『風ふか』と呼ばれている大森のライブハウス。
ちょうどボクらDFOの活動とほぼ同じくしてオープンしたお店です。
佐藤公彦(ケメ)のいた『ピピ&コット』のリーダー金谷さんがオーナーで、今やこの業界ではプロからアマチュアまで知らない人はいない!というくらい有名なライブハウスになりました。
もともとは映画館だったらしく、階段状の客席は撤去されていますのでその分だけ天井が高くなり、結果的には音響が良くなって、PA設備がお世辞にも良いとは言えない(笑)のに、けっこう良い音がするという、演奏者には評判のいいお店であります。
今日は『風ふか』でクリスマスライブ!
毎年ここでクリスマスライブを演っている、らしい。。。
そんな気がしないでもないけど、最近DFOに参加してなかったからそんな実感がなくて、調べたら『風ふか』に来たのも2016年のお正月ライブ以来で、その前の月の2015年のクリスマスライブは演っていましたよ。
4年ぶりのクリスマスライブか~
まあ、いいや。
で、ここは確かに音が回らないので演奏が楽である、と思っていたのに・・・
ベースアンプ壊れてたし。。。
ここのベースアンプは昔から『ついで』に置いてある代物で、過去には何度も自前のベースアンプを持ち込んでいたことを思い出しました。
まあ、昔ながらのフォークバンドにはベースがいなかったりすることが多く、ここ『風ふか』でもベース弾く人がめったにいないのではないか?と思うわけですよ。
じゃないと、こんな(失礼!)ベースアンプ置いておくわけがない。
あまり言いたくはないですが(もう言ってる!)、あのメーカーのベースアンプは使っちゃダメよ!
某〇ウンドハウスなどで廉価盤のベースアンプとして扱っているもので、結局は今回みたいな症状が出てコントロールの効かない状態になってしまうんです。
安ければいい!というものではありません。
信頼度ゼロ・・・
ボクはすでに自前のベースアンプを手放して何も持ってないので、大ちゃんが川越のスタジオに置いてあるベースアンプを貸してあげる、と言ってくれたのに、やっぱり持っていくのが面倒くさくなって、結局ライブハウスのベースアンプを使ったんだけど、それが大失敗でした。
こんなことなら、お借りして持っていくんだった。。。
過去には音が悪い、とか、音が小さい、とかいろいろなライブハウスのベースアンプを使わせていただきましたが、今回のような経験はまだやったことがなくて、これもいい勉強だったと考えるべきなのか・・・
本当は頑張って自前のベースアンプを持ち込みたいところではありますが、何しろ運搬がツライので今じゃベースアンプは持ち込まない!という基本姿勢になってしまいました。
なので、逆にどんな条件でも何とか凌いでライブを乗り切る、そんなテクニックも度胸も必要となりますね。
さて、いい勉強には違いないけど、コントロール出来ないものをどう凌ぐ?
いや、音が出ただけ良しとしないといけないか!
ライブ中もいろいろ妥協点を模索しながら演奏したんだけど、とにかく電気系がイカレてるから、妥協点を見つけても数分で音が変化してしまって、落ち着くことはありませんでした。
せっかく音作りも考えてきたのに、何もできなかった・・・
それでも自前のアンプは持ち込まない(笑)
さてさて今日のライブにはヨンボの事務所関係の方々や役者の石田信之さん、岡元かおり(現在は岡元椛里)さんもいらっしゃって、食事あり、プレゼントあり、サンタさんあり、とにぎやかなライブとなりました。
楽しかったから演奏のことはまあいいや!
って、アンタそれが仕事だろ!!
過ぎたことは忘れましょう(笑)
追記
ボクはタバコをやめて2年を超えました。
『風ふか』では相変わらずの喫煙。
2階(元の映写室?)の楽屋ではタバコの煙が充満して、そこに居ろというのは耐えきれない状態になり、結局フロアに下りて避難していました。
超ヘビースモーカーだったからなのか、逆にタバコのにおいへの拒否反応がすごくて、これまですごい生活をしていたんだな~と。
大森に到着して、昭和のにおい漂う美味しい珈琲のお店『ルアン』でお茶していました。
入口には『店内全面禁煙』の看板も掲げられ、以前は喫煙可能だったのに、ボクの禁煙と合わせるかのように『全面禁煙』となっていて、珈琲がさらに美味しかった。
まあ、厳密にいえばかつての喫煙OKの名残というか、タバコのにおいの残り香とでも言うんでしょうか、そんなにおいが薄っすら残っていて、でもそれはお店の雰囲気とマッチしていると思いました。
今の感じがいいですね~~