あいにくの雨予報。。。
このヘタレオヤジはSugi Bassと機材バッグだけで出かけたのでした。
最軽量な装備ですね(笑)・・・傘あるし
天気予報を聞いた昨日からBASS CUBは持ち込むつもりは失せてしまい、明日は現場のアンペグ使うぞ!と。
譜面の新曲書き直し作業も、今日の最終リハーサル後にしたほうがいいな、ということで譜面もそのまま・・・
本日のリハーサルはコーラス隊のkumasanchiさんお二人が欠席となり、スタジオも狭い部屋となりました。
部屋は狭いけど、この部屋には先日使った、いい音のするAmpegのベースアンプが置いてあるんです。
他の部屋のアンペグはあまり使えたものでもないのですが、この際それでもいいや、と思っていたら、このアンペグ使うことができてラッキーでした。。。
こうなったらデカい音出して、タップリと重低音味わうことにします。
さて、今日のリハーサルは7時間。
クリスマスライブでの新曲を仕上げ、当日のセットリストを決めました。
もう、当日までリハーサルがありませんので、出来るだけのことはやっておこう!
と真剣に取り組んでいたものの・・・
後半になると、メンバーにも疲労感が出てきて、集中力に欠ける事態。。。
気持ちで乗り切ろうとしても、身体が付いていかない(笑)
このまま、悪いイメージのまま本番を迎えるのは良くないので、休憩を挟んで新曲のおさらいと、既存曲の気になる部分だけの確認をすることに。
けっこう短期間で集中的にリハーサルやって、しかも1回が長いので、オヤジたちはそろそろ限界に近づいてます。
5年前に、やはりライブに向けて100時間超えのリハーサルをやっていたときにも、最後のリハーサルはそんな感じでした。
ここまでやって、悪いイメージを引きずるのは、かえって良くないので、時間途中ですが、止めたことがあります。
ちょっとそんなところでしょうね。
やるだけのことはやったんだ!という思いはあったと思います。
しかし、それでも当日になると忘れる!というのが、オヤジの常(笑)
もうね、5年もやっていると、既存曲はほとんど大丈夫なんです。
しばらく時間が空いても、ほぼ出来てしまう状態ですので、これまでのボクの主張は少し変更せざるを得ませんね。
コンスタンスにリハーサルを重ねて、クオリティを維持する、もしくは上げていかないと、毎回一からの出発になってしまうじゃないか!
そう思っていましたが、案外そんなことでもなさそうです。。。
それだけだったら、ライブ直前にリハーサルして、音合わせするだけでも良さそうだし、むしろコンスタンスにリハーサルをするのは、新曲を増やして、活性化を図る方向で持って行ったほうが得策だと思います。
たまに新曲が入ると、マンネリ感がなくなりますもんね!
ということで、今回、一連のリハーサルでは新曲が3曲もあったので、オジサンたち、力入ってましたね~
緊張感もあって、いいリハーサルになったんだけど、やっぱり最後は力尽きたと(笑)
話変わって、ちなみに、備え付けのアンペグのベースアンプですが。。。
当初、一列に並んだメンバーの方にスピーカーを向けて、端にいたボクは真右からベース音を受けていました。
真右にベースアンプ、真左に強力ドラムという配置で、ドラムとベース以外何も聴こえないような状況だったんんですけど、音が直撃するので途中から耳が痛くなってきて、このままだと、耳鳴りの危険があるなと思い、ボクも90度方向を変え、真後ろにベースアンプ、目の前にドラムというオカシな向きで座っていました。
ギターのDちゃんも『このアンプのほうがいいよ、芯のある音で』と、久しぶりのデカいベースアンプの音が良かったみたいです。
ほんと、そうなんだよな~
このままの音でライブできればいいんだけど、ベースの場合、実際はそうもいかないんだよね。
箱によっては、というか、たいていのライブハウスだったら、この音量で鳴らしたら、PA切られちゃうよね。
PA切られちゃうとどうなるか・・・
他のメンバーは、ベースアンプが客席に向いているもんだから、音はほとんど聴こえなくなりますよね。
しかもステージモニターにベース音が返ってこないわけだから、聴こえてくるベース音は場内に響いている反響だけ・・・
ドラムも叩きにくいだろうし、PAさんも全体のバランスを取り辛くなってしまいますよね、なにしろ、ドラムとベースがコントロール出来ないんだから。。。
一方、この状態のままステージで自分の好みの音質を作ったら、客席には低域過多で、歯切れの悪い全然違う音が届く場合がほとんど。
結局、ボクら若い頃やっていたように、ベースアンプはカリカリにして、何とか場内の音を収めるようなことになっちゃう。
カリカリにするかどうかはPAさんが調整すればいいことであって、ボクは出来るだけ気に入った音をPAさんに提供して、場内のことはPAさんにお任せするのが『四方八方丸く収まる』んじゃないかと、そんな思いから結果今のようなやり方になっているんです。
あと、軽いから(笑)
まあ、いろんな箱があるから、必ずそうなるものでもないけど、毎回自分のコントロールが違うことになるのも嫌だし、出来不出来に繋がるのも納得いかないわけで。。。
でも、今のやり方だと、箱を選ばないし、毎回同じに出来るんですね。
って、ライブではそんなやり方にしているけど、それはあくまでもライブでのことで、もうそのやり方もマスターした気がするし、スタジオだったらそんなの関係ないから、ズドーンと鳴らすのもいいかなと、今回のリハーサルで思いました。
ベースと機材バッグだけで行けるじゃん!