もう、ずいぶんベースを弾いてない。
楽器もケースから出してないので、1年近くそのままになっています。
このまま音楽活動が終わってしまうかも知れないな・・・
いっそのこと、ベースや機材を全部売ってしまってスッキリさせようかとも思っていますが、そこまでの踏ん切りは簡単にはつきませんね。
長いスパンで考えれば、まだこれからベースを弾く機会があるかも知れないわけで、売ってしまったらもう二度と同じ楽器に出会えないわけでしょ。
アンプだってせっかくALBITで揃えて、未使用のまま手放すのは、何とも悔しいというか心残りというか。。。
たぶん狙っていた音に近いと思っていますが、試す機会がなくて、ああもったいないなと。
と言って、使いもしない機材を狭い部屋に置いておくのもナニですが、そんな悔しい気持ちがあるので、全部売るのはやめました。
他の趣味と同じように、クルマ、オーディオ、カメラと順に廻ってくれば、次は案外ベース期かも知れないわけで、今その気がないからと言って手放すのは、非常にキケンですよね。
実際、そんな経験は過去に何度もありますから(笑)
そのうち誰かから声が掛かるかも知れませんし。。。
ベースだけは特に思い入れが強いだけに中途半端にしたくない気持ちもあって、まあ、複雑な心境でもあります。
演奏技術的に言えば、ここまでは出来るようになりたいと言う目標レベルがありますし、それは狙った音が出ていることとセットになっていたので、そういう点では消化不良かも知れません。
そのあたりは活動を通して実践で培われるものなので、ただ練習するとかの問題でもなく・・・
が、次第に醒めてきているのも確か。
何かキッカケがないと始めないでしょうね、もう。。。
先ほど全部は売らないと書きましたが、アコベは売ることにして、最低限の楽器機材だけ残すことにしました。
売ったお金で二眼レフ買おう(笑)
ここからは余談です。
アコベにつきましては、以前の記事に何度も書いたと思いますが、本当は弾いていて一番楽しいベースでした。
シンプルな構造で、良くも悪くも弾き手の意のままが音に出てしまうという、楽器頼みには出来ないまさに楽器の原点のような素晴らしい楽器だと思っています。
それだけ素晴らしいと思ったアコベですが、これは手に負えないくらい難しい。
幾度かライブで使ってみて試行錯誤の結果、アコベそのものの問題がいくつも見えてきて、現場で使うにはやはり無理があると、自分ではそんな結論に達しています。
アコベにどんな音のイメージを抱いていたかにもよりますが、箱もののベースをピエゾで鳴らすこと自体、すでに無理があると思うんです。
低域の処理の問題、ハウリングの問題、音色の問題とどれもバランス良く調和することはほぼ不可能なことで、そうなってくるとアコベはごく限られた局面でしか使えないことがわかってきます。
アコベが好きだったので、それらを克服すべく散々やってきましたが、それも限界だなと感じ始めていました。
アコベの代わりとなるベースはアコベでしかないんですが、そこはもう切り替えて今後はSugi BassとALBITの音色でそれを補って余りある素晴らしい音を出すつもりでいます。
狙った音が出るなら、他のベースは要らない!!
Hofner・・・
これは別(笑)