1月の終わりに『ベースアンプの方向転換』という記事を書きまして、BASS CUBとは別にヘッドを手に入れようかと考えていたところ、かるだもんさんから試しにEDEN使ってみますか?と願っても無いコメントをいただきまして、2年前にお邪魔して以来だし、持っていたiGiGとSugi Bassのハードケースをかるだもんさんにお渡しする約束になっていながら、ずっとそのままになっていて、この機会にお邪魔することになりました。
気が変わらないうちに、っていうのもある。。。(笑)
そんなことで、2年ぶりにかるだもんさんに会いに行きました。
前回は当時持っていたYAMAHAのPBが手に負えなくなったので、かるだもんさんに預けて『好きにしてください』と(笑)
その時の模様は2年前の記事『カレーなるベーシスト』で。
今回は、かるだもんさんにボクのアコベもぜひ弾いてもらいたくて、持って行きました。
それではと、さっそくEDENのベースアンプヘッドを見せていただくことに・・・
お店ですので、今日のところはヘッドホンでモニターすることにしました。
そもそもEDENのベースアンプというものを、名前だけは知っていましたが、ボクはこれまで聴いたことも見たこともなくて、先ず第一印象は高級感があって、見た目よりも重いなと。。。
まず、かるだもんさんからこのアンプの説明がありました。

イコライザー部分ですが、パラメトリックイコライザーというものらしく、画像のBass Trebleのコントロールつまみの間にある2段になっているところですね。
これは、上下でワンセットになっていて、上段で周波数帯域を指定して、下段でプラスマイナスする仕組みになっているらしいです。
上段はそれぞれ165、1.1K、6.6Kの周波数を指定するのかと思いきや、165のつまみは30~300、1.1Kは200~2K、そして6.6Kは1.2K~12Kの範囲を自由に指定することが出来て、その周波数を下のつまみでプラスマイナスするんだそうです。
ちなみに下の段がゼロ位置になっていれば、上段を指定しても何も変化が起こりません。
一瞬、ややこしいかな!?って思いましたが、頭の中を切り替えて使ってみれば案外イケてるイコライザーなのかな、とも思いました。
もちろん、イコラーザーを使わず、Bass Trebleだけのコントロールも可能です。
左から2番目のEnhanceつまみはエンハンス以外に、プルでブースターつまみとなっています。
このアンプは小振りなアンプではありますが、10キロほどもありそうで、電源部分がどこにあるかわかるほど重さが片寄っていまして、こういうアンプ好きですね~(笑)
内部はネットで調べると、ちょっと型番が一致しているかどうかわかりませんが、どうもこんな感じらしく

トロイダルトランスという、よく高級オーディオなどに使われている円形のトランスですね、ボクには何のことかよくわかりませんが、そういうことならきっといい電源なんだろうと。。。
そして、プリ部には真空管が使われています。
ハイブリッドって、アンプにも書いてあるし・・・
そんなことで、先ずいい印象を持ったアンプではありますが、ヘッドホンで聴いてみた限り、やはりクセのない力強い音で、平面的な音ではなかったのが印象通りだなと。
お店に置いてあったYAMAHAのPBを鳴らしたのですが、逆にこのベースのミドルポジションあたりで音質が変わってしまうクセまでわかってしまって、果たして良かったのか悪かったのか・・・
あとで持ち込んだアコベも鳴らしてみましたが、これはいいトーンで鳴ってくれましたね。
ピエゾ独特のバリバリしたような音と増幅した音とが上手く混ざり合って、ボクの好きなアコベの音を聴くことができました。
パワーも400Wあるそうなので、もう充分なパワーですよね。
このアンプをしばらく預からせていただけるそうなので、少なくとも次回のリハーサルには持ち込んで、どんな具合か試してみたいと思います。。。
と言っても、これボクのじゃないんだよね(笑)
目的としては、今度狙っているベースアンプのヘッドの参考になれば、というところなんですね。
音ももちろんですが、大きさや重さも含めてどうするかなと。
実際、このアンプが約10キロありまして、最初は10キロならイケるな、と思っていたものの、家に着いてクルマから降ろし、2階の部屋まで持って上がったら、アレ?案外重いぞ!!(笑)
ボクの狙っているヘッドは約20キロありますから、実際持ち運びするのはどうなのか、ちょっと不安になりました。
かるだもんさんも、EDENのヘッドは手で持つ限界の重さだとおっしゃっていましたが、納得!!
お店の休憩時間だったので、お仕事の邪魔にならないよう約1時間ほどで後にしました。
かるだもんさんには、快くベースアンプヘッドを貸していただき、ほんとに感謝です。
いい人だ
さて、ここは新宿
帰り道、わかってはいたものの、新宿のメイン通りを通過するルートを選んでしまい、案の定、大渋滞にハマりました(笑)
道の両側に見える久しぶりの大都会と人の多さにあらためてヒエ~・・・(笑)
どんだけ田舎暮らししてんだ~