このギター
現在持っている唯一のギターでして、持っているけど弾けるわけじゃないので、もっぱらコードの確認用として使って?います。
時々取り出してはネックの反りを確認したり、オクターブ調整したりして、ボチボチ精度を上げていっているのですが。。。
話が変わりますが、先日、羽生でのリハーサルで、終わってから松永さんが『指が痛い!x2』って言っていて、ライトゲージじゃなくて、エクストラライトにしても指が痛い!と・・・
『エキストラライト?』なんだ!?
そんな弦があったの?
ボクだってわかりますよ、かなり細いギター弦でしょ。
そして、その場でハタと気付いたのでした。
そうか、ボクのギター、弦が太いんだ!!
指が痛くなるほどギターを弾くことはまったくありませんが、弾く時の違和感をどうにかしたいとは思っていて、ひょっとしたら弦を『エクストラライトゲージ』なるものに交換したら違和感が無くなりそう、って思ったんですね。
ウチに帰ってさっそく通販サイトで『エキストラライトゲージ』をチェック。
まあ、よくわかりませんが、ゲージがもう一段階細いセットがありますね。
メーカーによって多少のばらつきはあるものの、概ね8~38あたりのゲージ。
で、ギター弦のメーカーはわからないので、ベースでは定番メーカー『ダダリオ』だったら、まあいいんじゃないか、ということで、ダダリオでは『エクストラスーパーライトゲージ』と呼ばれている細い弦を2セット購入しました。
問題は
誰が弦を交換するのか、ということです。
自分でやれよ!(笑)
しかし、過去にギターの弦交換で成功したことは一度もありません。
なので、どこか楽器屋さんへ持ち込んで有料で弦交換をお願いするつもりでした。
でも、いい歳したジイサンがエレキギター持って楽器屋のカウンターで『弦交換してください』って言うのもみっともないし、エレキギターを持ってウロウロすること自体恥ずかしい。
おそらくカウンターからは『なんだ、このジイサン、弦も交換できネ~のかよ!』
と、まあそういうことです。
これでも、ベースだったら弦交換だってちょっとウルサイうんちくも垂れて、他人に任せるなど以ての外、自分でやらないと信用できない!くらいなものですが、ギターとなるとまったく出来ません。
今日、ちょっと譜面を作っていて、途中でコード確認するためにギターを出したんですね。
やっぱり、なんか違和感があるので、弦を交換したいな~って。
もう時間もアレだし、急いでいるのでここは意を決して、自分でやってみようと、。
ベースと同じでしょ?
ギター弦はポストに何回巻くのか知らないけど、3回くらい回っていればいいんじゃないの?
そうだ、一本弦を外して、ポストから何センチのところでカットすればいいのかわかるじゃん!
そうだよ、ベースと同じジャン!
ということで、自分でやってみることにしました。
メガネは一番度の強いヤツに替えて行います。
4弦がポストに3回巻いてあったので、弦を外してポストから何センチ出ているか測ったら、5センチ。
バラつきはあるものの、5センチでカットすればいいんじゃないか?
かんたんジャン!
って、1弦をポストから5センチのところでカットし、弦を張ってみます。。。。
あっ〜!!
しまった~!
弦を通す穴が側面にある!!
そうか~考えてなかったな~、5センチしか余ってないから巻けないかもしれない。
そうか~後でカットするのか~
3回巻きはどうかわかりませんでしたが、1弦は細いので5センチしか余裕がなくても何とか巻くことができました。
あとの5本の弦はポストから5センチのところで『折り曲げて』巻きました。
やっとの思いで張替えました。
何弦は何色、というアンチョコを見ながら間違えないようにやりました。
出来上がって、弦高調整、オクターブ調整をやると、ちょっとこれはネックが逆反りしていますね。
ローポジションでビビる場所があるし、経験上、弾いた感じで逆反りが分かります。
このままでもいいんですけどね、でもこの際ですからロッドを少し戻すことにします。
弦が相当細いってことだよね。
弦を緩め、ロッドを少し戻して、再度弦高調整、オクターブ調整。
いやいや、これですよ!このテンション感!そうか、この弦だったのか!
この弾きやすさが自分のイメージでした。
ということで、貴重な時間を潰してしまい、譜面作るのが遅くなった。。。