部屋の様子もすっかり変わった翌日の日曜日、まだ少し片付けの済んでいないところもあったけど、待ちきれずに音を浴びることにしました。
腰が痛くて、ソファーに座っていても、じっとしているとジワジワくる状態でしたが、この部屋の状態だと、どんな感じで鳴るのか、それが早く聴きたくて、とにかく鳴らしてみるヨと(笑)
それまでは、机や棚などでスピーカーの前を邪魔するものばかりで、その状態を諦めていたボクは、オフィスチェアに座って聴いていたりしてました。
それが、スピーカーの前に音を遮断するものがなくなり、リスニングポジションもソファーとなって、かなり理想的な環境になりました。
音違うだろうな~・・・
ということで、早速CDを!
レコード聴きたかったんだけど、腰が痛くてレコードプレーヤーを操作するのが、億劫になっております(笑)
それはいずれゆっくり聴くことにして、先ずは操作が簡単なCDから。
こういう場合、リファレンス曲となっているのが
もう40年来のオスカー・ピーターソン「We Get Requests(プリーズ・リクエスト)」2曲目、「酒とバラの日々」

さらにはクインシージョーンズ「Body Heat」から8曲目「Along Came Betty」

この2曲で、だいたい自分のオーディオシステムのバランスがわかります。
ワクワク状態で、イザ聴いてみると・・・
はっ?こんな音?
低域がユルユルじゃん。。。
オイオイ!!
部屋の様子は変わりましたが、オーディオ系は何も触っていないので、もともとこんな音で鳴っていたんでしょう。。。
たまたま聴いていた位置や耳の高さで、ほとんどわかりませんでした。
それが、スピーカーと対峙するような位置で、と言うかマトモな位置で聴くと、低域にまるで締りのないボワンボワンの音になっています。
レイ・ブラウンのベースがボヤけちゃって、こんな音じゃ聴けないぞ!!

せっかく荒井由実の「ミスリム」をゆっくり聴こうかと思っていたのに、それどころじゃなくなりました。
この状態はスピーカーの台に問題があって、もっと硬くて重い台で、あと10センチくらい高さがあれば完璧だと思うけど・・・
ただ、最近は歳のせいか、あんまりガチガチに締まった低域も疲れるんです。
あんまり頑張って聴くことも疲れるんですね、中域が綺麗で上も下も程よく鳴っている状態くらいがいいんです。
クルマだって、若い頃は足回りをガチガチに固めたクルマのほうが好きでしたが、今じゃフニャフニャのほうが好きですもんね(笑)
とは言え、これじゃ話にならないので、急遽ストックしてあるもので音像をコントロールすることにしました。
使ったのは「ブチルゴム」

と「インシュレーター」です。

床と台の間にブチルゴムを敷き、台とスピーカーの間にインシュレーターを挟みました。
こちらは3点支持で。
スピーカーの向きもちょっと変えて、結局高さも少し上がった(笑)
ここで再度リファレンス曲を聴いてみます。
あともう一息かナ~、でも、さっきと全然違いますね。
やはり効果がありました!
解像度も上がっているので、音量をやたら上げなければ、「ミスリム」も綺麗に聴けるはずです。
腰が痛いのに、なんでこんなことやってんだろ、ライブ前日なのに・・・
しかし、今後の課題は台そのものです。
まさか、ブロック使う気はしませんが、もう少し重量のある台であれば、たぶん良くなるはず!
それもまた、楽しみが増えるというもの。
ナンカ探ソっと!