数年前から健康診断を受けるたびに『聴力』で引っ掛かります。
特に右耳での高い音は難聴となっているようです。
実生活での支障はありませんが、家族に言わせると『えっ?』と聞き返すことが多くなったとか。。。
支障がないって・・・?
ボクはベースを弾くし、オーディオが趣味。
大丈夫なんか?
聴力に問題があるのは『高い音』で、ベース弾くのは基本的に『低音』ですから、直接的な障害にはなっていないと思いますが、厳密に言えば倍音の関係であるとか、音色の感覚に影響が出ているかも知れません。
今のところベース弾くのに、自分で気になることはないと思います。
むしろ問題がありそうなのはオーディオですよね。
というか絶対影響があると思います。
昔から年寄りが聴くオーディオは『シャリシャリ』の音でバランスが滅茶苦茶!みたいなことを聞きますが、きっとそういうことなんでしょうね。
広域が聴こえづらいものだから、イコライザーやトーンコントロールで広域を上げてしまうという。。。
本人がそれでバランスがとれていると感じているのであれば何も問題はないし、本来、オーディオで良い音を求めているのは、あくまでも自分の『耳』でのこと。
従いまして、難聴であろうとなかろうと、その人にとっての良い音なので、程度の問題なんだと思います。
しかし
自分のオーディオで広域が不足していると感じたことは今のところないし、むしろ低域を増やしたいと思っているくらいです。
と、自分の趣味ですからまあ勝手に楽しんでいればいいわけですが、表題にありますように、この度ついに『集音器』を買うに至りました。
徐々に、難聴である右耳(左もか?)で、TVの音が耳の中で篭りながら反響して聴こえるようになってきています。
ちょうど部屋の中では机に向かっていると右側にTVがあるので、TVは右耳で聴くような感じになっています。
そんな影響もあって余計に聞き取りづらいし、なんかある周波数域が篭って聞こえているようです。
なので、闇雲にTVの音量を上げれば解決するというわけでもなさそうで、逆にイヤホンやヘッドホンではそういう症状がないので、『集音器』があれば少しは解決するのかなって。
そもそも『補聴器』と『集音器』は機能的には似ていても違うもので、今回購入したのは『集音器』
調べたところによりますと、補聴器は薬事法で定められた医療機器であって、非課税対象となります。
購入にあたっては、個々のフィッティングが前提となっていて、価格も高価なものになってきます。
直接の費用については医療費控除の対象となるようです。
集音器はそれらの規制がなく、単純に音を増幅させる機器といったところでしょうか。
補聴器は聴力に合わせて足りない音を大きくするもので、集音器はすべての音を大きくするもの
という違いになると思います。
で
本来、『補聴器』で考えた方がいいのでしょうけど、その前にそういう器具ってどういう感じなのか。
耐えられるものなのか、快適なものなのか、一度『集音器』で様子を見てみることにします。
基本的にはどちらも増幅器であり、補聴器は上記にありますように、不足している部分を補う要素があり、増幅すると生じるハウリング対策も出来るようですが、根本部分は同じことだと思います。
例えばシニアグラス(老眼鏡)で市販の度数の物を買うか、眼鏡店で検査して自分専用のメガネを作るかという違いみたいなもの。
なので、まずは価格的に抑えてある『集音器』を買うことにしました。
そして、いろいろ選んでいくうち、わかってきたことがありました。
当初
のようなタイプが種類もあって良さそうだったので探していました。
色はむしろ肌色(今は肌色とは言わない)よりもブルーや黒のほうが『補聴器』っぽくなくていいかな~
程度に考えて、メーカーや口コミ、値段も考えておよその一点に絞っていました。
が
さらに調べていくうち
マスクが出来ない!
メガネが掛けられない!
と言う声が・・・
・・・・・えっ?
そうか!
そういうことです、ボクはメガネを掛けているし、コロナ禍で毎日マスクをつけます。
じゃあ、こういうのダメじゃん!!
あっぶね~!!
ということで、再度選びなおし。。。
単純に耳穴だけというもの
これにしました。