先日、羽生でリハーサルがあって、帰りに12弦ギターをもらって帰ったんです。
ネックが順反りではありましたが、まあロッド調整すれば直るだろう、と思いながら、喜んで帰ったわけなんですけど・・・
ロッド調整と言えば、こういうときに便利な『カポ』付けて弦を緩めました。
普通弦を緩めると、ネックは弦のテンションから解放されて、少しは戻ろうとするものです。
しかし、まったく反り方に変化がなく、ロッドを締めても何の変化もない・・・
このネックは尋常な反りじゃありません!
ムム!これは相当キテるぞ。
翌日、ボクは意を決して、材料を揃えにホームセンターに行きました。
ブログでお世話になっているAGかるだもんさん秘伝の方法を、ボクもやってみようと思ったんです。
材料はクランプと木片、そして鉄骨。。。
鉄骨はボクのオーディオラックの骨組みに使用しているL型の重量鉄骨が余っていましたので、それをさらに重ねて使います。
あとはホームセンターでクランプと木片を買ってきて、ヤルだけ!!
木片って、ありそうで家の中には案外無いんです。
これも仕方ないのでホームセンターで『袋詰め放題199円』にチャレンジして、本当は木切れ3片しか必要ないのに、山のような木片を買ってしまいました・・・
さて、準備が整ったところで
AGかるだもんさんがされている通り、ネックの指板両端に木片を置き、その上に鉄骨を敷く。
反りの激しい14~5フレットあたりにクランプを咬ませたいんですが、ネックサドルが邪魔しているので、ギリギリのところに取り付け、締めていきます。
おお!!すごい力です。
あれだけ強力な順反りで、弦を張っても緩めても同じ状態だったのに、クランプで力任せに逆反りにさせた、という感じ(笑)
様子が心配だったので、1時間ほどでネックの状態を確認しました。
しかし、以前とまったく同じ状態。
そこで、もう一度。
今度は5時間経過しました。
オッ!?少しまっすぐになっています!!
ん~これは一晩置いておくか・・・
と、長年の勘に基づいて。。。って初めてダロが!!(笑)
AGかるだもんさんのブログにありました。
長年かけて反ってきたネックですから、戻すのにも時間がかかる、と。
さて続きは次回。
なんで写真がないのかと言いますと、カメラのSDカードを娘に渡したままだったんです(汗)
しかし、写真間にあうか!?
ここから追加で画像を載せます。
使った材料はこれだけです・・・(って、AGかるだもんさんからのパクリ(汗))

そして記事にあったように、木片を指板の両端に置き、鉄骨を置いてクランプで締め上げるんです。

ネックが逆に反っているのが確認できますでしょうか・・・

なお、現時点で一旦クランプを外し、ネックの確認をしたところ、ほぼ真っ直ぐなネックになりましたが、12弦のテンションを考えるとボクとしてはもう少しだけ逆反りにしておきたいところです。
したがいまして、再度クランプを取り付け一晩置いておこうと思います。
明日には、弦やいろいろなものが到着しますので、明日が楽しみ!!