通販ショップから表題のメールが届いて、CDが1枚999円なんだって。
BLUE NOTEレーベル、往年のジャズメンが999円か~
大昔から、これらは定番のアルバムばかりで、ボクらにとっては揃えておきたい名盤なんだけど、今となっては999円で売られるんだ。。。
これ持ってないな~とか思いながらリストを見ていたんですけど、ふと、なんか言いえぬ寂しさというか、値段もそうだし・・・
ようするにワゴンセールというか、投売りというか、その程度の値打ちしかないってことだもんね~
日本の著作権の保護期間が時効だからなのか、とか思ってみましたが、よくわかりません。
いずれにしろ、ボクらの聴いていた音楽は、もう古いと・・・
なんだか、999円が少し寂しい気持ちになってしまったのも確かです。
考えてみたら、ボクは最近のアーティストは知らないし、新着アルバムなどは持ってないんだよね。
自分の中の音楽は70年代で止まってしまっているんだと思います。
どんどん新しい音楽に挑戦して、常に先取りしているミュージシャンも、そりゃいるんでしょうけど、ボクは止まっているから、これ以上の音楽的進化はないんだろうな~と。
ボクは先へ行くことよりも、若い頃に聴いていた音楽への憧れが強くて、今になっても自分が当時のレベルにさえ達していないことが、先に行けない原因でもあると思っているんですね。
当時のミュージシャンの域に近づけるだけでも、ボクとしては満足できると思うんです。
技法的な意味での進化だったら、これからも続いていくと思うけど、音楽性であるとか、その人の持っているテクニックって、時代とは関係ないと思うんだよね。
当時の人だって、その技法さえ知っていれば出来た技だったと思っているし、演奏が古いとか新しいとか、上手いかヘタかとか、そういう尺度だけでは測れないと思うんだよね、絶対。