11月24日の記事にもありまして、少し重複いたしますが、スタジオやライブで、周辺の音量によっては、イヤモニの音量をあと少しだけ上げたいと思う時があって・・・

家でBASS CUBのイヤモニをテストしていてわかったんですけど、HEADPHONE端子の音量って、BASS CUBのINPUT LEVELとMASTER VOL双方の音量が反映していたんですね。
ボクは、MASTER VOLだけがHEADPHONEの音量になるんだと、ずっと思っていたんです。
PAに接続した場合の使い方が、そのままイヤモニの音量調整だと思ってました。。。
しかし、本当はINPUT LEVELもイヤモニの音量に関係することがわかりましたから、理屈上、あらかじめPAさんとINPUT LEVELを高めに設定しておけば、自然とイヤモニの音量も上げられるはずだと。
と、こんな感じが、前回の記事内容になります。
それを踏まえて、今回のライブではINPUT LEVELを、いつもだったら9時半くらいで渡していたところを、11時くらいまで上げてお願いしました。
確かにイヤモニの音量が上がった気がします。。。
この場合、MASTER VOLも2時くらいで充分な音量を確保することができました。
しかし・・・
新たな問題が!
強くピッキングすると、イヤモニの音が割れてしまうんです。
普通にピッキングしている分には、ほとんど影響がないと思いましたが、あるいは軽く歪んでいたような気もするし・・・
その音は単にイヤホンの入力キャパを超えたからなのか、あるいはオーバーロード(過負荷)になったアンプ側の歪なのか。。。
イヤモニの音量だけで言えば、普段とそんなに変わらないのに、ピッキングの強弱で音が割れてしまうのは、やっぱりINPUT LEVELが大きかったんじゃないかと・・・
今までのようにINPUT LEVELを9時半くらいで渡していた時って、MASTER VOLは極端な話、MAXまで回しても、イヤモニの音が割れることはありませんでした。
ということは、INPUT LEVELは9時半から10時くらいまでが限界ナンではないか?
ん?・・・ってことは?
偶然にも、今までイヤモニとしてベストな最大音量で鳴らしていたことになります。
で、何となくライブ中にそんなことを感じていたんですが、だからってまさか本番中にINPUT LEVEL下げるわけにもいかないでしょ・・・
むしろ実際はINPUT LEVELを少し上げたくらいなんだから(笑)
まあ、それでも元々のセッティングでモニター出来ないわけではなかったので、このまま使うか、あるいはイヤホンそのものをもっと高入力で能率のいいタイプにするかですね。
ちなみに、イヤモニの音が割れている時に、実際のPAはどうなんだろう、と時々イヤモニを外してみましたが、会場への音には影響なさそうです。。。
ボクは電気系がわからないので、このあたりの理屈もまったく説明がつかず、いろいろやって経験で対処していくという、実に面倒くさいやり方になってしまいます。
損だよな・・・