前回の記事では、To be continued 的な文面で終わりましたが、引っ張る気、満々です(笑)
RCAピンケーブルを作った翌日、さっそく、その変化なりをあらためて聴いてみることにしました。
午前中はドアミラーの交換の件でディーラーへ行っていましたので、部屋に戻った午後、この時間でしたら音量も少し上げられそうです。
音源は主にCDで、途中からレコードも少し聴くことにしました。
70年代の『ティンパン系』が中心になったんですが、ベースを弾く上で教科書的にいつも聴いていたこともあって、音の違いやバランスもすぐにわかっちゃう!!
だから、ということでもないけど、久しぶりにティンパン系を聴いたのは良かったな~
昔を思い出して懐かしかったです。。。
さて、8412ピンケーブルに替えてからの第一印象は
音量を下げていると割といいバランスに思えるのですが、音量を上げて聴くと、ボーカルが少し引っ込む感じに聴こえます。
そんなはずはないと思っているので、ちょっと??な感じ。。。
少しドンシャリになってる?
そして、気になったのは、どのアルバムを聴いても、普段以上にやたらとバスドラムが聴こえてくることで、この現象はいったい・・・
いくら解像度が上がったからと言って、バスドラだけが強調されるのもヘンだよナ~
バスドラムのズシン!という感じまで伝わってくるので、最初はすごいな~と思っていましたが、しばらく聴いているうちに、これはすごいんじゃなくて、どこかがピークになっているんじゃないの!?と・・・
ひょっとして?と思いながらソファーから降りて、床に座って聴いてみると、これはもうさっきと全然音が違います。
ウッそ~!!
あれだけ聴こえていたバスドラムも大人しくなっていて、めちゃくちゃ自然なバランスじゃん!!
そうなんです
さっきからのオカシな現象は、リスニングポジション、つまりは座っているソファーがロフトベッドの下にあることが原因なんですね。。。
ソファーのある環境は、頭上にロフトベッドの大きな板が低い天井のように被さっていて、しかも後ろは壁ですから、要するに狭い部屋の中に、前面だけ開いているさらに狭い小型のボックスが置かれているような環境になっています。
ですので、ソファーに座って聴くと、天井(ベッドの板)が反射板のような役目をして、バスドラあたりの音域が強調された変な音バランスになっていたんじゃないかと推測しています。。
じゃあ、今までだってそうだろう!ということになりますが。。。
そういえば思い当たるフシがありました。
アンプベンチを使っていた時のことを考えると、その影響がやはりあったんです。
部屋で聴くにしてはスピーカー位置が少々高すぎたし、アンプベンチの台座は角度が付いていて、スピーカーはやや上を向く『アオリ』状態となっており、そのまま鳴らすと低域が完全に不足した状態でした。
でも、それはロフトベッドの前で座って聴いた場合のことで、ソファーに座ったらそこまでヒドくないなと思い、アンプベンチの下にインシュレーターを噛ませたり、向きを変えたりチューニングして、やっと程好い音が聴ける状態にしたわけです。
しかしそれはあくまでもソファーに座って聴いた場合のことであって、床に座って聴くと、何とも頼りない音が聴こえていたことは、これまでも確認していました。
ですので、オーディオには不向きなアンプベンチを使っていた時に、ソファーに座っても程好いバランスで聴こえていた、と言うこと自体が逆に言いますとロフトベッドのおかげでもあり、もっと言いますと反響した音をテキト~にコントロールして聴いていただけだった、ということになります。
したがいまして、マトモな音を聴いていたワケではなかった・・・ということ。。。か(汗)
その後、スピーカー台が到着してからピンケーブルを8412に交換するまでの期間は非常に短い間でしたので、そこまで確認していなかったことになりますが・・・
ただ、ソファーでも床に座った時でも、しっかり低域が出ていて、アンプベンチの時と比べたら、全体のバランスが良くなった印象がありました。
でもその時はバスドラムの音は気にならなかったけどな~
その後、同じ条件でケーブルをBELDEN 8412に替えた途端、バスドラムの音が飛び出してくるようになった、というのは明らかにケーブルの影響ですよね。
今回、解像度が確実に上がって、音そのものもクリアになったことはすごく良かったと思いますが、そのせいでソファーに座った際の音の変化もハッキリわかるようになってしまい、今度こそゴマカシが効かなくなったと思いました。。。
ですので、もうソファーに座った時の音でチューニングすることは止めます。。。
ロフトベッドの影響を受けない、床に座った状態で聴く音は、これまでと違いマトモな音になっていますので、これはスピーカー台とケーブルのいい影響でしょう。
せっかく、マトモな音が鳴っているのに、反響した音をコントロールして、本来のスピーカーの音をオカシクしたくはないわけで、この状況はキープしておきたいところ。
まあ、しかしソファーに座っていても、大音量で鳴らさなければ全く問題ないレベルです。
音量を上げて聴きたい場合は床に座るとか・・・あるいはソファーに座ってバスドラムの音を楽しむとか(笑)
しかしこんなにロフトベッドの影響が出てくるとは・・・
つまりは、リスニングポジションとして、ロフトベッドの下はダメってことです(笑)・・・ダヨネ!