リハーサルに持ち込んだコロナドベースは、残念ながらこのままの状態であれば、およそ実践では使えない状況でした。
症状は2つあって、2弦のG音、その前後のポジションの音が小さい(小さいのか音が伸びないのかも不明)
もう一つはポジションによる音量のバラつきが極端。
考えられる原因は
おそらく弦。
アンプは自前のアンプではなかったものの、この症状でアンプ側に問題があることは先ずないと考えられ、やはり原因は本体側かと。。。
張っているラベラのブラックナイロン弦はテンションが緩く、さらにショートスケールなので、ポジションによってテンションのバラつきが起こっていることは十分考えられ、それが音量の差に出てしまって、アンプやコンプのトーンコントロールでは制御できない状況となっていたんじゃないかと。
この暴れる落ち着きの無さは、これまでの経験から、弦だと思います。
2弦のGと前後フレットの音が小さいことは現段階ではよくわかりませんません。
しかしこれも、一連のブラックナイロン弦の影響だったのかも知れませんね、以前張っていたフェンダーのニッケル弦ではその症状が確認できていないので、もう一度弦を替えて再度トライしてみないと何とも。。。
ふとyoutubeに自分でコロナドベースを弾いている動画があるのを思い出しました。
中学生の頃よく弾いていたランチャーズの『真冬の帰り道』を60年以上経って弾いてみたのですが、案外覚えていて自分でもビックリでした。
今のことはすぐ忘れるけど、当時覚えたことは忘れないんですね。。。
まだブラックナイロン弦を張る前で、動画を観る限り、今回のような症状は見当たらない。
帰ってから、在庫していたフェンダーのニッケルラウンド弦に張替えました。
テンションも強くなってロッドを少し締めましたが、ブラックナイロン弦の時にロッドを緩めているので、戻した感じ。
一応リスクを回避するためにも、次回の演奏時にコロナドベースは使わないことにしました。
2ピックアップのベースというと他にはRicしかありませんので、次はRicで臨むことにします。
ベース自体がこんな状況でしたのでGomachan Compのテストもハッキリしていませんが、コンプとしては非常に使いやすく、というかわかりやすい音の変化で使い勝手は非常に良いものだと思いました。
なお、トーンコントロールも美味しいところで調整できるので、これは便利です。
さらに、必ずしも両方をセッティングしなくてはいけない、ということではなく、コンプだけ、トーンコントロールだけ、という使い方も出来ます。
今回、コンプの状況はわかりましたが、コロナドベースのバラつきがひどく、まあ、コンプ本来の平均化するという機能とは違う次元のひどさだったと思います。
ただ
確かにコンプレッサーの機能は働いていたし、あのアタック音を使ってみたいと思っていたのですが、今日のリハーサルの時間だけでは調整不足なのか、コンプ機能がかえって付けたい抑揚を平均化してしまい、狙った効果が期待できずに終わりました。
そういう意味ではコンプは使い方が難しく、あえて狙うか、音楽ジャンルを選ぶかも知れませんね。

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