Fenderの40〜100ベース弦です。
7250シリーズには数種類あるようで、その中の40〜100を7250Lと言っているみたいです。
でもフェンダーの弦と言えば昔からあまり良い評判は聞かれず、ボクもフェンダーの弦は過去に一度だけ使ったことがあります。
あまり良くなかった(笑)
でもこの7250L弦は良いですね。
おそらくダダリオのOEMじゃないかと推測しますが、まったくのダダリオでもなく、フェンダーの意見が入っているような、ちょっと違う味付けになっている気がするんですが、、、実際のところは知りません。
でも何であれ良ければいいわけで、この40〜100はいい音しますね。
というかRicと相性が良いのかも知れません。
これが同じシリーズの45〜105だと良さが全然出てこなくて、そうか結局、弾き手も含めて総合的なバランスなんじゃないかと思ったりしました。
音ですから言葉で表現するのは難しいんですけど、ダダリオが無味無臭ならフェンダーは少し香りがするようだし、ダダリオから若さを抑えたような、ちょっと大人っぽい感じもします。
特に弦高を低くしているとバズるギリギリのピッキングをすれば音が変わるんですが、その時の音がすごく良い弦とそうではない弦があって、この弦はこの時すごく良い音になると思ったんですね。
しかも、なかなか破綻しないので、その音が割と簡単に出せると思いました。
一方ダダリオは割と早くから破綻してしまう傾向にあって、そういう音を出さないのだったら関係ないと思いますが、Fender弦だったら時々その音色を楽しむことも出来るわけです。
この弦はRicを購入したときに遡りますが、数回にわたって記事にしているんです。
ここに至るまでがややこしいんですけど時系列的に言いますと
Ric購入当初、ネックをリペアマンの小牟田さんにお願いして低い弦高でセットしていただきました。
今後、Ricのネックが反っていくのか反らないのかそれが心配だったので、標準より細い弦を張っておく手段に出ました。
これでネックが逆反りのままであればいいし、この弦でもネックが動くようであれば今後少々心配だということになります。
この時一旦、ダダリオの40~95をセットしたのですが、フェンダーで40~100があるのを発見し、40~95よりバランスがいいであろう40~100に再セットしました。
この時ネックは逆反り気味になっていて、ローポジションでは少しバズが出る状況ではありましたが、それでもアンプを通すとほとんどわからない状態でした。
そしてこの状態で昨年10月に『がむがむ』リハーサルに持ち込んだんですね。
この日はRicの初陣を飾る日でもありましたし、セットした40~100の弦がすごく良い音で、フェンダー弦がお気に入りになってしまいました。
その後、45~105弦でも大丈夫であろうという判断で、同様にフェンダーの45~105弦を張ったのですが、これが普通の音になってしまい、結果的には40~100の時のような音にはなりませんでした。
という経緯があって、今回フェンダーの40~100を張って、あの音を味わいたいと考えたわけです。
これらを総合的に考えますと、すでに書きましたが弦のゲージとベースの相性、弾き手のピッキング、これらのバランスでの音になるんだと考えます。
従いまして、ベースが変われば条件も違うだろうから、弦が気に入ったからと言ってその弦を張っても同じことにはならない気がします。
さらに、弾き手のピッキングも歳とともに変わってくるので、同様に同じ結果になるとは限らない。
なので今、ちょうどバランスの良い弦をRicに張ったんだと思いました。
注)
これはベース弦に限ったことで、ギター弦の場合はまったく知識がなく、そういうことがあるのかどうかもわかりません。。。

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