確か持っていたはずのアルバム。
これが探しても見つからない。。。
久しぶりに聴こうと思って見つからないことがよくあります。
じゃあ、ってレコードかCDを購入するんだけど、その時にはもう聴く気も冷めてしまって、結局聴かないでそのままになっている、というケース(笑)
まさにそれ
聴きたいんだけど、手元にレコードがないので仕方なくDISC ○NIONやヨド○シカメラなんかを物色してレコードを探します。
ん?レコードがない!?
なんだよ、じゃCDか。。。
ということで、不本意ながらCDを注文。
前述の通り、CDが到着したころには熱も冷めて聴かないかも知れません(笑)
で、このアルバムが発売された時は『高中正義』に興味があったわけではなく、ベースの『後藤次利』を聴きたくて買いました。
当時後藤次利氏は日本のトップベーシスト、様々なアーティストのアルバムに参加し実力の差を見せつけるという感じ。
ボクは『サディスティック・ミカバンド』『ティンパンアレイ』のアルバムで強烈な印象を受けるわけですけど、当時ボクもベーシストの端くれだと思っておりまして、スラップ(当時はチョッパー)はかなり早い段階からレコーディング等で使わせていただきました。
後藤次利氏は良く言えば参考書、悪く言えばフレーズを頂けるありがたい御人でもありました。
ボクの知っている後藤次利氏の初期にはフェンダーのプレベ、当時のプレベはベーシストの定番中の定番、ジャズベではなくプレベというのがこの道のベースだったのですが、後藤氏もプレベを使用されていて、さらにMXRと思われるダイナコンプを使用されていました。
ダイナコンプは基本的にはギター用のコンプレッサーではありますが、ベース用としてのエフェクターがほとんどない世の中でしたので、コンプレッサーを使う場合はこれでしたね。
で、後藤次利氏ですが、この『高中正義 SEYCHELLES セイシェルズ』というアルバムではたっぷりとコンプを効かせて演奏しています。
もうね、コンプの音(笑)
そのおかげかどうか、ここではE弦、つまり4弦がとても良く鳴っているんですね。
これ、プレベじゃないでしょ!
当時流行ったB.C.Rich かな~
この4弦の音だったら出したかった~!
とはいえ、ずいぶん参考になりました。
どの程度の掛かり具合までOKなのか、そんなことばかり気にしながら聴いていましたので、高中氏のギターや控えめなボーカルはほとんど眼中にありませんでしたね。
まあ、それでももう一度あのベースの音や、このアルバムの雰囲気を味わってみたくなって、さて、、、
コンプ欲しくなってきました。