先日、特養で昭和歌謡とフォークを演奏した3人のメンバーで今度はカーペンターズをカバーします。
このカバー曲はクリスマス(実は変更になりました)に演奏することになっていまして、今日はそのリハーサル。
前回は『ぶっつけ本番』、リハーサルは本番直前のリハも含め一切なく、正真正銘の『ぶっつけ本番』でしたので、今回はせめて1回くらいは音合わせしたいと、スケジュール調整してこの日のリハーサルとなりました。
ちなみに表題の『パーシモンズ』とは、このメンバー3名で活動する時のグループ名です。
お二人の場合には『シンプルライフ』という名前で活動するという、ちょっとややこしいことになっていますが、ボクにとっては『パーシモンズ』の復活がうれしいですね。
さて、カーペンターズの曲と言えば、いわゆるプロのスタジオミュージシャンによる神がかり的なベースフレーズが当時のボクに影響を与え、ビートルズとはまた別のベースマンの道を志す望みを繋いでくれた貴重なグループであり曲です。
と言ってもボクはこれまで一度としてカーペンターズを演奏したことはなく、一度でいいからカーペンターズの曲を弾きたいと何十年も思っていた夢が今日叶ったことになります。
家で曲を聴きながら譜面を作り、一通りこうかな?というところでリハーサルしたわけですが、やはり何ヶ所かわからないコードがあって、当然ですがベース音に何を選ぶかにも影響するので、そういう部分は今日のリハーサルで解決することにしました。
こんなときギターが弾けるといいですよね。
持ち込んだベースはフェンダーコロナドベース。
アンプはちょっと天候も気になっていたので、現地でベースアンプをお借りすることにしました。
もう一つ、Gomachan Compも持ち込んでいます。
コロナドベースについては次回の記事で細かくアップするつもりですので、こちらもよろしくお願いいたします。
話が前後しますが、カーペンターズの曲でのベース、ジョー・オズボーンを聴いていると、不思議と自分のよく使うフレーズも出てきます。
ボクとしてはジョー・オズボーンからの影響は直接受けていないと考えていて、もしそうであれば70年代当時の荒井由実を筆頭に『ニューミュージック』と呼ばれたサウンドのベース、特に細野晴臣氏のベースはジョー・オズボーンの影響も受けているのではないかと思いました。
ボクが影響を受けた細野晴臣氏のベースは元を辿ればこのあたりにもあったのかなと。
何気なく聴いていたカーペンターズですが、今回しっかり聴いてみるとコード進行に独特の癖があったり、途中2拍になったりするところもあったり、なかなか手強い曲だったんだなと実感しました。
パーシモンズ、楽しいグループでした。
こういう演奏の楽しみ方もいいなと思うんですよね。