
それがナニカ!?と思われるかも知れませんが、こちらは極薄ヴァイオリンフィニッシュの仕様になっているプレミアムなベース、らしいです。。。
ボクのHofnerも当時売られていたものとほぼ同じフィニッシュになっているのですが・・・

色合いが違うでしょ?
つまりは、最初の画像のHofnerは数十年経過した状態の色合いを再現しておりまして、ポール・マッカートニーのHofnerも、レット・イット・ビーの頃には表面にクラックが入り、カラーもいわゆるサンバースト部分がわからなくなった状態になっているんですが

まさにこれを新品状態から再現しているという感じでしょうか。。。
実はボクの好みから言いますと、最初の画像にあるようなヴァイオリンフィニッシュの色合いのHofnerの方がカッコイイと思っているんです。
ですが、それはビートルズ後年のHofnerがそんなになっていたからで、そこにはクラックありのキズありのn歴史と共に変化してきた証がないといけません!
それを最初からピカピカの状態でもそうする!?
そこまでヤル!?
見ていると、なんか不自然な感じにも思えてきますね。
決して、ヒガんで言っているじゃないヨ!(笑)
Hofnerも最近は商魂たくましいですからね、20年もかけて少しずつポール仕様に近づけて、やっとボクのHofnerで、ついにドンズバ!になったのに。。。
本家Hofnerのラインナップを見ると、61年、62年、64年のモデルが出ていて、50年代のモデルもあったとか。
これはこれで、歴史を感じる素晴らしいラインナップだな~と思っていましたが、冒頭のモデルはちょっと本来の趣旨から外れている気がします。
どうせ、日本向け仕様でしょうかね(笑)
10年ちょっと前にRickenbackerのC64というモデルが一時期発売されて、ポールがレフティーのため、ヘッドがリバースになっていたことを受けて、右利き用でもリバースヘッドを付けたモデルがありました。


これもいかにも日本仕様っぽいんですけど、しかし、結果Rickenbackerファンから不評を買って、このモデルは短命に終わりました。
奇をてらってはいけない、ということです。
現在ポールが使用しているHofnerは40周年記念のモデルらしくて、同じモデルを目黒のディア・プルーデンスさんで、実際ボクも購入したことがあります。
あれからどうでしょう、20年くらい経っているんだと思いますが、現在ポールが使っているベースはいい渋さになってきていますよね。

ポールだって、当時仕様のモデルを選んでいるのであって、オカシなモデルは買っていない!ということなのです(笑)
Hofner、今度はドコヘ向かう!?