先日、国立のライブで使ったSugi Bassは、よくわからないベースアンプだったにも係わらず、すごくいい音が出て、さすがはメインベース!とあらためてSugi Bassの存在感を確認したところでした。
George L’sかBELDENか、みたいなこともありましたが、所詮シールドでの音の変化なので、僅かに音の差はあるけど根本的にはSugi Bassの鳴りがいい、ということに尽きると思います。
ライブ中にも、自分が思っている以上のヌケのいい音が表れたりして、(腕はとにかく)自分の音を味わいながら弾くことが出来て、気持ちのいいものでした。
最近そんなことが多くなりました。
自分の音が思った以上に良かったりすること。
でも、ふと思ったんです。
やっぱりエレキベースだしな。。。
と思ってしまうことがあります。
以前のブログ記事にも書きましたが、エレキベースの音って、やっぱりエレキベース本体の力によるところが大きいと思うんですよ。
アコベを弾いていると、時々そう思うんですね、エレキベースは本体の力、アコベは弾く人の力、みたいなことを感じたりします。
なので、たまにSugi Bass使ったりすると、苦もなくいい音で鳴ってくれる印象なんじゃないかと。
そういう意味では、アコベを弾くことって、エレキベース弾く際にも絶対損のないことだと思ったんですけど。。。
さて話は変わりますが、先日『音星』さんとご一緒に国立でライブに出ました。
この時の出演者は3組。
ライブの状況によっては、セッティングも侭ならず、自分はベースとシールド1本を持ってステージに上がり、繋いだらすぐに演奏開始、みたいな状況もあるんですね。
チューナーを繋いでいる時間も、電源もないわけです(笑)
あらかじめスタート前に電池式の別なチューナーでチューニングして、あとはライブが終わるまでチューニングしない(出来ない!)。
単独ライブの場合は、時間も充分にあるし、自分の場所というものがあるので、念入りにセッティングもできる環境にあります。
その場所が、自分だけの占有となるかならないか、そこが機材セッティングをどうするかの判断をする分かれ道です。
ずっとこれまでライブと言えば、ボクは単独ライブしか経験したことがなく、自分の中で機材のこととか、セッティングのことを自分だけの都合で考えられたわけですけど、最近はそうではないライブも経験してきて、だんだんそのコツもわかってきました。
逆に言えば、複数グループが出演するライブでも自分の音を出す、ということがいかに難しいことかわかりました。
そんなときに、信頼できるベースがある、というのは強みになると思います。
今回のライブで一番感じたことはそこでした。
だし、その環境でライブが出来る人たちってスゴイ!!