画像はすべてネットから掲載させていただいております。
問題がございましたら即刻削除いたします。
Rickenbackerでセミアコのベースと言いますと4005
かつて『チューリップの吉田さん』が使われていたことでも有名ですね。
というベースが代表になるわけですけども、今回は違ったボディタイプのベースを出してきました。
Rickenbacker Unveils 90th Anniversary 4005XC Bass Guitar
訳しますと、『リッケンバッカーが90周年記念4005XCベースギターを発表』
ということでつい最近発表されたベースとなります。
このベースについては一度記事にしたくて以前からチャンスを窺っておりました。
めちゃくちゃカッコいいベースなんですが、ちょっと解説いたしますと、ご覧の通りセミアコ仕様となっておりまして、ボディの形はまるっきり63年あたりの360ギターと同じ形をしています。
この4005XCはブリッジの位置を見ていただければお分かりのように、おそらく30.5インチのショートスケールですね。
そして、このモデルはリッケンバッカー90周年の記念モデルとして何度も言いますが最近発表されたモデルなんですけど、ボクが言いたいのは
日本では55年も前にすでにこの形のベースは存在したということです!
『Honeyハニー』というメーカーの通称『ハニケンバッカー』モデル。
当時GSブームの最中、タイガースやジャガーズなどが使ったことでも有名(ボクたちには・・・)ですね。
で、なんでこんなことで記事にしているのかと言いますと
当時からリッケンバッカーにこの形のモデルは存在しない!!
と言われていたことだったんです。
存在しないリッケンバッカーのコピーモデルをあたかもリッケンバッカーのように使っているのが不思議であり、逆にこれもカッコよかったり。。。
さらに、なんでこのモデルのベースをリッケンバッカーは出していないのか!?
という疑問にもなっていったわけなんですけど、55年も経った今になって見事にこのモデルのベースを発表しましたね。
出したんカイ!
この複雑な心境がおわかりでしょうか
これでハニケンバッカーは本家よりも早いコピーモデルとなりました(笑)
実を申しますと、この90周年モデルが発表された時に、一瞬『しまった!』という思いや『リッケンバッカーを弾いていない』とか『ハニケンバッカーを買っておけばよかった』等々の様々な思いが一気に溢れてしまって、少し冷静さを保てなくなっていたのも確かであります。
偶然ではありますが、前回2回の記事にありますように、Rickenbackerを手にする機会に恵まれたわけですが、その際このモデルも眼中にあったのはいう間でもありません。
しかし、ショートスケールだったり、まったく馴染みのないベースなので、これを終着駅にするにはかなりのリスクが伴います。
まあ、これはこれでカッコいいベースではあるけど、ボクにとっては4003が正しい選択なんだと思うことにしました。
ハニケン買っておけばよかった~(笑)