BASS CUB再考 | Dream Lights

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ハーじゅう〜ツェ〜

前回の記事でBASS CUBをもう一度考える、みたいなことを書きました。
ある程度大きいベースアンプが必要なんじゃないかな~と、ふと頭を過ぎったわけです。

ただ、それが大きいと言ってもどこまで大きくするのかが問題で、まさか10インチ×8発のキャビネットを用意することも出来ないし、その半分の10インチ×4発のキャビネットだって、以前ボクが持っていたSWRは40kgもありましたからね~

そもそも、ベースアンプが大きくて重いからBASS CUBにしたのであって、どんなに素晴らしいアンプでも、デカくて重いんじゃ話になりません。

だし、あまり強力なベースアンプだと、普段ボクらがお世話になっているライブハウス程度であれば、先ず間違いなくPAには繋がず、ベースアンプだけで鳴らすように言われますよね。
それがまた中途半端と言うかバランスが取れないと言うか、ベースアンプの音は客席に向かって響くだけで、隣にいるドラムや他のメンバーには、意外とベースの音が聴こえてない状況になります。
PA経由じゃないので、もちろんモニターも返ってきませんしね・・・
そのくせ、弾いている本人は鳴り響くベースアンプの前にいるので、ベースの音ばかりが異様に大きくて、弾きにくいったらありゃしない!

同じ中途半端なら、ベースアンプも中途半端な大きさが案外ちょうどいいのかも知れない

と言うのが、今回のBASS CUB再考の落としどころ(笑)

結局は、弾いている本人のモニターになるくらいの音量で、しかもPAに繋ぐ、というあたりが落としどころになるんじゃないかと思っています。
となると、ビルトインタイプのベースアンプで充分ですし、15インチ1発くらいが重量的にはリミットかと。
アンプのラインアウトを使わなくても、DI使ってもいいくらい。。。ナノカ!?

ベースアンプを本人のモニターにするなら、ここでベースアンプは音を作ってしまい、自分が気に入った音質でモニターすることにします。
この場合、PA側はラインでもらっても、ステージからある程度の音量は出ているので、ベースのバランスをとることについては、どうなんでしょ。
ここでキッチリと他のメンバーにベースのモニターを返してくれないと、ステージ上のベースアンプはだんだんと音量を上げていくことになりますから、そうなってくると、PA側もバランスがとれなくなり、最後はPA側のベースを消してしまうかも知れませんね。

そのパターンが一番マズイんです!

それやられると、ステージも会場も、誰一人バランスのとれたサウンドを聴くことが出来なくなって、結果、『今日はやりづらかったな~』って悪いイメージだけが残ります。

まあ、要するにステージ上のベースアンプは小さくてもいいから、他のメンバーにベースのモニターを返してくれるかどうかがポイントだと思うんですよね。
あとは、自分へのモニターだけですから、つまりはBASS CUBでイヤモニするもよし、もう少し大きなベースアンプで直接音を聴くもよしと。。。

いつもそんな結論になってしまい、BASS CUBでもいいジャン!となってしまうのですが、欲を言えばイヤモニじゃなくて、直接音をモニターするのもいいな~と前回のリハーサルで思った次第。
本当は、イヤモニだのように直接的な生々しい音でモニターした方が自分のためになるんですよね。
作ってしまった気持ちのいい音を聴きながら演奏しても、あまりいいことはないような気がします。

さて、あとはBASS CUBで重たい音を作っておいて、それをラインで渡すとどうなるかですね。
再考するにしても、一度やってみてからにしよう!

出来ればこのままBASS CUB使いたい(笑)