前回の記事で取り上げた、コースケさんからいただいたスタッドレスタイヤとプリウス純正17インチホイール。
先週、ディーラーで交換しております。
そのスタッドレスタイヤが意外な展開に。。。
元はと言えばこの写真
この写真はいただいた時の写真で、コースケさん宅で写されたものです。
そして、この写真の一番上に写っているタイヤの一部分を拡大しますと、製造年、第何週なのかが写っているんですね。
見たところ『YYY4713』と見えます。
であれば、2013年の47週に製造されたタイヤであるということがわかります。
タイヤにはすべてこのような表示がされていて、いつ作られたタイヤなのかわかるようになっているんですね。
さて、ご存知の通り、スタッドレスタイヤではこの製造年が特に重要なこととなります。
そもそもスタッドレスタイヤは雪道用に開発された冬専用のタイヤで、雪道でも滑りにくく作られています。
専門的なことはわかりませんが、基本的に夏用タイヤは気温の低下でタイヤのゴムが硬化する性質があって、それが結果的に雪をグリップしなくなり滑るのだそうです。
しかしスタッドレスタイヤはもともとサマータイヤより柔らかく作られていますが、その柔らかさは温度が下がっても硬化しにくくなっていて、それが雪をグリップして滑りにくくさせているのだと聞いています。
ですが、たとえそうであっても、年々ゴムは硬化していき、およそ5年(メーカでは3年)を目処に効果がなくなってくると言われています。
そして固くなったスタッドレスタイヤは雪道で本来の性能を発揮できず、以後はサマータイヤとしてしか使えません。
このような性質があるので、さてそこで今回のスタッドレスタイヤですが
2013年47週
まあ47週はおよそ11ヶ月、つまりほとんど2014年に近いわけですが、そうだとしても今年は2022年、ざっくり言っても8年経っていて来年は9年目ということになります。
そこで、FBでお友達のMチャさんからご心配の声をいただきました。
製造年から念の為チェーンをおすすめします。とのことでした。
ここでボクも初めて写真の製造年を確認したわけです、、、
たしかに2013年と見えます。
しかし、元の持ち主もクルマには相当うるさい方で、そんなことは先刻ご承知のハズ。
ボクもそこを信じて、というかまさかそんなことはないだろうと思って気にしていなかったんですが、あらためて写真を見るとやはり2013に見えます。
気になるので翌日
駐車場であらためて製造年を確認してみると・・・
『YYY4716』
となっていて、ん?たまたま1本だけ?ということもあるかと、4本のタイヤを確認しました。
そうすると、4本とも『YYY4716』となっています。
どういうこと!?
まあ、実際の目で確認したのですから2016年であることはもう間違いない事実です。
これも47週ということで、およそ2017年製。
つまり丸5年経過したタイヤだということになります。
いずれにしてもスタッドレスの限界であることには違いないんですけど、かなり短縮されて少しホッとしました・・・
じゃあ
写真は?
写真の2013年はどうしたのか
そこで
下記の写真は先のトリミングした写真を上下逆さにしたものです。
よ〜く見たら『YYY4716』に見えませんか?