世界一美しいデザインのベース、と言われていたRickenbackerの4000シリーズ。
中でもポール・マッカートニーが使用した4001のベーシックモデル(4001s)が、ボクにとっては憧れのベース。


セミアコの、これぞRickenbacker!というメチャクチャいい音のする4005もありますが

自分が追いかけてきた年数からしても、先ずは4001sが狙い目なのかと・・・
ん?買うつもり?
いえ、そりゃ欲しいですけど・・・高いんです。
と言っても、ボクのSugi Bassの半分位の値段で買える、って最近気付きました。ただしRickenbackerで?という一言を付け加えると、やっぱり高い(笑)
ポール・マッカートニーが使っていなかったら、もともと興味なかったかも知れませんけどね。
で、ボクはまだ一度もRickenbackerのベースを弾いたことがないんです。
Rickenbacker 4001sって、ボクの中では『ボーカル』とセットにしないと絵にならないと、ずっと思っていて、このベースを弾くのであれば、歌わなくてはいけない(笑)
サポートベーシストが譜面見ながら、すごく上の方にRickenbacker 4001sを抱えて、ひたすらベースを弾くって、どう考えてもオカシイでしょ(笑)
だいたい、そんな多用途に使えるベースではないと思うし。。。
と、この歳でRickenbacker 4001sはもうオソイっしょ!って、理屈と気持ちのバランスがとれないまま、今に至っております・・・(笑)
さて、話が変わりますが、ビージーズのロビンが亡くなりました。
ボクは急にビージーズが聴きたくなって、部屋でレコードを探しましたが、何故だか、ありませんでした。
CDは持っていなかったので、じゃあと言うことで、さっそく手に入れることにしました。
このベスト盤CDを探すについては、いや~参ったな~・・・
HMVでもTOWER RECORDでもベスト盤のCDは、それはもう、たくさんの種類があって、当然、ヒット曲ばかりが収められているわけなんですけど。
でも、必ず1曲か2曲、抜けているんですよ!!
これ1枚でヒット曲すべて聴ける!というCDが見つからないという、まったくアコギな商売してるな~と。
その抜けている曲のために別なベスト盤を買え!ってことでしょ?、でも逆にバッティングする曲もたくさん出てくるわけで、使い勝手が悪いんだよね。
それでも、一生懸命探したら、ボクの聴きたい曲が全部収められているCDが、やっとありました。
2枚組だった・・・
ビージーズって、当時よく聴いていたのですが、いわゆる『オーディオ』で聴いた記憶がなくて、当時の安いステレオで聴いた記憶しかないんですね。
今のウチのステレオで聴いたら、どんなだろう、って期待もあったので、早速聴いてみたら、モーリス・ギブのRickenbackerがいい音してるんです!!
音そのもののイメージは同じでしたが、よりRickenbackerらしい音がわかりました。
ビージーズ聴いていたら、一気にRickenbacker熱が上がっちゃって(笑)
すみません、やっと話が戻りました・・・
で、本題はこれからなんです。。。
Rickenbacker 4001sはリイシューモデルがずい分前から存在していて、V63というモデルが、しばらくありました。


しかし、このモデルは、一見当時のルックスに似ていますが、リアピックアップのホースシューはダミーだし、何と言ってもヘッドの形や大きさ、Rickenbackerロゴの入った特徴的なロッドカバーあたりの細工が全然違うんです。
似ているけど、全然違うじゃん!という思いもあって、幸いにも?欲しいとはおもいませんでした。
その次に出たのがC64と言うモデルで、10年位前でしょうね。

これはホースシューピックアップを採用して64年当時のモデルを復刻したものでした。
しかし、このモデルは復刻というよりも、ポールマッカートニーモデルとしての復刻ですね。
なぜなら、右利き用なのに、ヘッドがリバースになっています。。。

まあ、ポールファンにはたまらないモデルかも知れませんが、右利き用でリバースヘッドって、何か解釈を間違えているとしか思えません。
(実は、当時このモデル予約しました・・・でも買わなかった)
いわゆるRikenbacker 4001sファンにとっては、リバースヘッドを普通に戻してくれ!という思いだったのでしょう、苦情も多かったようですね。
ということはありますが、ボクが予約までしたのは、ヘッドの形、ブッシュの大きさ、ペグポストの配置など、最初のV63のヘッドと全然違うことがおわかりいただけると思いますが、やっとこの段階で購買意欲が出てきたからなんです。
ほぼ当時と同じだ!って。
リバースですが、このヘッドは大好きです。
余談ですが、ボクのSugi Bassのヘッドも、なんかRickenbackerのイメージがあって、いいヘッドだと思ってます(笑)

そこで、次に出たのが1999モデル。


やっと、4001sになりました(笑)
ここで、ノンリバースのヘッドに戻したわけなんですが、この1999モデルは、ファイアーグローという、当時ポールがリッケンバッカー社から贈られた赤いサンバーストの1種類しかありません。
潔いです!!
ポールが後年、ファイアーグローであった4001sの塗装を剥がして、ナチュラル仕様にしたことは有名ですが、ボクにとって4001sはファイアーグローでなければいけません。
1999これだったら、迷うことはありませんね。
Rickenbakerか~
いつか、買ってやる!!(笑)