どうやら春から活動を開始しそうなYONBO with DF Orchestraですが、そうは言っても、ボクとしてはこちらで活動するのは昨年1月以来のこと。。。
当然のことながら、1年以上譜面を見る訳でも曲を聴く訳でもなく、先週はそろそろヤバイかな、と思ってこのバンドの多量の譜面ストックを出してみたんです。
『・・・』
憶えてない(笑)
曲そのものは、さすがに忘れていませんが、ベースパートについては、勘所がサッパリわからなくなっていましたね。
あれだけリハーサルをやっていたのに、1年経つと忘れるんだな~
身についてないと・・・(笑)ダヨネ!
なので、譜面見ながらベース弾いても、『ここ、どうすんだっけ・・・』みたいなヵ所ばかりで、自己練習にもなりません。
そうだDVD観るか。。。 。。。
YONBO with DF Orchestraでのライブ模様をDVDに収めたものがウチにかなり溜まっておりまして、メンバーのkumasanchiさんがほとんど収録したものです。
ボクは予てから『DVDには残さないでくれ!』と言っていまして、その気持ちがおわかりのプレーヤーの方は大勢いらっしゃると思いますが、キッチリとレコーディングしたような音源ならともかく、ライブでの映像ですからね・・・
残ってしまう、ということが嫌なんです(笑)
ライブなんだから、ライブならではの勢いってものがあるし、当然ミスすることもあるわけで、だけど音楽って一瞬一瞬の積み重ねなワケでしょ。
過ぎてしまえば笑い話で済ませて、その場で終わるはずなのに、DVDなんかで残っていると、いつまでも引き摺るワケですよ!
ですが・・・
頂けるものは、ありがたく頂戴しております(笑)
DVDを頂いても、ほとんど観ることはありませんが、今回は状況が状況なので、DVD観て勉強することにしました。
新たな気持ちで既成曲を見直してもいいな~とも思っていますので、そんなことも踏まえながらではありますが、自分のベースを自分で聴いて勉強するって、何だかヘンだよね・・・でもこの際仕方がない・・・(汗)
DVDも自分のベースがよく聴こえるモノを探しました。
でもこれがなかなか、なかったんです。。。
ちょっと話が飛びますが、ライブハウスなどでライブの模様をDVDに録画してくれたりしますよね。
こういう場合、映像はともかく、音声はPA卓からダイレクトに落とし込まれている、そんなやり方で録ったDVDは、音のバランスがメチャクチャになっているケースが多いので、要注意です。
この原因は簡単なことで、もちろん会場によってですけど、ドラムは生音だったり、ベースはドラムに合わせた音量で鳴らしたりすると、PA側ではドラムやベースの音をほとんど拾わないで、会場の音バランスを作ってしまう場合があります。
それはもう、仕方のないことなんですが・・・
でも、そのままPA卓のバランスだけで出力したら、当然ベースもドラムもほとんど聴こえてこないことになりますもんね。
で、昨年ボクが機材の小型軽量化に踏み切ったのは、重い物を運びたくないことが最大要因ではありましたが、もう一つ、PA卓の音バランスを解決したいこともありました。
先ほどのPAバランスって、要するに、ステージ上でのベース音が大きすぎるということでしょ?
この場合、PAさんは場内のベース音については、会場に合わせた音質調整はもちろん、ベースについては一切コントロールできないことになります。
ということは、プレーヤー自身がベースアンプだけで場内に響いている音まで考えて音質を調整しなくてはいけません。
それじゃ、自分で本来出したい音があるのに、それが出来なくなったり、むやみに低域を下げたりして、思った演奏が出来なくなってきますよね。
PAが要らないくらいの音量を出すから、そうなるんです。
ステージではダイレクトモニターとして自分だけが直接確認できれば、あとはPAモニターから他のメンバーへ、ベース音を返してもらえばいいんじゃないかと、今はそんな方向の考えでいます。
先ずステージ上の自分の音は納得できる音質を作っておくべきで、会場のバランスはPAさんが作るものだと思います。
であれば、自分がモニターさえできればベースアンプは小さくてもいいんです、。
実際、昨年のライブでは編成の違いはあれ、その方式でかなり効果を上げていますので、基本的なやり方は間違えていないと思っています。
自分の耳の傍で自分の気に入った音が聴こえ、基本その音質のまま、ラインアウトで会場にはPAさんがバランスをとりながら流すと。
話が長くなりましたが、そんなことでバランスのとれたDVDを探してみましたが、ほとんどないことがわかりました。。。
それでも、まったく聴こえないわけじゃないので、少しマシなDVDを観ながらでも、感覚を戻そうかと思っています。
しかし、その前に自分の下手さ加減もわかってしまって、凹みました。。。