日本一周チャリ栗毛 -6ページ目

日本一周チャリ栗毛

~止まるも進むも自分次第。自転車で日本一周を目指す男のブログ~
2013年10月30日に無事ゴール致しました。ご声援ありがとうございました!!
引き続きブログは続けますので、最後までどうぞ宜しくお願い致します_(._.)_ 

ども!
今年もしっかりとお梅雨がやって来ましたね~。
最近日課としているジョギングができず、雨音が実に恨めしく聞こえます。
去年の今頃は何をしていたかというと、降雨量が最多の時期に、自ら多雨地帯の屋久島へ乗り込んでいたのだから、我ながらよくわかりません。

まあ若き学生チャリダーとしてその意気や良し!ということにしておいて、久しぶりにブログを書きまっす。

10月3日186日目
佐藤さんのご厚意によってホテルで朝を迎えた186日目。
ふかふかベッドから身をはがし、朝シャワー。
スッキリしたところで優雅に朝食なんて、普段とは雲泥の差のある朝です。

おかげで体調はすこぶる良好。雨は上がって天気も良好。
ところがぎっちょん、自転車の調子はよろしくなくてよ。
ひゃーσ(^_^;)
摩耗のバランスを取るために、前後のタイヤを入れ替えつつ乗ってきたけどもう換え時だなこりゃ。
駐車場で交換し東横インを出発!
佐藤さんありがとうございました。
佐藤さんとは今日でお別れですが、まだここでは別れません。
車で次の目的地へ先回りするそうなので、俺も急いで向かいましょう。

今日も道脇の田んぼからは妖怪の視線をひしと感じる…。

途中、休憩しようと道の駅「みずさわ」に寄ってみると、そこには佐藤さんが(^O^)
どうやら待っていて下さったみたいです。
懐かしい駄菓子が色々売られていたので、野良猫含め三人でのんびりと頬張ります。

そこのトイレで見かけたこの張り紙。
何故この犯人はわざわざトイレまでやって来て、洗面台に嘔吐するのでしょうか…
トイレなんだから便器にすりゃいいものをw
謎です!ストップ迷惑行為!

ちょっと気分が汚されてしまったので、雄壮な風景に洗い清めてもらいましょう。
やってきたのは、名勝・猊鼻渓(げいびけい)

ここで再び佐藤さんと合流…するが、お仕事のため佐藤さんとは合流早々お別れ。
最後に一緒に観光したかったのですが残念です。
バタバタとしたお別れとなってしまいましたが、函館から続いた佐藤さんとの交流を振り返ってみると、本当に濃厚なものでした。
またいつか再会できることを願って握手。お世話になりました!!


さあさあ、改めまして一人で突入です。

しかし、事前の情報収集を一切せずにやって来た俺は、ある事実に衝撃を受けるのであった。
てっきり遊歩道やらが設けられていて、てくてくと歩いて風景を楽しめると思っていたのですが、ここはそんな「てくてく」できるような甘っちょろい地形ではなかったのです。

風景を楽しむ手段はただひとつ、それは
川から絶壁を眺めるというのです。

「おお楽しそうじゃん!」

一瞬テンションを上げるも急降下。
だって1500円なんだもん…(T_T)

むむぅ…、高いぞ高い、どうする。
刻々と迫る発船時刻。これを逃したら一時間後…。
ええいままよ!
えへ、乗っちゃった(〃〃)
今日はここしか寄る予定ないからいいかなーなんて。

生き物たちの出迎えを受け、90分の舟旅の始まり始まり。




彼ら餌をあげるとどこまでもついてくる。
貰えないとわかると、見切りをつけて他の舟の方へ漂っていくw
可愛いんだか可愛くないんだか。

岩壁を間近に見ながら舟は進みます。

猊鼻渓は砂鉄川が石灰岩層を侵食したことでできた渓谷で、高さ50メートルを超える怪石奇岩が約2キロにわたって続いています。

奥へ遡上する程に高くそびえる岩壁は、外界からの音をシャットアウト。
何だか途絶された世界にいるような心地にさせます。
ゆった~りと水面を滑る舟に、まった~りな船頭さんのお話し口調。
スローな時間が流れるここでのBGMは、小鳥のさえずりや、川底に船棹を差す音。
まさに秘境。
すべての音が心地良い。

折り返し地点に着岸。
しばらくの散策時間があるので、自分の足で猊鼻渓を堪能します。

うおおお、高い…!



そして舟下り最奥に切り立つのが、なんと高さ124メートルの「大猊鼻岩」
あっひゃー、こりゃ高い!!
これなら超大型巨人にだって手に負えないはずだ。









…?




ゴゴゴゴゴゴ…









…そ、そんな馬鹿なッ!!!
その日、人類は思(ry



はい、「猊鼻渓」の名はここから来ているんですね。
まあ…っ、なんて立派なお鼻…!(〃〃)
鼻水垂れ流して、万年風邪状態のこの鼻は「獅子(猊)」のものだそうで、それ故「猊鼻渓」。
なるほど。

その斜め下にあるのがこちら。
なにか動物の横顔に似ていません?

この「目」に、5個100円で売っている運玉を投げて入ると願いが叶うそうな。


こぞって挑戦するも、皆入らず。俺も入らず。
願いは容易く叶わぬと、猪の一睨を食らった気分です。
まさに「猊鼻渓」ならぬ「睨鼻渓」。


散策時間終了。
ここからは流れに身を任せ川を下っていきます。


西日差し込む渓谷に、船頭さんの歌う『げいび追分』を響かせながら舟は下る。

『げいび追分』

清き流れの砂鉄の川に
舟を浮べてさをさせば
曇りがちなる心の空もネ
晴して呉れます獅子ヶ鼻
探ね来て見よ岩手の里に
世にも稀なるこの景色
大船渡線に乗り換えしゃんせ
一関より遠からず



文字にすると短い歌詞ですが、声を長く引く独特な歌いまわしの為にとても長い。
旅情掻き立てる渋い歌声に聞き惚れていると、あっという間に発着場に着いてしまいました。

猊鼻渓の舟下り、素晴らしかったです。
新緑の時季や紅葉の時季、季節ごとの彩りを楽しみにまた来たいですね。
(あんなに1500円を出し惜しんでいたくせに、まったく調子のいいこった)


今日の寝床は猊鼻渓から13キロ程の道の駅「かわさき」
ここで久しぶりに日本一周チャリダーと遭遇しました。

夕食前に隣のAコープへちょいと買い出しに…
なんだこれ。
ここでは純情な心が売っているのか?


「淡い青春味」の純情をひとつ購入し、大切に抱えて道の駅へ戻ると、なんとそこにはそれを強奪せんとする妖怪が待ち構えているのであった…。



おしまい。
(注:実際に純情な心は売っていないのであしからず)


出費1662円
Tm3:22
Dst59.65
Av17.6
Mx51.4


連日の汗ばむ陽気や俄雨など、迫る夏の足音を聞く今日このごろ。
さて、この間実にタイムリーな御方から電話をいただきました。
前回の記事で、夏油の熱湯に共に奮闘した佐藤さんです。

仕事で長らく海外におられた佐藤さん、帰国した折に電話を下さったようです。
人との出会いは旅の醍醐味のひとつだと、改めて感じた出来事でした。

10月2日185日目
道の駅「とうわ」昨朝と同じ場所で起床。
朝もや立ち込め雲は厚い。

車で寝ていた佐藤さんも起き出し、軽く朝飯をとります。
予報ではこれから高確率で雨。
こんな日は、怠惰の虫が騒ぎまくって結局連泊してしまうのですが、さすがに3連泊は躊躇われる。
というわけで、せめて次の15キロ先の道の駅まで進むことにします。

しかし、ここで佐藤さんからある提案が。
その案だと予定していたルートと真反対に進むことになるのですが、あまりに魅力的な提案だったので喜んで飛びついてしまいました。

20キロ先のとある場所で待ち合わせをし、道の駅を出発!!
雲が低く立ち込める山間をハイペースで駆け抜けます。
急いでいる時の小さなアップダウンは本当に嫌だ!
フガフガとペダルを回しまくりますヽ(;´ω`)ノ


もうこれ妖怪にしか見えない。
手足を付けたくなるイタズラな衝動が止まらない。

そんでやってきたのはこちら、
どーん!!
見上げる程にそびえるのは、なんと東横イン!
佐藤さんの会員ポイントで一泊泊まらせて頂けることになったのです(TωT)
昨日に続き、今日も佐藤さんのご厚意に存分に甘えてしまうのであった…。

現在の時刻は10時前。
当然チェックインはまだなので、ホテル側に事情を話し自転車だけ置かせて頂くことに。
さあさあ身軽になったところで、佐藤さんの車で観光に参ります!

霧雨煙る中やってきたのは、五月雨の~で有名なこちら、
中尊寺金色堂。
2011年に世界文化遺産に登録されたことは記憶に新しいですね。
正確に言うと、中尊寺を含む「平泉の文化遺産」が世界文化遺産に登録されたとのことです。
中尊寺・毛越寺・観自在王院跡・無量光院跡・金鶏山
の5つが登録されたようです。

当然野ざらしであるわけではなく、写真奥に見える覆堂内に鎮座ましましています。
一面に押された金箔と緻密な装飾品は荘厳華麗の一言。
もうね、ピッカピカよ。
時代、国問わず人類が求めて止まないキンキラキンのピッカピカ。

雨も降り残すわけです。

降ったり止んだり、ぐずつく天気だけれど大丈夫。(車バンザイ!)
史跡めぐりは続きます。
達谷窟毘沙門堂。
中尊寺の人気を前に陰となってますが、こちらも見た目のインパクトは勝るとも劣らず。
あちらが緻密さなら、こちらは豪快さで勝負です。
蝦夷征伐記念として建てられ、毘沙門天が祀られるだけあって力強く雄々しい毘沙門堂。
きらびやかに極楽浄土を再現した金色堂とは違う印象で面白いです。


清水の舞台を真似て造られたらしい。

堂内の蝋燭の炎が、スッ…と真上に伸びて一寸たりとも揺らがない光景が、何故だかありありと記憶に刻まれてます。笑
とり憑かれたように見つめてました(‥;)

堂の隣にあるのは、岩壁に刻まれた岩面大仏。
馬上より弓矢で彫ったとか何とか。
どうやら日本人は、昔から変態的に器用だったらしい。

腹ごしらえをした後にやって来たのは、国の名勝天然記念物に指定されている厳美渓。


名前があまりに的確過ぎて、それを上回る風景表現が見当たりません!
厳しくも美しいです!はい!

ここの名物は何と言っても「空飛ぶだんご」。
対岸の茶屋から、だんごが滑空してやって来ます。

籠に代金を入れて木槌で板を叩く。
すると、スルスルと回収され、籠の金はだんごとなって返ってくるいう仕組み。

よくよく見ると日本・台湾の国旗が刺さってる笑
だんごが世界を結ぶんですね!!人類みな兄弟!(だんごだけに)

それにしても、カラスやら猿やらに強奪されることはないのでしょうか。
奴等が味を占めないことを祈ります。


帰る頃には雨は本降りに。
佐藤さんの車に揺られながらうつらうつらしていると、あっという間に東横イン。
この時の幸福感は、この先如何なるスイートルームに泊まっても味わえないことでしょう。
佐藤さんとは付きつ離れつを繰り返し、函館から長くお世話になってきましたが、明日でそれも終わり。
佐藤さんが東京へ戻るからです。

「お礼はいいから、無事にゴールした暁には一報ちょうだい」
感謝し切れぬ思いの自分に、佐藤さんはこう言うのです。
旅のゴールが自分の為だけではないことに気付いたとき、やっぱり壮大なことをしているのだなと実感させられました。


ブログ更新もほどほどに、ふかふかベッドへ飛び込むやいなや、たちまち眠りの世界へと漂い込むのであった…。

出費210円
Tm0:57
Dst17.91
Av18.5
Mx48.6
どうもこんにちは。
ふらりとどこかへ駆けたくなるシーズン到来!ということで、先日友人とツーリングに行ってきました。
【パート1】東京一標高の高い道路が走る奥多摩

登り切ったものの気息奄々、あの日々の体力は何処へやら…。

【パート2】日本で3番目に高所に位置する湖、山中湖
168キロのロングライドで、翌日は容赦のない筋肉痛。
この日は生憎、富士山は雲の向こうでした。

日を改め、今度はドライブですが再び富士山を拝みにリベンジ!
今度はバッチリ、雄大な姿を収めることが出来ました。


それではいよいよ旅最終月の10月編に突入です!
10月1日184日目
地面をほんのり濡らす道の駅「とうわ」にて起床。

天気が崩れることを見越して屋根下で寝たのは正解でした。

今は止んでいますが、今日一日は不安定な予報。
ささっと荷物をまとめ、隣の東和温泉へ向かいましょう!

朝7時~8時半の間は半額で入れちゃいます。
露天風呂やサウナは利用できず、大浴場のみの入浴ですが、こういう朝風呂サービスは嬉しいものです。

綺麗サッパリ、これで今日も元気にチャリチャリ~!!
…と行きたいところですが、今晩はここでもう一泊することを早くも決め込んでおります。
天気が悪いからではありません。
とある御方と再会する予定があるのです。

その方とは、【9月22日 175日目】に函館の水無海浜温泉で親しくなりました、佐藤さんであります。
実に、青森大間以来の再会です。

朝風呂の後はブログを書きながら道の駅で佐藤さんを待ち、昼頃無事に合流。
旅だと毎日が濃いせいか、何だかめちゃめちゃ久しぶりにお会いした気がする。笑

まずは腹ごしらえをしましょう。
ボリュームたっぷりジンギスカン丼。
ジンギスカンと言うと北海道を思い浮かべますが、岩手遠野も歴史あるジンギスカンの町。
山菜たっぷりのヘルシー丼です。
クセが少なく、これならジンギスカン苦手な人も食べられるのではないでしょうか。

腹が膨れたところで、さあ観光に参りましょう!
今日は半日自転車のことを忘れて、文明の利器に頼ることにします。
道の駅のおばさんに頼んで、スパさんは人目の付かない場所にお留守番させてもらいました。
佐藤さん、お疲れのところ本当にありがとうございますm(__)m

ぐねぐね山道をどんどこ進んでいきます。
辺りは山深くなる一方で、行き着く末は果たして…
夏油(ゲトウ)温泉でした。
音はアイヌ語の「グット・オ」(崖のあるところ)に由来し、冬は豪雪の為に利用できなくなることから漢字で「夏湯」(後に湯→油に変化したそう)
江戸時代の温泉番付では、東の大関として名を馳せたとか何とか。

狭路の最奥に位置し、文字通り秘湯と言える夏油温泉。
山間にひっそりと佇む姿に、思わず「よくもまあこんな所に…」と。
湯治で籠もるには持って来いです。

500円を支払い、5箇所に点在する露天風呂(内風呂を入れると7つあります)を楽しみます。
撮影禁止だったので湯船の写真はありませんが、川がすぐ傍に迫る野趣溢れる露天風呂です。
タオル巻き禁止なので開放的になって佐藤さんと浸かっていると、スッポンポンの女性客3人組とエンカウント。

「あら~親子で裸の付き合いなんて、仲がいいわね~ウフフ」

まあ混浴お決まりのオチですな、おば様トリオでしたわ。
このユル~い感じが秘湯らしくもあります。
混浴&タオル巻き禁止なので女性は少し勇気がいるかもしれませんが、しっかり女性時間も設けられているのでご安心を。

露天風呂一番奥にある「大湯」
一番人気だそうですが、とにかく熱い!!
大湯に入らずしてなんとやらだそうですが、本当に熱い!!
誰か、上島○兵を引っ張ってこい!
佐藤さんは断念。俺はサッと湯通しで終了。

5箇所の風呂をハシゴするとなると、いちいち着替えるのが面倒なので、簡単に羽織れるようなものを持って行くと便利です。
あとサンダルを引っ掛けて行ったほうが間違いなくラクです。

火照った体にはやっぱりこれですなーっ!

しっかりとクールダウンしてから、スパさんの待つ道の駅「とうわ」へ戻ります。
帰りの車では爆睡でした。

夕飯は再びジンギスカン笑
屋外テーブルでジュージューやってます。
コンロがあるだけでここまで食事が豪勢になるとは。

デザート付きです(^O^)

今日は朝から温泉三昧で、晩飯は豪勢で、佐藤さんには本当に感謝感謝です。
いい夢が見られそうです。
昨夜と同じ場所に寝床を設えおやすみなさい。


出費300円
走行データ無し