9月22日 175日目【幻の月見温泉】 | 日本一周チャリ栗毛

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~止まるも進むも自分次第。自転車で日本一周を目指す男のブログ~
2013年10月30日に無事ゴール致しました。ご声援ありがとうございました!!
引き続きブログは続けますので、最後までどうぞ宜しくお願い致します_(._.)_ 

改めて思う(´-`)
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こうやって何事もなく朝を迎えられる日本は、やっぱり平和なんだと。
しかしその平和にかまけていると、あることを忘れてしまいがちです。

それは、自分たちが野宿できているのは、周りに見逃してもらっているからできているということ。

咎めを受けることも通報されることもなく朝を迎えられるのは、周りの方が放っておいてくれてるからです。野宿に慣れたからといって、傲り高ぶってはなりませぬ(-`ω-)
(と言いましても、俺はそれを旅を終えてから思いました…)


昨日に続き、本日も朝早く道の駅「 YOU・遊・もり」を出発。
ここから国道5号を行けば40キロ程で函館市街まで行けるのですが、ちょっと寄りたい所があるので、亀田半島をグルッと回っちゃいます。ちなみに半島を回って函館市街まで行くと、その距離は115キロ。きっと亀田半島をショートカットするチャリダーも多いことでしょう(・Θ・;)

出発して10キロ程で、次の道の駅「つど~る・プラザ・さわら」に到着。
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自転車を止めると一匹の猫が擦り寄ってきて、足元でニャンコロニャンコロやり始めた。

甘えん坊だなあもうっ(〃ω〃)
なんて思っていたら、数秒後にはこの表情。
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媚売る天才だよ、あんた。
付け入る手練手管を見習いたいものです…( ̄ー ̄)フッフ

函館に戻ってきたー!
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北海道まるっと一周まで残り100キロを切ったぞ。

キラキラと輝く海が眩しい、最高に気持ちがいい。
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正午を迎える前に70キロという、いつもでは有り得ないペースでやって来たのはここ。
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そう、。笑
でもただの海じゃない。
有り得ないペースでここへ向かったのにもワケがある。

もう少し寄ってみましょう。
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何やら岩で囲んでありますね。
実はここ温泉になっているのです。
男女混浴、料金無料、入浴時間は干潮時

ここ「水無海浜温泉」は、満潮時には海中へと没してしまう幻の温泉。
だからそばにはこんな「時刻表」が掲示されています。
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一見入浴可能時間が長いように見えますが、それがそうでもないらしい。
湯加減が自然任せであるため、熱かったりぬるかったりして、結局快適に浸かれる時間は限られるようです。

よしよし、湯加減良好!間に合ったぞ。
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水着を持ってきていないので上だけ脱いで入ります。
隣のおっちゃん達は、すっぽんぽんで入ってましたが…笑
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若いカップルには居づらかったのか、なんか向こう側に浸かっちゃってます笑

入った瞬間は底のぬめりと水中に浮く藻が気になりましたが、慣れてしまえばなんてことはありません。むしろ、この爽快感と開放感は味わう価値あり。

温泉でくつろいでいると、隣のスッポンポン集団と仲良くなりました。
おじさんたちは温泉からすぐ近くの駐車場でキャンプをしているそうだ。
「どうだ、今日一晩ここで過ごしていかないか?」
とお誘いを受けましたが、今日はこれから函館に向かうのです。
申し訳ないですがお断り―…
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しませんッ!!お断りしませんっ、ええ!混ぜてください!
というわけで、昼間からおじさんたちと一杯やってます。
よく考えりゃ今日はもう70キロ漕いでるわけだし、これ以上進まなくていいかなあって。

途中トイレに行くついでに温泉を覗いてみたところ、すでに海中へと沈んでいました。
劇的ビフォーアフター
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おじさん曰く写真のはまだまだ序の口。これからもっと潮が満ちていくそうな。

おじさんたちと過ごす時間はあっという間で、気付けば日は沈み肌寒くなってきた。
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火を囲んでの酒がこれまた美味い。


20時40分。
辺りが完全に闇に包まれた頃、本日二度目の入浴チャンスがやってくる。
温泉へ向かうと、息をのむ風景が待っていた。
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写真で伝えきれないのが悔しいけれど、月明かりに浮かび上がった風景はあまりに幻想的で、しばらくぼうっと見とれてしまった。
いつもは点くはずの電灯が今日はついていないらしく、月明かりを頼りに温泉へ向かう。こんな風景が見られるなら、電灯が点かなくてよかったと俺は思う(それとも月夜は意図的に点けていないのか…?)。月明かりって結構明るいんだね、不便を感じないくらいに。

この温泉の魅力は開放感だと、昼間の時点で分かったつもりでいたましたが、まだまだ甘かった…。
それがハッキリとわかるのは夜だ。
月明かりに照らされて真っ裸になった時の開放感。
これは堪りません、変な性癖でも開花したのかと疑うレベル。月は人を狂わせます。
黒々と目の前に広がる海を眺めながら温泉に浸かる開放感。
黒く不気味な海の一部に裸体を浸けてると思うと、これがまた爽快。恐怖が快感となった瞬間でした。

これが腕とデジカメの限界、、、
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灯台の灯りを眺めながら
波の音に耳を傾けながら
海面に揺れる月光を見つめながら
隣の恋人と語らいながら(妄想´-`)

「水無海浜温泉」文句なしで温泉ランキング一位ですね。
ただし条件が2つ。
・月夜に入ること(かつ電灯が点いていないこと)
・真っ裸で入ること(夜だけは混浴を忘れてマッパで入りましょう割とマジで)

北海道の最後に相応しい温泉に満足して、駐車場へ戻って就寝。
それにしても、今日中に函館へ行こうとしていた俺を、思いとどまらせてくれたおじさんたちには感謝だ。誘いがなければ、ここの温泉の素晴らしさに気付けなかったのだから。

出費0円
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