とりあえず、ブチルゴムとインシュレーターで改善したものの、もう少しかな~というところでした。
今日あらためて聴いてみると、聴き心地もよくなっていて、これはこれで、ある程度までの音量であれば、充分耐えられる音かと思われますが・・・
たしかに、実際問題、家の中であまり音量を上げるわけにもいかないし、むしろゆったりと音楽を楽しむ姿勢に変わってきている年齢でもあります。。。タブン
とか言いながらも、今日、何枚かのレコードやCDを聴いていると、これでは納得できない。。。
やっぱりそんな聴き方をしていないんだよね(笑)
もっと解像度を上げないと、バランス良く聴こえないんです。
ようするに、音域のバランスがとれていると、解像度も良く聴こえるわけで、ちょっと低域がカブれば、カブったあたりの聴こえ方が気に入らない!!
結局、聞き流すということができないんですね。
納得できない音だと、逆にストレスが溜まってしまう気がします。
スタジオモニター的な鳴り方は好みではありませんが、ボクのスピーカーは、もっと朗々と鳴るスピーカーなので、良さが出るような鳴らし方しないと。。。
突き詰めていけば最近使っているプリメインアンプについても問題があるのかも知れませんが、この鳴り方はアンプ以前の問題で、先ずスピーカーのセッティングで基本的な環境を作っておくべきかと・・・
現在、スピーカーはフロアスピーカーに近い状態(床から20センチ)で設置されていて、実はそんな置き方にちょっと憧れていたからなんです。
そのほうが高級そうに見えるでしょ(笑)
ということで、この部屋ではそんなスピーカーの置き方でした、しかし、この音じゃ、そうはいかなくなった。。。
これはもはや、根本的にスピーカーを持ち上げるのが一番手っ取り早い方法です。
床から20センチくらいのところだと、ブチルゴムやインシュレーターでも根本治療にはならなくて、補正程度のチューニングしかできません。
おそらく、倍の40センチくらいまで持ち上げる必要があると思っています。
さて、それをどうやってやるかです。。。
若い頃はブロック置いたりしてましたが、今の部屋にはもう重量物は置きたくないし、と言ってオーディオ用のモノは、なにしろ高価だし・・・
今の台にいろいろ積み上げて、あと20センチ持ち上げるのもスッキリしないので、なにか単体で40センチまで持ち上げたいですよね。
でもなんとなく考えていたら、閃きました!
ほんとに自分でもビックリ、あっ!これか!?って。
なんとそれは、これまで使っていたBASS CUBのアンプベンチ!

高さピッタリ!台座の寸法もちょうどいいんです。
そこで、機材棚からアンプベンチを出して、片側だけ、台を交換してみました。
なにしろ1台しかないもので・・・(汗)

ルックスも、センターのタワーラックにマッチして、いいカンジになるジャン!
オスカー・ピーターソン「We Get Requests(プリーズ・リクエスト)」2曲目、「酒とバラの日々」は、レイブラウンのベースが右側スピーカーから聴こえるので、右側を交換してみます。
アンプベンチは、ちょっとスピーカーを上向きに振るカッコウになるのですが、ソファーに座れば耳の位置としても問題ない高さです。
逆に言えばアオったおかげで平行部分が減って、低域がカブる心配も少なくなります。
で、出てきたその音は、予想外の良さでした!
右側だけ鳴らすと、レイブラウンのベースが、ピッキングタッチまでハッキリ聴こえてきます。
おお、この音です!
ヘンなクセもなく、すごくいいですね、アンプベンチ。
使っているときは感じなかったけど、ものすごく安定感もあってガッシリしているので、木製の台よりも結果的にはいい状態になってるし。。。
BASS CUBには、今後は先日作ったスピーカースタンドしか使わないので、アンプベンチどうしよう、って思っていたんです。
ほんとちょうどよかった!!使い道があって。
早速同じアンプベンチを通販で探し、安値のところへ注文しました。
いやいやビックリ!カッコ良すぎ!