前編は品物が到着する前に書いた記事ですが、後編は品物が到着した後に記事を書いています。
実際届いたKABUKI MUTEはこんな完全密封パッケージに入っておりました。
上部のキリトリ線を切ると、ジッパーの付いた袋となりまして、ここにKABUKI MUTEが入っていました。
裏には取扱説明書が貼られていて
(内容は下記の通り)
取扱説明書
・楽器から弦までが20mmを超える場合は機能しません。
また効果の程度は楽器のセッティングによって変動します。
・開封直後の部分的な潰れ、また低温になるにつれ硬化する現象は
常温でもとの状態に復元します。
・低温では製品が硬化し、効果が強くなる傾向があります。
・紫外線や空気の影響で色がくすんできますが品質に問題はありません。
・水や日光を避け、常温で保管してください。
・度重な使用での劣化や摩耗等が考えられます。
・印刷には油性インクを使用しておりますが、長期間の使用や
接する素材によっては色移りする可能性があります。
・演奏時以外は必ず楽器から取り外してください。
・本製品を何度も無理やり設置すると塗装を痛めかねません。
そのため完全に製品を押し潰して設置、撤去を行ってください。
・開封後の製品に対する一切の責任は負いかねます。
ということでこれがKABUKI MUTE本体。
意外や意外、思った以上にミュートされています。
2種類のスポンジを組み合わせたところがミソでしょうか・・・
で、このMUTEKI MUTEはスポンジがフワフワだと書きましたが、乾いたスポンジのフワフワではなく、湿気のあるフワフワなので、弦の下を通すのは摩擦抵抗でかなり手間がかかり、手軽に付けたり外したりできるような代物ではなかったです。
本体、ユーザー、双方とも工夫の余地ありですね。
しかも取説では、演奏時以外は必ず楽器から取り外してください、と書かれていますので、ちょっとこれは面倒くさいことになりそうですね。
まあ『演奏時以外』とあるので、何時間以上ならダメとかいうことではないようですが、当初のイメージでは付けっ放しで、と思っていたくらいなので、もうこれは実際やってみるしかありません。
ちなみにアコベにも装着してみようと思いましたが、こちらは逆にエレベよりもブリッジが低く、エレベでさえ通すのは厄介なのにアコベでは尚更大変だと思いまして、アコベで使うとすればそれ相応の覚悟で臨むしかなさそうです。
これはこれで使える器具なので、いずれ使うときが来ることを想定して常備しておくことにしました。