どちらも中古です。
スピーカーは案外簡単に決まったけど、ヘッドは迷いました。
ベースアンプって、最低でもこのくらいの規模、というのがこれまでの経験からわかっていたので、今回はほぼイメージ通り。
小型のベースアンプが最近では標準のようになっていますけど、でも実際のところは小さいなりのことでしかなくて、低域が足りなかったり、やっぱり音量が不足してしまうので、満足のいくものかと言うと???です。
とは言っても、自前のベースアンプだったら、あのクソでかい80kgもあるようなものは運べないわけで、しかもこの歳ですから、小さくて軽いものじゃないと、もう体力的に無理だし。。。
ベースアンプってそういう痛し痒しの状況ですが、結局はちょっと重いけど持てる程度、というあたりで折り合いをつけるしかないんだと思います。
そして選んだのがこの組み合わせ。
まあ持てる重さで、ある程度の音量も確保出来て、しかも音がいいと。。。
スピーカーキャビネットはEA(Euphonic Audio)、過去にも2台使っていたことがありまして、とてもいい印象が残っていました。
今回は10インチ+ツイーター、8Ω350w、重さは約17kg、サイズは360x375x320mm(HxWxD)。
以前は8インチ+ツイーター、もう一つは12インチ同軸2ウェイでしたので、ちょうど両者の中間クラスになります。
で、これに合う素性の良いヘッドはと言うと、これが迷ったんだよね。
小型のヘッドはいくらでもあるんですが、これまで持っていたもので考えると、どれもデジタル的で表面ヅラだけいい音が出る、まあ実際それでもいいんですが、その手は好きになれないので、結局手放してしまいそうだし。。。
デジタル臭くない、小さくて質の良いヘッドを探していたらアコイメ(Acoustic Image)の中古を見つけました。
狙い通りというか、この組み合わせはよく思いついたというか、相性も良くていい感じになりましたよ。
これでSpectorのためのアンプも用意できました。
Spectorのため、でもあるけど、実際この組み合わせはWarwickのアコベとの相性も考えていたので、どちらもイケるはず。
ここ何年かで楽器や機材には醒めてしまって、どんなのでもカンケーない、って思っていたんですけど、Spectorに出会って今の歳相応の自分に合った楽器ってあるんだな~って思ったし、それはアンプだって同じことなんじゃないかと。
アンプも必要ない、デカいアンプはどうせ持って行けないし、小さなベースアンプは結局使えない、だから諦めた・・・って思ってた。
でもそれじゃ済まないでしょ、実際問題、先ずはイザという時にベースアンプがない、っていうのもね~
ということで、この辺りで歳考えたらもう一生モノになると思うけど、気持ち的にはリフレッシュ出来たし、じっくり使っていくつもり。