたや、朝の面倒が消えると楽ですな。おじさんありがとう。
ただ一つ不満点を言うと、ワカサギ釣り用テントだったからちょっと狭かったかな!笑

ここの駐車場で数日間キャンプを楽しんできたおじさん達も、今日でお帰りのご様子。別れの挨拶を交わした後、各々の車で駐車場から去っていきます。
最後まで残ったのは、俺と、品川区から車で来たという佐藤さん。お互い都民同士、意気投合して再び函館で落ち合う約束をしました(ちなみに佐藤さんとの付き合いは、これから岩手県まで続くことになります笑)。

佐藤さんが先に出発し、結局俺は一番最後。
昨夜の賑やかさが嘘のように静まり返った水無海浜温泉の駐車場を出発。
またいつか、月見温泉をしに来よう。


温泉のすぐそばにそびえるのは恵山。
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未だ煙をモクモクと吐き出す活火山です。
麓の家々がミニチュアのようだ。

休憩しようと道の駅「なとわ・えさん」に寄ってみると、なんと佐藤さん発見。
どうやら待っていてくれたみたいです(^ω^)
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一緒に昆布ソフトを注文。
久しぶりの珍ソフトに喜んで飛びついたのですが、肝心な昆布の味がしなかった…。
まあでも昆布の新感覚つぶつぶ食感は楽しめました。味は濃厚生乳ソフトって感じ。つぶつぶ食感は味わう価値アリです。美味しいです。

佐藤さんの車でスマホを充電させてもらい、函館市街へラストスパートをかける。

おぉ…!!
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本州だ…本州が見える!1ヶ月半ぶりの本州だ(゚∀゚)

函館市街が海の向こうに見えてきた。
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北海道攻略完了の瞬間が迫る。あと一時間もかからないだろう。

追い風に上がるスピード、逸る気持ち。そしてついに、、、
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函館戻ってきたどーっ!!!

上陸した時の仲間とは散り散りになったけれど、
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( ゚∀ ゚)<(何してんだこいつらw)
一人のゴールもいいもんさ。
長かった北海道の道程に思いを馳せ、ゴールの瞬間を噛み締める。

函館に戻ってきたら絶対食べようと思っていたものがあります。
それはこれ!
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どでーん!
ラッキーピエロの函館山バーガー!

本来であれば、祝日である今日は函館山バーガーを注文することはできないのですが、頼み込んで作ってもらっちゃいました(๑≧౪≦)
ラッキーピエロのサービス精神は素晴らしいです。(かと言って、こぞって休祝日お構いなしに注文するのはやめましょう笑)

この函館山バーガー、店員が大仰にベルを鳴らしながら運んでくるのですが、それがもう恥ずかしいこと恥ずかしいこと…。ただでさえ祝日で混み合う店内、そして特別に作ってもらったバーガー。店内の視線が、たった一人の男に集まります…(-□-;)
そそがれる「頑張ってくださーい」の声に、大食い選手にでもなった気分だ。

…10分後。
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完食。ごちそーさん。チャリダーにとっちゃチョロいもんさ!
1ヶ月半前に訪れた時も思ったけど、ラッキーピエロは質と量を両立させた素晴らしいお店です。旅人の味方ですわ。出会った旅人から悪い噂を聞いたことがありません。(ちなみに苫小牧でお会いした時盛さんは、函館に数日間沈没した際、ラッキーピエロがあまりに気に入ったため毎日通いつめたそう。笑)

佐藤さんとは明日合流することになったので、今日の残り時間は函館観光に当てます。
函館に上陸した時に、五稜郭やベイエリアや朝市は訪れたので、まだ行っていないところに行くことにしましょう(・ω・)

というわけでやって来たのは、立待岬。
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日に照らされた断崖と輝く海が、とても綺麗でした。

与謝野寛・晶子の歌碑。
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海の向こうに市街を眺めることができます。
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うーん、函館という街は本当に面白い。
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朝は活気に満ちた函館朝市。夜はしんみりとロマンチックなベイエリア。断崖切り立つ岬があるかと思えば、そばには夜景を見下ろせる山があって、街に踏み入ればそこは異国情緒溢れる空間。
ひとつの街にここまで観光資源が集中しているのも珍しいんじゃないかな。函館を好きになる人は多いとよく聞きますが納得です。

本日の寝床とするフェリーターミナルへ向かう前に、ベイエリアへ寄り道。
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日が傾いてきた頃の倉庫群も素敵だ。
影が長く伸びてる風景ってなんか感傷的になっちゃうよね。北海道を一周してきたという思いもあるし。

暗くなる前に津軽海峡フェリーのターミナルへ移動して、ブログ更新。
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電源があるしWi-Fiが飛んでいるのでとても快適です。

明日の予定をどうするかを佐藤さんと電話で話し合った後、ターミナルのソファーで就寝。
初めは気が引けましたが、周りを見渡すと結構皆さん椅子で寝てらっしゃる。笑
アイマスクと耳栓の完全体勢で、深い眠りへと落ちていきましたとさ。

出費1604円
Tm4:17
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改めて思う(´-`)
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こうやって何事もなく朝を迎えられる日本は、やっぱり平和なんだと。
しかしその平和にかまけていると、あることを忘れてしまいがちです。

それは、自分たちが野宿できているのは、周りに見逃してもらっているからできているということ。

咎めを受けることも通報されることもなく朝を迎えられるのは、周りの方が放っておいてくれてるからです。野宿に慣れたからといって、傲り高ぶってはなりませぬ(-`ω-)
(と言いましても、俺はそれを旅を終えてから思いました…)


昨日に続き、本日も朝早く道の駅「 YOU・遊・もり」を出発。
ここから国道5号を行けば40キロ程で函館市街まで行けるのですが、ちょっと寄りたい所があるので、亀田半島をグルッと回っちゃいます。ちなみに半島を回って函館市街まで行くと、その距離は115キロ。きっと亀田半島をショートカットするチャリダーも多いことでしょう(・Θ・;)

出発して10キロ程で、次の道の駅「つど~る・プラザ・さわら」に到着。
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自転車を止めると一匹の猫が擦り寄ってきて、足元でニャンコロニャンコロやり始めた。

甘えん坊だなあもうっ(〃ω〃)
なんて思っていたら、数秒後にはこの表情。
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媚売る天才だよ、あんた。
付け入る手練手管を見習いたいものです…( ̄ー ̄)フッフ

函館に戻ってきたー!
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北海道まるっと一周まで残り100キロを切ったぞ。

キラキラと輝く海が眩しい、最高に気持ちがいい。
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正午を迎える前に70キロという、いつもでは有り得ないペースでやって来たのはここ。
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そう、。笑
でもただの海じゃない。
有り得ないペースでここへ向かったのにもワケがある。

もう少し寄ってみましょう。
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何やら岩で囲んでありますね。
実はここ温泉になっているのです。
男女混浴、料金無料、入浴時間は干潮時

ここ「水無海浜温泉」は、満潮時には海中へと没してしまう幻の温泉。
だからそばにはこんな「時刻表」が掲示されています。
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一見入浴可能時間が長いように見えますが、それがそうでもないらしい。
湯加減が自然任せであるため、熱かったりぬるかったりして、結局快適に浸かれる時間は限られるようです。

よしよし、湯加減良好!間に合ったぞ。
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水着を持ってきていないので上だけ脱いで入ります。
隣のおっちゃん達は、すっぽんぽんで入ってましたが…笑
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若いカップルには居づらかったのか、なんか向こう側に浸かっちゃってます笑

入った瞬間は底のぬめりと水中に浮く藻が気になりましたが、慣れてしまえばなんてことはありません。むしろ、この爽快感と開放感は味わう価値あり。

温泉でくつろいでいると、隣のスッポンポン集団と仲良くなりました。
おじさんたちは温泉からすぐ近くの駐車場でキャンプをしているそうだ。
「どうだ、今日一晩ここで過ごしていかないか?」
とお誘いを受けましたが、今日はこれから函館に向かうのです。
申し訳ないですがお断り―…
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しませんッ!!お断りしませんっ、ええ!混ぜてください!
というわけで、昼間からおじさんたちと一杯やってます。
よく考えりゃ今日はもう70キロ漕いでるわけだし、これ以上進まなくていいかなあって。

途中トイレに行くついでに温泉を覗いてみたところ、すでに海中へと沈んでいました。
劇的ビフォーアフター
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おじさん曰く写真のはまだまだ序の口。これからもっと潮が満ちていくそうな。

おじさんたちと過ごす時間はあっという間で、気付けば日は沈み肌寒くなってきた。
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火を囲んでの酒がこれまた美味い。


20時40分。
辺りが完全に闇に包まれた頃、本日二度目の入浴チャンスがやってくる。
温泉へ向かうと、息をのむ風景が待っていた。
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写真で伝えきれないのが悔しいけれど、月明かりに浮かび上がった風景はあまりに幻想的で、しばらくぼうっと見とれてしまった。
いつもは点くはずの電灯が今日はついていないらしく、月明かりを頼りに温泉へ向かう。こんな風景が見られるなら、電灯が点かなくてよかったと俺は思う(それとも月夜は意図的に点けていないのか…?)。月明かりって結構明るいんだね、不便を感じないくらいに。

この温泉の魅力は開放感だと、昼間の時点で分かったつもりでいたましたが、まだまだ甘かった…。
それがハッキリとわかるのは夜だ。
月明かりに照らされて真っ裸になった時の開放感。
これは堪りません、変な性癖でも開花したのかと疑うレベル。月は人を狂わせます。
黒々と目の前に広がる海を眺めながら温泉に浸かる開放感。
黒く不気味な海の一部に裸体を浸けてると思うと、これがまた爽快。恐怖が快感となった瞬間でした。

これが腕とデジカメの限界、、、
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灯台の灯りを眺めながら
波の音に耳を傾けながら
海面に揺れる月光を見つめながら
隣の恋人と語らいながら(妄想´-`)

「水無海浜温泉」文句なしで温泉ランキング一位ですね。
ただし条件が2つ。
・月夜に入ること(かつ電灯が点いていないこと)
・真っ裸で入ること(夜だけは混浴を忘れてマッパで入りましょう割とマジで)

北海道の最後に相応しい温泉に満足して、駐車場へ戻って就寝。
それにしても、今日中に函館へ行こうとしていた俺を、思いとどまらせてくれたおじさんたちには感謝だ。誘いがなければ、ここの温泉の素晴らしさに気付けなかったのだから。

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