今2本のベースに張っている弦はダダリオのEXL220BTというスーパーライトゲージ。
いつぞやの記事でも書きましたが、この弦は品番の最後が『BT』となっており、これは『バランス・テンション』の略。
各弦のテンションを同じように、ということで作られた弦らしいですが、40.60.80.100のように均等に変化していくゲージとはまた違った弾き心地、音色になります。
この理屈で言うならば少なくともネックの『捻じれ』は極力抑えられ、さらにスーパーライトゲージですのでネックそのものの『反り』にもほとんど影響ありません。
そんな楽器に優しい弦が、力を入れないピッキングにはよく合うんじゃないかと思っています。
さて、では出音という点ではどうか・・・
最近、イコライザーペダルを手に入れて、高低のバランスをとったりしていますが、総じて言えば低域を少し持ち上げたら良いバランスになる、という傾向になっています。
それは、Ricでもテレべでも同じかな。
この弦を使っていて、一つ気づいたのは、それは弦のせいだと。
テンションバランスはとれていても、出音バランスでいうと、やはり4弦が弱いのではないか。
多少テンションバランスが悪くても40.60.80.100の方が出音的にはバランスがとれているのかも知れません。
ベースですからね、弦は太い方が音がいいんですけど、もうね頑張って太い弦を弾ける歳じゃないので、今のところ現在の『BT』弦でもいいのかなと考えています。
幸いなことに、『いい音してる』と言われますので、このまま少し続けてみようかなって。
イコライザーペダルが必要になってきたのも、実はそんなことが根本にあったのかも知れませんね。
じゃあそれまでの40.60.80.100でバランスとれてたのか、と言いますと、それもまた定かじゃございませんが。。。
まあ、どちらにしても以前でしたらどちらかの結論が出るまで試していたんでしょうけどね、大事なことなのかも知れませんが、今じゃたいして気にならなくなっています。
問題はそういうことじゃないから・・・