カセットデッキが逝きました。。。
画像でいうところの一番下の段、TEACと書いてあるデッキです。
ブログで調べたら2015年の2月あたりに購入していますね。
このデッキについては、当時持っていたカセットテープを大量処分し、それでも残ったカセットをデジタル化しようか検討していたのですが、アナログオヤジにはよく理解できず、結局デジタル化せずにカセットデッキを買ってしまったという(笑)
そんな経緯で買ったカセットデッキはいわゆるWカセットと呼ばれるもので、ボクは使いませんが、カセット同士のダビングもできるというもの。
値段のこともあったのでこれを選びましたが、このデッキの一番の利点は
カセットテープの速度を変えられることでした。
カセット全盛期はこう言ってはアレですが、実はテープスピードは各社微妙に違っていたり、特に『ラジカセ』に至っては規格のテープスピードからは大幅にズレていて、持っている機器でそのまま録再する分には問題ないんですけど、そのテープを他社の機器で再生すると明らかに回転が違ってしまうという問題がありました。
それによっていわゆる『キー』が変わってしまい、音程が合わない問題が生じていました。
で、このカセットデッキは回転速度を微妙に変えられる機能が付いていて、音程の合わない曲も正しいキーで鳴らすことが出来る、つまり正しい速さで鳴らすことが出来るすぐれものでした。
今回、羽生の『TAKE★1』マスターの柿沼さんから演奏する曲の入ったカセットテープをいただき、練習していたんですが・・・
デッキの両方ある挿入口でも普段使う左側で再生していましたが、カウンターが上手く作動しなくなっていて、巻き戻しの目安がわからなくなるので、仕方なく右側で鳴らすことにしましたら、こちらはまったく動作しないんです。
それどころかイジェクトもできない・・・ヤバい!
え?ダメなの!?
普段、カセットテープはもう一つのレトロなカセットデッキ
PIONEERのこちらで聴いておりますので、TEACのカセットデッキは本当に久しぶりの火入れでした。
カセットテープを使って練習をする場合は回転を合わせることが前提となりますので、TEACを使うのですが、近年そんなこともなくなり本当に久しぶりでした。
それが仇に(笑)
仕方なくPIONEERのデッキで再生しましたが、ちなみに音程は大丈夫でした。。。
さて、
もうこれでTEACのカセットデッキはドナドナするしかありません。
そうするとラックの棚が一段空いて下がるので、上手くいけばこのPIONEERのデッキが納まってくれるかも知れません。
本当はこういう棚に入れるタイプじゃないのですが、今スピーカーの上に乗っていて、見栄えも悪く、何とかしたかったので納まってくれればいいんですけどね。