日本一周チャリ栗毛 -10ページ目

日本一周チャリ栗毛

~止まるも進むも自分次第。自転車で日本一周を目指す男のブログ~
2013年10月30日に無事ゴール致しました。ご声援ありがとうございました!!
引き続きブログは続けますので、最後までどうぞ宜しくお願い致します_(._.)_ 

今テレビで「AQUOS PHONE ZETA」のCMがやっていますよね。
これですこれ↓

男性が都会を抜け出して、3日間走り通して絶景を見に行くというストーリー。
このCMお気に入りです。
出発するときの心躍る感覚。訳もなくあがるテンション。相手が欲しくなるひとりの夜。絶景を目の前にした時の感動。
それらがギュッと凝縮されていてワクワクします(´ー`)

9月21日
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公園の真ん前にあるセイコマが開店するよりも前に起床。
旅をしていると5時台の起床が当たり前になります。
朝型人間になりたい人は、一週間程野宿生活をしてみるといいでしょうw

ある企みのため、朝飯を食パン二枚だけで済ませ公園を出発。
出発早々変なものを見つけた…
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、う、うわぁぁああああコワ━(((;゚Д゚)))━ッ!!!
夜見かけたら半泣き全力ダッシュで逃げ出す自信があります。

洞爺湖から約50キロ先の長万部を目指して走っていたのですが、長万部手前の礼文華峠でマジでくたばりかけた。食パン二枚で挑んだのがバカだった。今は反省している('A`)

礼文華峠は標高はそこまで高くないのですが、大きなアップダウンが3つ4つあります。
だから1つの峠越えというより、複数の峠越えに挑む気持ちで行かないと精神がやられます。
俺はやられました(๑≧౪≦)テヘ
ひとつの坂を登りきるたびに「よし!峠終わった!!」と喜んだわけですが、それが3回ほど繰り返された時にはもう発狂寸前でした。

なにはともあれ、越えたのだから我ながらずいぶんと燃費がよくなったもんだ。
今までの旅路で体が順応したのか、空腹にめげないメンタルが身に付いたのか、、、

んなモン今はどっちだっていいんだ。
俺ァ腹減っただー!
もう限界だー!!_(´A`」∠):=3 ブッ

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朝飯を食パン二枚で済ませたのも、朝早く出発したのも、すべてはこれのため。
長万部物産センターでは昼の間だけかにめし食べ放題なんだぜー!!
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うひょー
カレーだって食べ放題(^O^)
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ガツガツとがっついていたら、隣に座る老夫婦に「日本一周の方?」と話しかけられた。
賑わっている店内で何故特定できたのかと尋ねてみたところ、外にとめてある自転車の持ち主を店内で探してみたら、「らしき人」が俺しか見当たらなかったそうだw

確かにチャリダーってわかりやすいんだよね。異様に肌黒いし、獣の如く飯にがっついてるし。
それに何より、ひとりで飯を食べているのが俺ひとりだったから尚更わかりやすかったそうだ。
店内を見渡してみると、なるほど皆さんお連れ様がいらっしゃる。

ご夫婦から「食後のデザートにどうぞ」とソフトクリームを頂きました。
ありがとうございます(^ω^)
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このソフトクリームを見る限り、ここの店員はソフトクリームを巻くのに不慣れであるとお見受けした!
あれ挑戦したことあるけど結構難しいんだよね。笑


物産センターからもほとんど寄り道はせず、ノンストップで60キロ先の道の駅「 YOU・遊・もり」を目指す。

海の向こうにそびえるのは駒ケ岳でしょうか。
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活火山の雄々しい姿には本当に自然の神秘を感じます。
力強さがひしと伝わります。

夕闇迫る頃に道の駅へ到着。
公園が隣接していて、テントを張ろうと思えばどこにでも張れそうな場所だったけれど、横着者の俺はやっぱりベンチをベッドにして寝るのであった、、、

出費1410円
Tm6:32
Dst113.46
Av17.3
Mx49.7

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苫小牧市内の市民文化公園にて起床。
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起きると結露でシュラフが濡れていた。シュラフから出している顔だけがスーっと寒い。
どうやら北海道が本気を出し始めたようす。空なんてもう秋晴れの空だよこれ。
けれどきっと、地元の人はこれを平年並というんだろうな。今年は暖かかったみたいだからさ。

時盛さんもテントからムクムクと登場。
なんと時盛さん、半袖で寝てらっしゃった…。
曰く、昨夜着込んで寝たが、夜中に暑くなって気付いたら脱ぎ捨てていたそうだ。
テントを張るのと張らないのとでは、雲泥の差があるんだなあ(時盛さんがタフなだけという可能性もありえるw)

奇跡的に出会えたこの縁に感謝!
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北海道を反時計に回る時盛さんとはここでお別れです。
一晩しか共に過ごせなかったことは寂しいけれど、出会えた嬉しさがそれに勝る。
ガッチリと固い握手を交わして、それぞれの旅路へ。

始まったばかりの時盛さんの旅が、良きものとなるよう祈っております!
長い旅路をどうかお気をつけて!(^ω^)


再び一人に戻り、本日目指すは支笏湖・洞爺湖。
海沿いから離れ、湖目指して少しづつ標高を上げていく。
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なんだこの地名は!
まさか魚の「シシャモ」ってここからきてんの!?
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調べてみると、確かに「シシャモ」という名はアイヌ語に由来してるみたい。
でもこの地名と魚が関係しているのかはわかりませぬ(`・ω´)

えっちらおっちらと坂を上って、支笏湖沿いを走る「支笏国道」なる道に出た。
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が、道路からは木々が邪魔をして湖が見えない。何が支笏国道だちくしょう。

不満タラタラと走っていると、「苔の洞門」とかいう場所を発見。
青の洞門は記憶にあるけど、苔の洞門は初めて聞いたな。ちょっくら寄ってみますか。
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協力金を払い、自転車を置いててくてく。

洞門の入口。
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苔の洞門は、270年ほど前の大噴火で流れ出た溶岩が、土石流などで侵食してできたものだそう。
洞門では日照・湿度などの自然条件が絶妙に保たれていて、20数種類のコケが密生しているとか。

確かに辺りは苔むしている。
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なんだこのちょぼちょぼ苔は。
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デコピンで一掃できそうなほどに小さな世界。
小さくなって苔の世界に迷い込んでみたい。

そしてここからが苔の洞門なんですが…
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落石などの恐れがあるため現在は立ち入り禁止。
かつては登山路として親しまれていたそうなんですが、、、うーん残念。

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先が見えないのが行きたい願望を掻き立てる。

ちなみに先はこうなっているようす。
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(公式HPから借用)
岸壁の高さは最高10mにも達するようです。
ますます行きたくなってきた…(´-`)

中に入れないようじゃつまらんわい。
苔の洞門を引き返し洞爺湖へ向かおうとするが、支笏湖をまだ満足に見ていないことに気付く。
そこで、どこか近くにいいスポットは無いかと、苔の洞門の管理人らしき人に尋ねてみたところ、湖のそばまで寄れる隠れスポットを教えてくださった。
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天気が良ければ湖の向こうに恵庭岳がドーンとそびえるそうなんですが、今日は残念ながら雲の中。

支笏湖の透明度は日本一の摩周湖に匹敵するほどのもので、水深は田沢湖に次いで第二位。
$日本一周チャリ栗毛

一度沈んだら浮かんでこれないことから「死骨湖」と呼ばれこともあったとかなかったとか…。
田沢湖もそうだったけど、深い湖のほとりに立つのってなんだか怖い((((;゚Д゚))))ガクブル
$日本一周チャリ栗毛

怖いイメージを植え付けちゃってますが、静謐で自然溢れるいい場所ですからね!
私のことは嫌いになっても、支笏湖のことは嫌いにならないでください!!

そんじゃ洞爺湖向かいまーす(∵)/
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なんか素敵な名前。

…ん?
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これはもしかして、
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もしかしちゃう。
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ということは…まさかこれも、
$日本一周チャリ栗毛


もしかして、
$日本一周チャリ栗毛



もしかしちゃうw

$日本一周チャリ栗毛

人はこれを手抜きと呼ぶ。

きのこ汁100円だとゥ!?
$日本一周チャリ栗毛


頂くしかない。
$日本一周チャリ栗毛

これ100円は(・∀・)イイ!
色んなきのこがごろごろと入っていて美味しい。体も温まる。

きのこ王国で休憩した後、再び洞爺湖へ向けて走る。
洞爺湖の少し手前にはフルーツ村とかいう場所があって、国道沿いに果樹園が広がっている。
$日本一周チャリ栗毛

ウマソー(^q^)

そしてようやく洞爺湖到着。
まずは上から眺めてみましょう。
$日本一周チャリ栗毛

中島がくっきりと見えていい眺めだ。
中島にはエゾシカが生息しているらしいけど、どうやって増えたんだろう。

高台から下りて湖沿いを走っていると、雲に隠れていた陽が顔を出してくれた。
$日本一周チャリ栗毛

寝床探しをそっちのけに、しばらく見惚れてしまった。

本日の寝床は湖畔の公園に決定。
$日本一周チャリ栗毛


静かに水を湛える洞爺湖。
$日本一周チャリ栗毛


!?
$日本一周チャリ栗毛


ダブルスケキヨじゃないか。
$日本一周チャリ栗毛


ここの公園はキャンプ禁止のようなので東屋で寝ることに。
まあテントを張らなきゃいいってのは屁理屈ですよね笑

晩飯をちょうど食べ終えた頃、どこかで「ドンッ」と爆発音が響いた。
なんだなんだとほとりへ出てみると、水上花火が上がっているではないか。どうやら洞爺湖では、10月末まで毎晩花火が上がるらしい。花火を狙って来たわけじゃないのにな、こりゃたなぼただ。

そういえば今年の夏は満足に花火を見ていないやと、突然湖上に咲いた花々にちょっぴり感動。
今年最初で最後になるであろう花火を目に焼き付け東屋へ戻った。
そして気付いた。1枚も花火の写真を撮っていないことに…。

悔しさに枕を濡らして寝たことは言うまでもない(´・ω・`)クッソー

出費247円
Tm5:56
Dst92.20
Av15.5
Mx45.8

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―・―・―・―・―・―
現在地:自宅(東京)
―・―・―・―・―・―
早いもので旅を終えて一週間が経ちました。
燃え尽き症候群にはなるまいぞと思っていたのですが、やはり軽い虚脱感に襲われております_(:3 」∠)_
あまちゃんファンの気持ちがわかる気がします。

さ、そんなものを吹き飛ばすべく久しぶりにブログ書きましょうか!
9月19日
$日本一周チャリ栗毛

道の駅「サラブレッドロード新冠」にて起床。
随分と冷え込んだ朝です。シュラフでぬくぬくとやっていたかったけれども、北海道は日が昇るのが早い。さすがにイモムシ状態でいるのは目立ちすぎるので、ちゃちゃっと撤収ししばらく日向ぼっこをしてました。
すると、隣で屋台の開店準備をしているおばさんに話しかけられた。
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顔出しNGなので屋台だけ。
それにしてもここのおばさん、よく喋るよく喋る快活なこったw
寒さも吹き飛びますわ。

朝ごはんを頂きました。
$日本一周チャリ栗毛

2袋分の大盛りラーメンに、漬物たくさん。わざわざネギを切って下さったり卵を下さったり。
温まったし、腹膨れた。優しさに救われた朝のひと時でした。


元気をもらって出発(・∀・)
さすがは競走馬のふるさとだ!
$日本一周チャリ栗毛

国道沿いに馬たちを眺めることができる。
この等間隔にケツが並んだ光景、実はトリックアートなんです(おい、)
手前の馬と奥の馬、なんと同じ大きさなんです!(んなわけねー)

毛並みつやっつやや(〃ω〃)
$日本一周チャリ栗毛

あふれる機能美。

約45キロをノンストップで駆け抜け、やって来たのは道の駅「むかわ四季の館」
$日本一周チャリ栗毛


ここの道の駅には温泉があるのですが、実は昨夜におじさんからここの優待券を頂いていたんです。
$日本一周チャリ栗毛

今日は苫小牧まで行ければいいから先を急ぐ必要もない。
ランチも食べられるみたいだし、ゆっくりしていきましょうか(^O^)

時間に余裕があったので、サウナと水風呂の往復回数がこの旅最多を記録しました。
疲れをとるはずが、逆にフラフラになって退散。まあ体の毒素を全部抜ききった気分だしいいや!

ランチランチ~♪
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ご飯大盛りで頼んだのにこの量…(´・ω・`)

カレーを一気に掻っ込んで外で涼んでいると、女性の方から色々と頂きました。
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俺がここの道の駅に向かっている途中、その姿を女性の方は車を運転しながら一度目撃していたらしく「次もし会ったらこれをあげよう」と、わざわざこれらを買っておいて下さったらしい。本当に有難い。
中にはししゃももあるではないか!鵡川名物のししゃも!これは嬉しいぞ。今晩のつまみだ。

休憩した後、本日の目的地の苫小牧まで約30キロをノンストップ。
苫小牧でとあるチャリダーと待ち合わせをしているのです。
日が暮れ始め辺りが薄暗くなってきた頃、そのチャリダー、時盛さんと無事に合流。

時盛さんとの出会いについては後ほど書きますね(・ω・)

腹を空かせたチャリダー2人が向かったのは、ハンバーグレストラン・ヴィクトリアステーション。
$日本一周チャリ栗毛

ライス、サラダ、スープ諸々食べ放題ですヘ(゚∀゚*)ノキャッホーイ
しかも時盛さんがお金を出して下さるということで狂喜乱舞。
気持ち悪くなるまで腹に詰め込み、唸り声をあげながら退店。
時盛さんご馳走様でした!!

そのあとは近くの公園に行って寝床を確保し、2人で中秋の名月を眺めながらししゃもをかじる。
$日本一周チャリ栗毛


$日本一周チャリ栗毛

中秋の名月は必ずしも満月とは限らないようです。次に満月のそれが見られるのは2021年らしい。

満月の夜に飲んではいけなそうな飲み物をグビリと飲む。
$日本一周チャリ栗毛

温泉でししゃもと一緒に頂いたやつです。
大っ嫌いだったトマトジュースをまさかグビッと飲めるとは。旅に出てから好き嫌いが本当になくなったな。


さて、こうして2人で過ごしたわけですが、時盛さんと俺はなかなか壮大な縁を手繰り寄せ、こうして顔を合わせているのですw
2人の初めての接点はなんと2ヶ月半遡って、九州でのことでした。
佐賀県を走っていた俺は、車に乗ったとあるご夫婦に話しかけられたのです。なんでも、「自転車で日本一周を計画中の息子がいるから、色々と話が聞きたい」ということだそうだ。
その「日本一周を計画中の息子」様こそが、時盛さんなのです(息子様と言っても、時盛さんは俺より年上です)つまり、佐賀県でお会いしたご夫婦は、時盛さんのご両親ということ。

はい、ここまで話について来れてますかー!?笑
話がわからない方挙手!


はい、続けます。
時盛さんのご両親とは、旅のアレコレについて楽しく話し込み、最後には差し入れを頂いて別れました。
時盛さんとの直接の交流は、その翌日から始まったのです。まあ交流といっても、メールを通じてのものなので面識はありません。メールで親しく交流してるうちに、「旅の最中でばったり会えないかなあ」なんて思ったりしましたが、そもそもその時、時盛さんはまだ旅に出ていません。準備段階ですからね。仮に近く時盛さんが出発したとしても、北海道を走る俺と、九州を出発した時盛さんが出会うことは絶望的にありえないでしょう。

しかし、準備を終えて出発した時盛さんは、先に寒くなりゆく北海道を回ってしまおうとフェリーで苫小牧に上陸してきたわけです。そして丁度その時、俺も苫小牧を目指して走っていたのです。

こんな偶然ありますかいな!!
俺が違うルートをたどっていたら。時盛さんの出発の時期がずれていたら。
そもそも、時盛さんのご両親が話しかけて下さっていなければ。

うーんキリがない、タラレバ定食のオンパレードです。奇跡(゚∀゚)
本当に巡り合わせとは不思議なものですね。
今自分がこうしていることは今までの巡り合わせの結果で、これからの巡り合わせは今の自分が左右していくんです。そしてそれは死ぬまで続いてくんです。
壮大すぎて眠くなってきました。

出費1180円
Tm4:45
Dst83.78
Av17.5
Mx47.4

大きな地図で見る

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現在地:自宅(東京)
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