NS-451のウーハーを交換する | Dream Lights

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YAMAHA NS-451は

ボクが22歳の誕生日に親父から買ってもらったスピーカーでした。

プリメインアンプとレコードプレーヤーはすでに買ってあって、それまでは安い卓上ステレオのスピーカーで聴いていたんだよね。

 

この買ってもらったスピーカーで聴いた荒井由実の『ミスリム』は感動しました。

 

そしてこの時の感動は45年経った今でも忘れられず、その後スピーカーは散々買い替えましたが、結局このスピーカーに戻してしまいました。

 
しかし
 
耳のせいなのか、ウーハーのアルニコは磁力が弱くなっているのか、最近、低域が不足している気がするんですね。
 
リファレンスのソースを聴いても、どうしてもいつもの音に聴こえない。
 
元々このスピーカーは朗々と鳴る低域が魅力で、ボクもソコが好きで使っているわけなんですが、それが不足しているんじゃ、一体このスピーカーの魅力はなんなんだ?と。
しかも最近、真っ白だったウーハーが黄ばんできて
 
なんか歳とったな~って。
 

なにしろ、45年も経ってますからね、当時の姿のままではいられませんよね。

 

そこで

 

この事態を打開するため、最初に考えたのが、10cmバックロードホーン。。。?

 

わずか10cmの小型スピーカーでもバックロードホーンで鳴らせばいい音がする。

一度も買ったことも使ったこともありませんが、昔から10cmのバックロードホーンというは気になっていました、じゃあこの際バリエーションとしてNS-451の上に乗せてもいいんじゃないかな?と。

 

いろいろ探しましたが、やはりちょっと現実的ではなく、スピーカーの上に置くにしてもスペースが足りない等、結局問題はソコじゃないな、今は要らないな、ということで没になりました。

 

これは単なる気まぐれということで

いっそ、スピーカーごと交換するか。。。

 

NS-451に不満が出てきたのは確かですが、ここで別のスピーカーに替えてしまうと、また昔のようにスピーカー地獄になる可能性も(笑)

 

YAMAHAやダイヤトーン、ALTEC、JBLいろいろ候補を絞りましたが、まあ確かに今のスピーカーよりもいい音になるかも知れません、しかし、逆になるかも知れない。

いずれにしても、今の段階で選ぶのはすべて同じように古い中古ですので、現状のように経年変化での音質劣化を打開できるという保証もないわけです。

 

どうしよう・・・

 

NS-451のウーハーだけ売ってないかな~~

 

というのが本当は最善策だよね!

 

でも、まさかね、このスピーカーユニットを新品で売っているはずもないし。

 

ということを発端に苦肉の策として、そして一番安全なんじゃないか!?ということで考えたのが

 

『他社の新しい20cmスピーカーを取り付ける』でした。

 

これはもう最初から考えていたプランではありましたが、実際同じ20cm口径だとしても、フレームの大きさは各社違うので、NS-451にピッタリ合うのかわからない、ここでバッフル加工が加わるのはちょっと困る。

 

でも、見つけました!

 

『FOSTEX FF225WK』


メーカーサイトで調べたらフレームのねじ穴位置がピッタリ。

 

そしてこれはウーハーじゃなくてフルレンジスピーカー。

 

一応ウーハーということで探してはいたんですけど、途中からむしろフルレンジ買っておいたほうが得策じゃないかと思い始めましてね。

 

ネットワークでウーハーとして制御できるし、ツイーターとの相性が悪ければフルレンジとして20cm一本で直接鳴らしてもいいし。。。

 

音質は変わるかも知れません、でも、これはこれで気に入るかも知れない。

不足している低域がバランスよく盛り上がってくれたらまずは合格。

それよりもNS-451のままでいられるのが嬉しいです。

 

何か月か前に買ったカートリッヂもそうだけど、ある部分『新しい』ということは大事なんだな、と思うようになっています。

45年も前の劣化したスピーカーを有難がって聴いているのもいいけど、新品ならではの魅力もあるんですね。

 

どこかに不満を持って鳴らしていても、逆にストレスになるので、今回のウーハー交換が吉と出ればいいんですけど。

 

交換後のレビューはまた次回。。。