Spectorの弦を交換することにしました。
元々張られていた弦がどこの弦なのか弦には特に何も書いていない(当たり前!)ので、一度使っただけですが、弦を張り替えることにしました。
ポールエンドは全て金色。
ということはダダリオ弦でないのは確か(笑)
『もったいない』ということでは、このままでも良かったのでしょうが、まずゲージがわからない。
感覚的にわかるのか?と言いますと、ずっと同じメーカーを使っているのでしたら、ゲージが変われば違いも分かると思いますが、メ-カーが違ってしまえば表示のゲージが同じでも材質や硬さで感覚がずいぶん異なってきますよね。
どんなんだって弾きやすければそれでいいわけですけど、この弦がどこのなんの弦なのかがわからないから、次回交換するときに同じ弦を買えない・・・
そんなこともあって、今のうちにいわゆる定番のダダリオ弦を張って慣れておこうと思います。
Spectorのスケールは35インチで、スーパーロングスケールになります。
話が飛びますが、スーパロングはロングスケールより別な意味で弾きやすいんです。
1インチ長い分テンションも少しキツくなるので、柔らかいピッキングに相性がいいですね。
これに慣れてしまうと、ロングスケールがミディアムスケールくらいに感じます。
さて、スーパーロングスケール
先ほど張り替えは終わりましたが・・・
張り替えるわけですから、弦を外しますよね。
で、ビックリしたのが5弦がブリッジの溝から外れないんです。
溝が細いのか、弦が太いのか・・・
弦が溝にキッチリ挟まってしまい、ビクともしない。
仕方ないので、ペンチでボディーに気を付けながら力業で外しました。
ダダリオは大丈夫なんだろ~ね!
ということで、何はともあれ5弦0.13インチ弦だけブリッジの溝に当ててみました。
やっぱ、入らない!!
どうすんだ!!
少し溝を削るか。。。
弦もペンチで挟んで幅を細くしよう!
まあ、そんなことで、なんとか5弦はブリッジに収めましたが、今後どうする?
あとの1~4弦は何の問題もなく張ることが出来ました。
先ほど、ネットでSpectorのブリッジのことで調べましたら。。。
代理店いわく、5弦にはテーパード弦を使ってくれと。
テーパード弦?
これも調べましたら、ポールエンド部分が細く巻いてある弦のことだったんですね。
よくある弦ですが、そうか、これを使えばブリッジの溝も通るわけだ!
(画像は拾いものです)
ん?
5弦だけテーパード弦?
ダダリオでそんなセットあるの!?
とりあえず、代理店お薦めのダダリオXB130TSLというバラの5弦を注文しておきました。
現在の弦でも弾けますが、ブリッジは溝に完全にハマってますので、ブリッジを支点とする原理が多少スポイルされるのも納得がいかないということで、今回5弦だけはダダリオXB130TSLを張ろうと思います。
ダダリオでテーパーコアでスーパーロングのニッケル弦のセットってあるのかな?
探さないと、毎回5弦だけ余分に買うことになるし。。。
さて、ブリッジの話題ついでにSpectorのヘンなブリッジについてご説明を。
最初の画像をご覧いただいて、いわゆる『駒(サドル)』の部分、これ実は
今、画像上部に六角レンチが刺さってるでしょ、サドルを固定するにはこのレンチで締めるだけなんです。
というか、ここを緩めるとサドルはバラバラになります。
従いまして、オクターブ調整は各々の弦を緩めては、自分で好きな位置にズラすんですね。
まあ、逆に言いますと、オクターブ調整をバネとネジでやってるより、それこそ感覚でここだな!っていう微妙な位置へ置けるので、なんかこっちのほうが納得します。
実際オクターブ調整は早かった(笑)
ちなみに
テーパード弦のセットは上記拾い物画像にあるように、太い弦だけではなく、全部の弦がテーパーになっているんですね。
そういえば昔YAMAHAの6弦を使っていた時に、ケンスミスの弦を買ったら6本ともそうなってたワ。
でも、あまり好きじゃなかったな~
1本だけテーパーにするのもどうなの?って思うし、それだったら少しキツいけど、このままいくか、あるいはテーパード弦のセットを探すかですね。
バラでオーダーしたダダリオのテーパー弦もバラで5本オーダーすればいいのか。。。