日本一周チャリ栗毛 -8ページ目

日本一周チャリ栗毛

~止まるも進むも自分次第。自転車で日本一周を目指す男のブログ~
2013年10月30日に無事ゴール致しました。ご声援ありがとうございました!!
引き続きブログは続けますので、最後までどうぞ宜しくお願い致します_(._.)_ 

道の駅「よこはま」にて起床。
幅640×高さ480の画像

めちゃめちゃ目立ちそうな場所で寝てたんだな。
昨夜はバタンキューで気付きませんでした(バタンキューは死語ですか、そうですか)。
ドライバーさんの一服の場を邪魔しちゃいかんね。さっさと撤収します。

少し離れたところに「日本二周目」とデカデカと書かれたテントがあったから、その主が起き出すのを待ってみたけれどなかなか出てこない。7時を回っているというのに( `・ω・) ウーム…
諦めて出発することにします。
それにしても、この時間までテントを畳まずにいられる感覚が俺にはわからない。
二周目にもなるといろいろと麻痺するのでしょうかね(まあ俺も言えた義理じゃありませんが…)。

天気は昨日に続き快晴。
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頭上に浮かぶ白い月を眺めながらコギコギシャカシャカ…
なんだか漂うクラゲに見えてきたぞ。
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ん、そうか!だから海月って書くのか!!
ここ最近で一番の発見でした。笑

向かうは「淋代海岸」とかいう場所。国道脇にあるのでちょこっと寄り道していきます。
国道を逸れて綺麗な松並木を進んでいくと…
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向こうに海が見えてきます。
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落ちる木漏れ日、覗く白浜青い海!
こりゃ綺麗だ、テンション上がる~

まあ実際行ってみたら、名前の通り淋しい海岸でした…
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そんな寂しい海岸「淋代海岸」ですが、実は人類の歴史の1ページに名を刻むくらい有名な場所みたいですよ。そのヒントが、上の写真の飛行機。

どんな歴史で有名かと言うと、
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人類史上初の「太平洋無着陸横断飛行」の起点とされたようです。
それも一度ではなく、幾度にもわたってここ淋代海岸が横断の起点にされたという。
挑戦と失敗が繰り返される中、1931年ついに4組目のアメリカ人飛行士2人が横断を成功させたということです。その翌年には日本人も挑んでいます。

現代では多くの飛行機が飛び交う空がごく当然のように頭上にあります。しかし、それは数々の挑戦と失敗の上に成り立ったもの。
そんなことを思いながらここを訪れれば、ロマンと情熱に身を焦がすこと間違いない(`ω・´)
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ちなみに写真の模型は、3.11の大津波で一度バラバラにされた復元模型を再度復元したもののようです。

淋代海岸を後にして走っていると、女性の方から嬉しい差し入れ。
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ちょうど喉が渇いていたので、その場で一本を飲み干す。
残りの一本はちょいと試してみたいことがあるのでとっておきます。

八戸市突入~(^ω^)
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北海道苫小牧から八戸へフェリーで渡ってきた人は、ここから本州の旅が始まるわけですな。

八戸市の「市の鳥」はウミネコなのですが、それにはちゃんと理由がある。
その理由を確かめにやって来たのは、天然記念物の蕪島神社
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むむむ…
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何の変哲もない神社だ…。
景色も取り立てて言う程のものではない。
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ちょっとがっかりです。
俺が見たかったのはこういう光景なのに!(;∀;)

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(Wikipediaより)
白い点々、全部ウミネコです。
ここ蕪島はウミネコの繁殖地なのです。
残念ながらウミネコが蕪島に滞在するのは3月~7月の間で、今の時期(8月~10月)は北海道へ皆行ってしまっているみたいです、見事に行き違いました…。
しかし近年では蕪島で越冬するウミネコもいるようで、確かに近くにはこれだけの数がいました。
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あそこを全力で駆け抜けたい。

本来人里離れた場所を繁殖地とするウミネコが、蕪島のように市街地の近くを繁殖地とするのはとても珍しいようです。
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この目で見たかった!ウミネコが島を覆う光景を見たかった…!残念。
ちなみに繁殖期に神社を訪れる際は、天気に関わらず傘が必需品だそう。
ご利益としてウンをつけられるとかなんとか…。

日が傾いてきたので県道1号をペースを上げて駆け抜ける。
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脇には美しい海岸が続きます。
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綺麗な芝があったからここでキャンプをしようと思ったら、キャンプ禁止だった…。
隣にキャンプ場があるからそっちを使えだとさ。
面倒だったので道の駅目指して突っ走ります。ところがぎっちょんこの選択が失敗でした(´-`)

県道から国道へ抜けようと足を踏み入れた道が、意外にもキツい。
まさか坂があるとは思ってもいなかった。しかも途中で日が暮れてしまい辺りは真っ暗に。
こんなことならさっきのキャンプ場でストップしとくべきだったな…、と悔やみながらフラフラと道の駅「はしかみ」に到着。

今日のご飯は日中に頂いた炭酸水で炊いてみます。
幅640×高さ480の画像

シュワシュワしてますw
いただきます(^O^)
幅640×高さ480の画像

んーと、心なしかふっくらしてる、かな…?正直違いがわかりません!
というか、毎回炊き上がりが変わるような適当加減で炊いてるので、炭酸水効果が正確にわかりません!

ここ数日冷え込みが厳しくなってきているので、今日はしっかりとテントをたてておやすみなさい。

出費421円
Tm6:25
Dst106.25
Av16.5
Mx46.3

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炊事場にて起床。
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昨夜はしぶとく雨が降っていたので、自転車も中に入れさせて頂きました。
シーズン中だったらこんな使い方は絶対にできませんが、もうこの時期になるとキャンプ場利用者は皆無。我が家のように使いたくなる気持ちもわからなくはない笑

さ、今日は晴れたのでちゃちゃっと撤収して出発します。
いよいよ残る道程は南下するのみ。
南下の始点として、大間は格好の場所でしょう。
幅640×高さ480の画像

ここから東京までぐわーっとずばーっとひたすら南下していきます。

一本釣りのオブジェをしっかりと写真に収めて、、、
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179日目のスタートでっす(^O^)
ちなみに大間からは、北海道がはっきりくっきりと見えます。オブジェの後方遠くに見えるのが北海道。
嗚呼懐かしきかな北海道!東京目指して舵は南へ。

昨日の雨が嘘のような天気に、回す足が軽い軽い。
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晴れるのはいいけど、ちと暑すぎるな…(;´Д`A
スーパーで昼飯を物色していると女性の方に声を掛けられ、色々と差し入れを頂きました。
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ありがとうございます(^ω^)
日々感謝の連続です。
りんごジュースを頂いて今更ながら「ここは青森なんだなあ」と。笑

ロースカツで力をつけた後、海沿いから離れ山の中を漕ぎ進みます。
広がる景色は一面の青から一変、眩しい緑。紅葉の気配はまだまだ感じられず。
幅640×高さ480の画像


幅640×高さ480の画像


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10月中旬頃なら綺麗な橙に染まっていることでしょう。

だらだらと続く坂をゼェハァ上ること1時間半。
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やってきたのは、硫黄臭立ち込め荒涼とした風景が広がる不気味な場所…。

あれ…?
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俺死ぬの?
道間違えてとんでもない所に来てしまったのか…?

いえいえ、こここそが目的地の「霊場・恐山」
婆と翁が出迎えてくれます。
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「出迎え」と言っても、何やらそんな穏やかなものではないみたい。

まず、向かって左の「奪衣婆(ダツエバ)」
幅640×高さ480の画像

めちゃめちゃ怖い。
歯の抜け具合、正気でない目付き、垂れたお○ぱい。
リアルすぎて一週間ほど悪夢にうなされそうです。
しかし、この婆の恐ろしさはこれだけじゃない。
なんと言い伝えによるとこの婆、服を脱がせてくるというのですw
なんでも、三途の川までやってくると「奪衣婆」が待ち構えていて、身ぐるみはがしてくるのだそうな。
正気の沙汰じゃないよ。綺麗なお姉さんになら喜ん…おっといけない。

奪衣婆の隣にいるのは「懸衣翁(ケンネオウ)」
幅640×高さ480の画像

こちらも目つきがアブない。
懸衣翁はというと奪衣婆が剥ぎ取った衣類を受け取って、それを柳の枝に懸けて、枝の垂れ具合で生前の悪業の重さを量るのだそう。
スッポンポンで行けば免れるじゃん!と思うでしょう?
その場合は皮を剥ぎ取られるんですって…。

三途の川から眺める景色は、やはり何だか気味が悪い。
幅640×高さ480の画像

まさに黄泉との境目という感じ。
何かを示すように打たれた杭は何なんだろう。

入山料を支払いいざ恐山へ。
幅640×高さ480の画像


幅640×高さ480の画像

風車は、幼くして亡くなった子の霊や水子の供養のためのものだそう。

辺りではガスが噴出し、容赦なく鼻をつく硫黄臭。
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風が吹くとあちこちで風車が回りだし、カラカラと寂しい音が響きます。
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幅640×高さ480の画像

風車同様に、至るところで見られるのが積み上げられた石。
賽の河原ってやつでしょうか。
亡くなった子どもたちが、親に先立って死んでしまったことを償うために、石を積み上げて塔を作るってやつ。でも塔が完成する前に鬼が壊しに来てしまうという、なんとも胸糞の悪い話です。

岩肌むき出しの殺伐とした地帯を進んでいくと、白砂の眩しい浜が現れます。
幅640×高さ480の画像

さっきの岩場が「地獄」、こちらの白浜が「極楽」になぞらえられているらしいです。
浜が宇曽利湖を取り囲み、湖を山々が囲みます。
幅640×高さ480の画像

この、湖を中心に山々がめぐる風景は花開く蓮華に例えられているとのこと。
ここを霊場だと知らずに訪れたとしても、地形から何か現実離れした雰囲気を感じられる気がする。

地獄と極楽を歩き終え、休みに向かったのは恐山温泉。
境内にあり、入山料を支払っていれば自由に入れます。
幅640×高さ480の画像


幅640×高さ480の画像

時刻は4時半。あまり温泉でぬくぬくやってる時間はないので、程々に火照った体で自転車に飛び乗る。
恐山を去る時、片足を引きずり弱ったカラスが力尽きる瞬間を見てしまった…。
他にも2羽程の死骸があったから、ガスか何かでやられたのかもしれない。
なんとも禍々しい、くわばらくわばら…。

恐山に向かった道とは違い、むつ方面へ向かう道は斜度が結構あるみたいで、あっという間に麓へ着いた。ということは、むつから恐山に向かうのは激坂ということか。逆から上らなくてよかったよかった(。-∀-)

恐山を下りきり、さらに走ること25キロ。
辺りが真っ暗になった頃道の駅「よこはま」へ到着。
今日は久しぶりに100キロ近く走った上に、坂のあるルートだったから疲労感が物凄い。
泥のように眠りましたとさ。

出費1056円
Tm5:56
Dst98.00
Av16.5
Mx60.2

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先日、日本一周の道中で知り合った上野さんがお祝いの場を設けて下さり、我が立川まで埼玉からわざわざお出で下さりました。上野さんとの出会いは、熊本県阿蘇まで遡ります。
阿蘇駅前で信号待ちしている僕に、登山のために九州を訪れていた上野さんが声を掛けてくださったのでした。その時に交わした僅か10分程の会話が、まさかここまで懇意な関係のきっかけになるとは思ってもいなかったので、縁の面白さには本当に驚かされます。袖振り合うも多生の縁てやつでしょうか。

さて、上野さんの著書『ヒグマ徒歩記』をご恵贈いただきました。
$日本一周チャリ栗毛

早速楽しく読ませていただいております。
この本は、上野さんが宗谷岬から松前までの769キロを歩きで辿った記録。
徒歩だからこそ見える視点で北海道の自然が描かれていて面白いです。
ルートが自分と被る場所があるので、情景がリアルに浮かび上がってさらに面白いです。
一人旅への熱がぶり返してきます。

【9月25日】
佐藤さんの車内にて起床。
昨夜の雨は朝には止んでいましたが、午後からまた降り始める予報。
今日は進まず、キャンプ場でもう一泊することにしました。
雨が降り出す前に、地元の方がおすすめしてくれた温泉へ佐藤さんと向かう。
$日本一周チャリ栗毛

開店直後に入ったので一番風呂です(^O^)
少し高台にあるこの温泉は、目の前に津軽海峡を眺めることができます。晴れていればその向こうに北海道が望めるらしいのですが、今日は生憎の天気で見えません。

さっぱりしたあとはキャンプ場へ戻って昼飯。
大間といえばアレでしょう!
大間に来ておいてアレを食わないのは大間抜け(大マヌケ)ってもんよ。
$日本一周チャリ栗毛

大間のマグロ。マグロ丼!
佐藤さんの馴染みの店で特別作ってもらい、驚きの1000円。
赤身オンリー故の値段ですが、肉厚な刺身と白飯を隠すほどのボリュームに大満足です。

食後の休憩にワンコとじゃれる。
$日本一周チャリ栗毛

流し目からそこはかとなく漂う嫌悪感…

$日本一周チャリ栗毛

目は口ほどに物を言うU。・ェ・。U

じゃれていたら雨が降りだした。
$日本一周チャリ栗毛

しかも結構強い。
完全に身動きがとれなくなったので、マグロ丼を食べた店で佐藤さんと二人で居座らせて頂きました。

お店には海に生きる人達のアイテムが溢れています。
$日本一周チャリ栗毛


$日本一周チャリ栗毛


$日本一周チャリ栗毛


$日本一周チャリ栗毛


夕方まで滞在させていただき、雨が弱まった隙にキャンプ場の炊事場へ移動。
無料のキャンプ場なのに、炊事場はとても綺麗で設備バッチリ。小屋になっているので雨風凌げ、寝床としても最高です。地元の人曰く、かつてここの炊事場を自分の家のように寝泊りに使う人がいたそうで、今では寝泊りの使用を禁止しているそう。
そのため、入ってびっくり中には監視カメラがありますw炊事場なのにw
なんとなくダミー臭い気もしましたが(-`ω-)
一泊くらいなら大丈夫だと地元の人が言ってくれたので、今日は炊事場で寝ることにします。

佐藤さんは、急遽仙台で仕事が入ってしまったようで、夜遅くにキャンプ場を出て行きました。
しばらくお別れです(´・ω・`)

出費0円
走行データ無し