気にしていると、それが目に入りやすいということはありますけどね。
ボクも部屋に転がしてあるYAMAHAのベースを何気なく弾く時は、これはソファーに座って弾くスタイルが原因かも知れませんが、親指で弾くのが非常に楽で、右手はギターのスリーフィンガーみたいな形で弾いています。
結局、この弾き方ですと右の腕はどんな状況でも、あまり関係ないんですね。
ソファーでデレ~っと座って弾こうが、脇に挟んで弾くくらい持ち上げても、右手の状況は変わりません。
まあ、あまりシビアなピッキングで弾いているとも思えないけど・・・(笑)
人差し指と中指の2本を使うオーソドックスなツーフィンガーは、1曲それで弾き通すみたいなイメージもありますが、スリーフィンガースタイルは常に多様な弾き方になっているので、けっこう面白いことになりそう。。。
昔、フェンダーのフィンガーレストがこの位置

にあった頃は、親指だけで弾くことを前提にしていたんですよね。
これはこれで、親指以外の指をフィンガーレストに掛けてしまうと、1弦から4弦までの距離に親指が柔軟に対応できなくなってしまいます。
もちろん早いフレーズも弾けなくなるんですが、当時はそんなフレーズも弾かなかったし・・・
で、この弾き方ですと、自然と親指はガシ!っと力が入ってしまうことになり、必然的に弦高も高い状態で弾くのがベストになってきます。
って、今だからそんなことを解説していますが、当時は割とそうやって弾く人も多かったし、今みたいにペタンコな弦高ではないのが普通で、弦も質の悪いフラット弦で、1~4弦のバランスが悪くて、そもそもちゃんと鳴らない弦でしたしね。
なので、その親指スタイルでは、強く弾く必要もありました。
今、当時の感覚のままに、ボクらが親指でベースを弾くのは、少し無理があるんだと思います。
今はそれなりのセットアップになっているベースですから、同じ親指でも、それ相応の弾き方にしないと、そもそも楽器が対応していないので。。。
そうすると、スリーフィンガーみたいな弾き方になっちゃう(笑)
けっこう軽いタッチで弾いているのだとは思いますが、これが案外使えそうな気がするんですね。
フレーズの途中で指板へヒットさせて、フレーズ内にスラップ音を混ぜるとか、親指以外に指が余っているので、オカズっぽく音を入れてもいいし、和音も当然アリですよね!
さらに3フィンガーじゃなくて、薬指も加えて4フィンガーでもいいし、まあ自由にやればいいのかなと。。。
最近のスラップって、普通の指弾きの時と音量変えないで弾きますよね。
それが基本らしい・・・
昔のチョッパーしか知らないボクには、ちょっと考えられないようなことだったんですけど、そういうことだったら、そんな練習も兼ねて3フィンガーもアリなんじゃないか!?って。
あんまりピッキングだピッキングだと堅苦しいことを言わずに、こんな弾き方、案外イケるカモ!!
でも、あまりテキト~にやってると、結局、実践では使えないことになって、2フィンガーで弾くことになるんだよね(笑)